JR西日本の大阪近郊区間では、以下の路線・列車で女性専用車両が設定されています。

大阪環状線・JRゆめ咲線普通 (201系、323系)

JR京都線・JR神戸線普通  
学研都市線・JR東西線全列車
JR宝塚線普通・快速(一部) (207系、321系)

大和路線・おおさか東線普通  (201系)

阪和線普通(一部)      (225系6両編成のみ)


女性専用車両の設定されている車両の大半はロングシート車ですが、阪和線の225系のみ転換クロスシートで異彩を放っています。

JR西日本の女性専用車両は、平日・土休日の全日にわたる設定となっています。他の関西私鉄や地下鉄では平日のラッシュ時のみというところが多いが、JRで土曜・休日も女性専用車両が設定されているとは知りませんでした。実は、ある休日、JR京都線の普通で、女性専用車両の設定される号車に乗車してしまい、面食らいました。休日なので女性専用車両の設定は解除されているものかと思っていましたが、その車両には男性は他に誰も乗っていなくて戸惑いました。今後、気をつけるようにしましょう。


BJハンドブックシリーズV101「京阪バス」が今月下旬発売の予定です。
京阪バスのほか、京都京阪バス・京阪京都交通の車両たちが掲載されます。

http://www.bus-japan.com/p03.html
 


田井      → 久御山田井

日産車体前   → 日産自動車大学校前

緑ヶ原口    → 宇治税務署前、大久保西、ほか

西町      → 西町公園

下町(宇治田原町) → 郷之口下町

役場南     → 宇治田原町役場口

大宮道     → 荒木

東芦原     → リハビリ病院前、梅林園前、ほか

小倉      → 宇治川病院、小倉中央、ほか

三軒家     → 槇島、京都福祉専門学校、ほか

幼稚園前(宇治市木幡) → 大谷幼稚園

御蔵山     → 御蔵山小学校

頼政道     → 平尾台1丁目

石田(京阪バス含む)  → 石田中央



大塚     → 大塚中央

北大塚    →  大塚町5丁目

南辻子    → 辻子一丁目

辻子     → 松川町

市役所前(高槻市) → 高槻市役所北

西切     → 唐崎西1丁目

阪急茨木東口 → 中津町北

北公園前(枚方市) → 伊加賀スポーツセンター


「北大塚」は高槻市営バスに同じ「北大塚」バス停があるが、場所が離れているので、別の名前にしたほうがよいように思います。「阪急茨木東口」(茨木行きおりば専用)も阪急茨木市駅から少し距離があり、また阪急茨木市駅の東口ロータリーから阪急バス柱本線が発着しているので、これも別の名称にするほうがよいかもしれません。


東京-大阪間を結ぶ昼間高速バス。

東京・大阪間の移動といえば、新幹線や航空機のほか、普通列車乗り継ぎ(「青春18きっぷ」使用)、高速バスほか、いろんな交通手段があります。高速バスは新幹線(<のぞみ>)の4倍程度の所要時間ですが、意外にゆったり快適でなかなかの好評のようです。

東京・大阪間の高速バスには、東名道経由のほか中央道経由もあります。特に中央道経由は風光明媚な山岳区間を走行するため、人気があります。その中央道経由の昼の便(昼特急)が今月廃止になるというのです。中央道昼特急は西日本JRバスとJRバス関東の共同運行となっています。

人気があるのに廃止される理由の一つに、中央道経由は渋滞の影響緩和が難しいことが指摘されています。特に東京方面行きの上り便は、小仏トンネル(東京都・神奈川県境)付近で午後に渋滞が発生しやすく、運行上のネックになっていると言います。

なお、中央道経由の夜行便は今後も運行継続です。

東京~大阪のんびり9時間 まもなく廃止のJRバス「中央道昼特急」に乗車 車窓がイイ!!
https://trafficnews.jp/post/85872

 


P3180049a

宝塚(阪急、JR)には阪急バスのほか、阪神バスも乗り入れています。 
阪急バスは五月台・西宮名塩・山口・有馬方面の宝塚・西宮市の山間部路線が中心なのに対して、阪神バスは尼崎・甲子園など阪神沿線と結ぶ、平野部の都市間路線主体という住み分けがなされています。阪神電車の乗り入れていない宝塚で阪神バスとは意外ですが、これには歴史的経緯が絡んでいます。今回紹介する尼崎-宝塚系統は、その重要な歴史的意味が含まれる一つの路線系統です。

尼崎宝塚線は阪神尼崎(南口)からの発車です。北口のりばからは、阪神バス尼崎市内線(旧・尼崎市営バス)と阪急バス尼崎線(伊丹・川西方面)が発着しています。阪神尼崎を出発すると、阪神電車の下を潜り、「玉江橋」交差点で左折、国道2号線に入ったところに「阪神尼崎駅北」バス停。そのまま西(神戸方面)へ進路を取り、「大庄北5丁目東」交差点前後に「尼崎浜田車庫前」。文字通り阪神バスの営業所前で、乗務員交代が行われます。もう少し西へ進んで、「西大島」交差点で県道42号(尼崎宝塚線)に右折、北方向に進路を転じます。

r42は、阪神電鉄系列の宝塚尼崎電鉄が建設していた尼崎-宝塚の鉄道に由来するもの。すなわち、鉄道の路盤は完成するものの、尼崎市内乗り入れ問題で鉄道乗り入れは挫折。代わりにバス専用道として利用されるが、戦時中に兵庫県に買収され、県道となったのが経緯です。似たような鉄道未成線として阪急伊丹線(塚口-伊丹)延長があり、こちらも宝塚までの延伸を計画していたが、やはり頓挫に終わりました。

バスは「武庫之荘駅西口」(阪急神戸線乗り換え)などを経て「時友」を過ぎると、伊丹市に入り、運賃が変わります(「時友」までは尼崎特区区間)。伊丹市内には兵庫県下の非政令都市で唯一となった公営の伊丹市営バスが縦横に路線を張り巡らしており、阪神バス宝塚線も伊丹市営と競合します。

やがて宝塚市に入り、中国道宝塚ICを過ぎたところでR176バイパスに合流、「歌劇場前」バス停に着くと宝塚に来たと実感されます。手塚治虫記念館・宝塚音楽学校へは「歌劇場前」バス停下車が便利です。宝塚ファミリーランド跡を通りがかり、阪急宝塚線をアンダークロスすると、終点・宝塚に到着。

尼崎-宝塚間の運賃は220円で安いです。阪神バスは基本的に均一220円の運賃となっています(尼崎・神戸・大阪特区は210円)。


京阪京都交通の京都駅(八条口)~美山町直行バス。

美山直行バスは観光シーズンに毎日運行、今シーズン(2019年春季)の運行期間は4月6日~6月30日となっています。予約優先制ですが、当日でも空席があれば乗車可能です。所要時間100分、運賃は片道1,800円。

美山直行バスの運行経路は、

京都駅八条口~(上鳥羽IC)~(久御山JCT)~(園部IC)~美山町

で、阪神高速京都線・京都縦貫道を経由、南丹市園部から京都r19・神楽坂TNを抜け、美山町に入ります。

京都市~美山町間のルートといえば、高雄・京北経由の国道162号(周山街道)という人も多いでしょう。かつて国鉄・JRバスが京都駅~美山町(鶴ヶ岡)をR162経由でロングラン運行していました。現在も京都-周山間(京都京北線)が存続しています。 本数は少ないが、周山で南丹市営バスに乗り継いで美山町(安掛、宮脇方面)まで行くことも可能です。

京阪京都交通の美山直行バスが洛南地域を周るのはやや遠回りで意外な感じもするが、高速道を走行するためR162経由よりも所要時間は短くて快適ということでしょう(R162経由だと、京都市街地および高雄付近の渋滞に巻き込まれる可能性がある)。園部町と美山町を結ぶ府道も改良され、高速道整備と合わせて、京阪神各方面から美山への観光・ドライブが便利になったものです。


昨年から幌・幌枠を付けていた京阪13002F(13002号)と13003F(13053号)ですが、外されました。

13002Fと13003F(いずれも4連)の2本をつないだ8両編成の営業運転が実現するのか注目されていましたが、結局実現しませんでした。 13003F+13002Fの8連は、2012年納車後の試運転時に現われたが、幌・幌枠はすぐ取り外され、専ら4連で活躍。

13000系の8連は、7連口(13021F~13027F)を組み替え、7連1編成に他編成の中間車を挟む方式が定着しています。今後もこの方式で行くことでしょう。

DSCN4194

DSCN4857

幌・枠付きのだった13053号と13002号
厳つい表情ですね


近鉄バスの一般路線は、大阪府・京都府の近鉄沿線を中心とするエリアをカバー。 大阪府下では、四條畷市~東大阪・八尾~富田林市の中河内・南河内地域に加え、近鉄沿線とは離れた北摂の茨木・摂津市にも離れ孤島的に路線網を有します。京都府内においては、かつては京都駅~奈良を結ぶ長距離路線もあったが、今は伏見区の向島ニュータウンを中心とする、ごく限られたエリアのみとなっています(ほかに京都市バス洛西営業所管内路線を委託管轄しているが)。昔は奈良県内に奈良営業所を設置(1998年廃止)、前述の京都奈良線および阪奈生駒線(梅田-奈良)していました。奈良県に乗り入れる路線としては、四条畷~高山(生駒市)、大阪阿部野橋~天理といったユニークな路線もあったが、全廃。

現在、奈良県に跨る近鉄バスの一般路線はどれだけ残っているのでしょうか? 調べてみましたが、該当する路線は、

【50】高安山~信貴山門

のみしかありません。阪奈生駒線の残滓と言うべき【16】<住道駅前~生駒登山口>が少しだけ奈良県生駒市に乗り入れているかと思いきや、大阪府下(大東市)で完結しています。かつては阪奈道路経由で梅田・京橋と近鉄奈良を結ぶ長距離路線もあったが、現在は梅田乗り入れさえも撤退(休止)するという状況です。

大阪阿部野橋~天理系統は西名阪経由で、末期は中型車HRが西名阪を疾走していたそうです。後年の高速バス大阪伊賀線運行(近鉄・三交共同運行)の布石になったとも言えるが、これも軒並み本数が減らされました(平日は運休)。


阪急電車の石橋駅(池田市)が今年秋、「石橋阪大前」と改称する方向で地元との協議が進んでいます。

石橋駅は大阪大学豊中キャンパスへの最寄駅。石橋駅前には賑やかな商店街が連なります。

石橋駅は宝塚本線と箕面線との分岐駅。駅名改称後の箕面線の行先表示がどのようになるのかも、気になるところですね。

「阪大」が付く駅名には、

阪大病院前(大阪モノレール、吹田キャンパス)
箕面船場阪大前(北大阪急行 2023年開業予定、箕面キャンパス)

があり、「石橋阪大前」と合わせて3つの駅名が存在することになる予定です。

阪急石橋駅「石橋阪大前へ」 109年の駅名変更(産経新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000511-san-soci



↑このページのトップヘ