JR北海道の花咲線(根室本線釧路-根室間)。

「単独では維持困難」な路線の一つであるが、存続に向けて、通常1両の列車を2両にする試験運行が8月1日に始まりました。費用は根室市の負担とのことで、9月27日までの土日・祝日を中心に1日2往復する予定だそうです。

新型コロナ感染の全国的再拡大の中、公共交通・観光地を含めどこの業種も赤字で阿鼻叫喚。そんな中、「3蜜を避けられる」ことを打ち出して、ローカル線の列車編成増強により利用促進を図るという取り組みは、地味ではあるが面白いと思いました。この実験が功を奏して、鉄道輸送に対する信頼感・安心感を見直すきっかけになれば良いですね。地元だけの負担では限界があるだろうから、国がもっと積極的に支援すべきでしょう。


「3蜜避けられます」 JR花咲線 2両編成の列車運行開始(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/446236







 


国鉄時代末期~JR初期、相模線電化前の気動車について。

相模線は神奈川県の茅ヶ崎と橋本(相模原市緑区)を結ぶ路線。東京都心から50km圏内に含まれ、東海道本線と横浜線を結ぶ路線にもかかわらず、八高線と並んで東京近郊区間の外縁部ということもあり、国鉄時代は非電化のままでした。

相模線の気動車といえば、1970年代まではキハ10系が多かったと思いますが、80年代以降は草津・桜井・和歌山線電化等で余剰となるキハ35系に置き換えられました。もともと茅ヶ崎気動車区(南チサ)が運用担当していたが、80年代の一時期、東京西局の八王子機関区(西ハチ)に移管。

八王子区の気動車は、もともと北側の八高線・川越線用だったようですが、なぜか相模線用に転用されたそうです。相模線へは横浜線経由で橋本まで回送運転で送り込まれました。八高線・川越線用の気動車は群馬県の高崎区(高タカ)に移管され、こちらもキハ35系が主力だったものの、足尾線(→わたらせ渓谷鉄道)と共通運用を組むため、時折キハ40も東京都内の八王子に姿を見せていたようです。

しかし、1985年川越線の電化開業となり、国鉄からJRへの移行に対応した合理化のため、相模線の気動車は東京南局の茅ヶ崎区に再移管。合わせて、首都圏色(タラコ色)から白と青を基調とする相模線カラーに塗装を変更。以降、1991年の電化までそのまま推移します。

電化後は205系500番台を新製投入。山手線など他の路線用の205系と仕様が異なり、車体断面は一回り小さくなっています。首都圏各線から205系が消滅寸前の今もなお、相模線の205系は健在です。


城陽市内の京阪シティバス路線(城陽さんさんバス)を一つ紹介したいと思います。

【520】【525】号経路・「鴻ノ巣山運行公園近鉄寺田線」。

運行経路・主な停留所は、

近鉄寺田~文化パルク城陽~【国道24号】~保健センター前~寺田南小学校~城陽郵便局~城陽市役所~JR城陽~城陽中学校~友ヶ丘~宮ノ谷~(サンガタウン城陽)~東宮ノ谷~鴻ノ巣山公園~プラムイン城陽

で、城陽市北部地区を東西に結ぶ一つの路線系統です。近鉄寺田駅・JR城陽駅を通り、城陽市内の主要公共施設・市役所、および東部丘陵地帯のスポーツ施設・公園・宿泊施設(サンガタウン城陽、鴻ノ巣山公園、プラムイン城陽ほか)を結んでいるのが特徴ですね。

運行ダイヤは毎時2本(8~19時台、【520】【525】号・各1本)、【525】号はサンガタウン城陽経由です。平日・土・休日とも30分間隔なので比較的利用しやすいですね。このほか朝1本のみ【521】号・<JR城陽~プムイン城陽>もあります。運用車両は小型バス2ドア型(赤い車両)が充当されます。

運賃は全線150円です。

JR城陽駅で、城陽さんさんバス「プラムイン城陽長池線」(【580】号経路、緑の車両)に無料で乗り継ぐことも可能です。「赤いきつね」に対する「緑のたぬき」ですね(笑)



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大阪市鶴見区の焼野(やけの)バス停(焼野1丁目)。

大阪府道2号【中央環状線】・旧道上に設置。大阪シティバス【46】系統・<天満橋~焼野>と京阪バス【19】号経路・<京阪守口市駅~鶴見緑地>が発着します。守口市との境界付近であり、シティバス【46】系統はここが終点で折り返すため、バス回転場と併設されています。

バス停の西側は浜5丁目という町名で、鶴見緑地(鶴見新山、日本庭園、ふるさとの森などのあるエリア)と隣接。なぜ、ここに「浜」という町名があるのか、気になりますね。

京阪バス(寝屋川営業所)はもとより、シティバス【46】系統も守口営業所担当のため、焼野に乗り入れるバスは、両社とも「大阪ナンバー」です。


建て替え中の平和堂石山店(大津市)が2020年11月中旬に開業する予定です。

平和堂石山店は平和堂4番目の店舗として1970年9月開業の老舗店舗(5階建て)、デパートのような風格を感じられる姿でした。1970年代当時、地方都市の総合スーパーといえば、デパート(百貨店)と同格のランドマークというべき存在で、よそゆき感のある「特別な空間」だったようです。石山店の5階には当時流行のボウリング場もあったみたいですね。

しかし、建物老朽化や耐震などへの対応から建て替えが必要となり、2018年8月閉店。その後、近隣で仮設店舗として営業を続けてきましたが、2020年8月16日に閉店する予定です。11月開業の新店舗「平和堂石山」オープンに向けた最終準備のためとのこと。新店舗は4階建てで旧店舗に比べて売り場面積は縮小するが、総合スーパー(GMS)形態を維持。平和堂直営の食料品・生活関連品・衣料品を中心に、眼鏡店、100円均一、飲食店の専門店で構成するようです。

建て替え後の店舗名がそのまま「平和堂石山」とは意外でした。近年の平和堂の新店舗あるいは建て替え店舗は、食料品中心の「フレンドマート」「フレンドタウン」と称して出店する例が多いので。10年ほど前までは、GMS形態として「アルプラザ」での新規出店もしばしば見られたが。今回の例だと「アルプラザ石山」でも良いのではと思いましたが、旧店舗と同じ「平和堂」の名前をそのまま掲げるのは、近年では稀な建て替えケースでびっくりでした(仮に「アルプラザ」とするなら、「アルプラザ堅田」以来となる)。地元民には、長年慣れ親しんだ「平和堂石山」のほうが愛着があるでしょう。

仮設店舗閉店から新店舗開店までの間、最寄の平和堂「フレンドタウン瀬田川」までの無料買い物バスを運行するとのことです。


平和堂/滋賀県大津市「石山店仮設店舗」閉店、新店舗は11月オープン(流通ニュース)
https://www.ryutsuu.biz/store/m072120.html



以前、大阪・神戸間バス乗り継ぎルートについての記事
http://katanogawara.blog.jp/archives/24628533.html
を投稿させていただきましたが、2020年7月阪急バス加島線の廃止に伴い、見直しの必要が生じました。

阪急バス加島線の代わりに使える路線系統として、大阪シティバス【97】系統<大阪駅前~加島駅前>が挙げられます。加島西バス停下車、神崎川を渡って西川(尼崎市)まで徒歩15分ほどで乗り継ぐことになるが、この路線系統を使う以下のルート

【大阪駅前】~(大阪シティバス97系統)~【加島西】~(徒歩)~【西川】~(阪神バス23系統)~【阪神尼崎】/【阪神尼崎(南口)】~(阪神バス尼崎芦屋線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】

が一番容易いでしょう。

やや難易度は高いが、

【大阪駅前】~(大阪シティバス92系統)~【佃】~(国道2号線徒歩)~【阪神杭瀬駅北】~(阪神バス野田甲子園線)~【阪神甲子園】~(阪神バス西宮尼崎線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】

も面白いでしょう。

大阪駅~阪神尼崎間のルートとしては、

【大阪駅前】~(大阪シティバス41系統 or 69系統)~【榎木橋】~(徒歩)~【芳野町(吹田市)】~(阪急バス24系統)~【阪急園田】~(阪神バス23系統)~【阪神尼崎】

などの迂回ルートも可能です。

宝塚・有馬温泉を回って神戸三宮まで乗り継ぐルートも存在するが、機会を改めてレポートすることにしたいと思います。


近鉄バス大阪教育大線(柏原市)について紹介したいと思います。

大阪教育大線は今やほぼ柏原市内唯一の一般路線バスと言っていいでしょう(ほかには市営コミュニティバス「きらめき号」が市内各地を隈なく複雑なルートで巡回、土曜・休日等は運休)。

かつて、河内国分駅前から藤井寺・河内松原を経て堺市まで行くバス、また反対方向に国道25号線を走って奈良県の王寺と結ぶバスも存在したが、軒並み撤退。 

教育大線は、近鉄大阪教育大前駅と教育大柏原キャンパスを結ぶたった1駅だけの短い路線。教育大前駅を起点にキャンパスを通って戻る循環型路線です。月曜~金曜のみの運行です。最終の1便のみ、河内国分駅前まで行きます(→現在ではこれが河内国分に乗り入れる唯一の一般路線バス?!)。



1990年代初頭のJR草津駅前のバスなどついて、思いつくままに書いてみました。

草津駅前(東口)には、近江鉄道・帝産湖南交通のほか、滋賀交通のバスも発着していました。現在、滋賀交通の草津乗り入れは撤退。 また、1980年ごろまでは、国道1号線(東海道)経由で土山・鈴鹿峠から亀山に行く国鉄バス(亀草本線)、そして国鉄・滋賀交・三重交の共同運行で御所在山・湯ノ山温泉まで行く長距離特急バスもあったようですね。

さて、1990年代初期当時の草津駅前ですが、近江鉄道と帝産湖南交通のシェアが大きく、滋賀交通はマイナーな存在でした。

滋賀交通は国道1号線を走らせて石部・水口方面を結んでいました。車両は1960~70年代初期の古い車両ばかり(バス窓の三菱ふそうMR520、もちろん非冷房!)で、滋賀交通のりばは20年前にタイムスリップしたかのような異次元の世界で、2世代前のバスはインパクト強烈でした。比較的新しい車両としては、路線・観光兼用のMAR470(元は湯ノ山温泉特急用に投入されたものらしい)、そして某公営バス発注流れと噂されるブルドック(K-MP118)が2台ほどでした。

近江鉄道バスは富士重(日産ディーゼル)が多数を占めるが、1990年代初期までは三菱ふそう車も比較的多く、路線・観光兼用のMAR470やブルドックなどの姿もありました(さらに昔だと、西工カマボコ+日野というこれまた希少種の車両もいたようだ)。

帝産湖南交通は三菱車オンリーで、呉羽車体が大半を占めていました。1991年ごろまでは非冷房車MR470が活躍していたが、エアロスターKなどに置き換えられました。

西口に乗り入れるバスは近江鉄道のみで、東口のほうが賑やかです。

* * * *

草津駅東口は、エルティ932や平和堂のほか、1997年に近鉄百貨店草津店が開店。京都や枚方の近鉄百貨店が軒並み閉店する中、草津店は今も健在です(草津の近鉄百貨店は元は四日市・名古屋を拠点とする中部近鉄百貨店だった)。西口にはアルプラザ草津・ディオワールドの大型商業施設があります(その隣には、アヤハディオ系列?の綾羽高校も)。

草津駅は関西では数少なくなった公式の駅弁販売駅。近江牛の駅弁が主力だが、「一口いなり寿司」も隠れた名物駅弁です。駅弁とともに銘菓「うばがや餅」も販売されています。


京阪バス高槻営業所管内のレア路線を一つ紹介したいと思います。

枚方高槻線【5】号経路・<阪急高槻~ 番田一丁目>

運行経路は、

(往路)阪急高槻→春日町→辻子→大塚→竹ノ内町→番田→番田一丁目

(復路)竹ノ内町→番田一丁目→枚方大橋北詰→大塚→辻子→春日町→阪急高槻



往路と復路では起終点と経路が少し異なります。運行本数は

(復路)竹ノ内町発 平日2本、土・休日1本
(往路)阪急高槻発 平日2本、土1本、休日運休


の免許維持路線(2020年5月改正より)で、実態は【1B】【2B】号経路<竹ノ内町~阪急・JR高槻>の派生的系統です(【1B】【2B】も本数の少ないレア系統。番田・番田一丁目を通らない点で【5】号経路と異なる)。

2017年までは、【5A】号経路・JR高槻発着(市役所前、阪急高槻経由)として昼間時間帯に数本運行されていたが、運用適正化により廃止。

京阪バスの番田一丁目への乗り入れは、1980年。もとは高槻市営バスが番田線として乗り入れていたが、当時としては珍しく、京阪バスへの民間委譲により、【5】号経路の新設となりました。近年、高槻市営バスが<JR高槻駅南~玉川橋団地>系統として、番田地区への乗り入れ復活しています。


京阪バス【13】号経路・<京阪淀駅~JR山崎>

桂川を挟んで京阪淀(京都市伏見区)と阪急大山崎・JR山崎(大山崎町)を結ぶ路線系統です。

運行経路・主な停留所は、

京阪淀駅~ 洛西浄化センター~小畑橋~名神大山崎~新山崎橋~阪急大山崎~JR山崎

京阪淀駅(納所交差点)~洛西浄化センター間は京都r204を西へ進み、勝竜寺交差点を左折。国道171号線を高槻・神戸方へ進み、大山崎JCT(名神大山崎)、新山崎橋(阪急バス大山崎営業所前)を経て、「大山崎」交差点で右折。新幹線ガードを潜り抜け、京都r67(西国街道)を南西へ向かい、阪急大山崎駅を通って、終点・JR山崎に到着。JR山崎駅前は京都府と大阪府(島本町)との府県境に当たり、駅ホームは府県境界線と交わります。

走行距離4.9kmの短い路線ですが、阪急バスの車庫前を通り、また全経路にわたって阪急バスも走る(京阪淀駅~洛西浄化センター間:【90】系統 ※1)、阪急大山崎~JR山崎間:【80】系統、ほか)など、なかなか面白い路線と思います。

運行ダイヤは朝と夕方のみ、平日は5往復、土・休日は4往復。男山営業所の担当です。

【13】号経路はもともと京阪バス洛南営業所の担当だったが、1985~96年の枚方営業所を経て、洛南担当に復帰ののち、子会社「京阪シティバス」に移管。2014年3月シティバス解散により、京阪バス直営に復帰(京田辺→男山)。

類似の路線系統に、競馬シャトル<JR山崎~京都競馬場>があります。競馬シャトルは通常運行の【13】号経路とは異なり、「1Dayチケット」は使えないので注意。

なお、正月3が日には臨時<京阪八幡~JR山崎>も運行されます(枚方営業所のBタイプ車使用)。


※1)【90】系統・淀長岡京線は京阪バス(男山)と共同運行

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