大阪・京都間のバス乗り継ぎルートについて、かつては京阪バス【1】号<京阪京橋~寝屋川市駅>、【16】号<寝屋川市駅~枚方市駅>、そして【52】号<樟葉駅~中書島>などを利用することが可能でした。現在では直Q京都号<なんば~京都駅>一本で移動することはもちろん可能だが、「直Q・高速バスを使わない」という条件だと、例えば次の乗車経路が挙げられます。

【大阪駅前】~(大阪市営バス34系統)~【守口車庫】【土居】~(京阪バス9A号)~【大日駅】~(京阪バス1・4・5・6号)~【寝屋川市駅】~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス26号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統:2018年3月17日開通予定)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統)~【京都駅前】


【大阪駅前】~(大阪市営バス36系統)~【門真南駅】~(京阪バス7号)~【門真団地】~(京阪バス1・2号)~【京阪大和田駅】~(京阪バス14号)~【寝屋川市駅】~~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス26号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統:2018年3月17日開通予定)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統)~【京都駅前】

本年3月17日、京都京阪バス松井山手久御山線が開通予定ですが、現行では枚方市~京都市間は新田辺・宇治田原・宇治を大回りする、もしくは徒歩で木津川を渡って上奈良(八幡市)~下津屋口(久御山町)を結ぶ、といった工夫が必要です。

枚方市駅~松井山手駅間の【26】号経路は毎時1本の運転で本数は多くないが、代替経路として、

【枚方市駅】~(京阪バス39号)~【樟葉駅】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス70・72号ほか)~【杉】~(京阪バス82号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス70・72号ほか)~【穂谷】または【穂谷口】~(京阪バス79・81号)~【近鉄新田辺】~(京阪バス67D・66A・66Bほか)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス27・29・38号)~【峠】~(徒歩)~【本郷】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

なども可能です。また、香里園や寝屋川市駅から枚方市駅を経由せずに、

【京阪香里園】~(京阪バス14号)~【津田駅】~(京阪バス72号ほか)~【杉】~(京阪バス82号)~【松井山手駅】

【寝屋川市駅】~(京阪バス41B号ほか)~【星田駅】~(京阪バス15号)~【京阪交野市駅】~(京阪バス14号)~【津田駅】

なども可能ですが、本数は少ないので注意(津田駅~津田西町間は徒歩で穂谷方面行きに乗り継ぐほうが早い)。

大阪駅~守口・大日間については、上記のほか、一旦淀川を渡る

【大阪駅前】~(大阪市営バス37系統)~【上新庄駅北口】~(京阪バス9A号)~【大日駅】


も面白いでしょう。


今から20年ほど昔、路線バスで大阪~奈良~京都を回ることが可能でした。
そのルートは、

梅田~<近鉄バス阪奈生駒線>~近鉄奈良駅~<近鉄バス、奈良交通、京阪バス>~京都駅前


で、バス2本を乗り継いで三都を回ることができたのです。

梅田~奈良間の近鉄バス阪奈生駒線は国道1号~大阪府道8号~阪奈道路経由のわかりやすいルートで、梅田からの大半の便は産業大学・生駒山上まで、近鉄奈良へ直通するバスは確か1日1~2便ぐらいだったかと思います。確か1995年頃まで運行されていたようです。奈良市と大阪梅田を結ぶ交通といえば、JRの大和路快速が有名だが、関西本線電化以前は近鉄バス阪奈生駒線がおそらく唯一の手段だったのでしょう。阪奈生駒線は2016年末に廃止、大阪駅・梅田への近鉄バス乗り入れはなくなりました。

奈良~京都間は近鉄バス・京阪バス・奈良交通の3社体制で本数調整して運行(近鉄バスの比重が最も大きかった)。国道24号線(旧道の府道69号を含む)~府県道753754号経由で近鉄・JR奈良駅に乗り入れ、近鉄京都線・JR奈良線と並行しているにもかかわらず、最盛期には毎時1本程度の本数が確保されていました。しかし、長距離路線ゆえ慢性的な道路渋滞に悩まされる上に鉄道に比べて運賃が高く、利用客激減で年々本数は減少、1998年に全廃されました。奈良交通は京都~大和八木間の1往復のみ、末期の1993年ごろ大和八木直通は廃止、1996年京阪バスと同時に運行終了。最後まで残った近鉄バスも1998年に全廃と同時に奈良営業所は閉鎖。奈良での京阪バス・近鉄バスは異色の存在でした。また、京都市内区間(観月橋以北)では京都市交通局との協定で近鉄・奈良交通はクローズドドア制度を採っていたことも痛かったようです。運用車両は近鉄・奈良交通は日野車(RE、RC、RJなど)、京阪は末期は三菱ふそうエアロミディ(山科営業所担当)で、やはり京阪のふそうは異色の存在でした。


京阪バス寝屋川営業所の過去路線について一つレポートさせていただきます。

今回はロングラン路線【1】号経路・<寝屋川市駅~京阪京橋>

運行経路は、

寝屋川市駅~寝屋川車庫前~仁和寺~黒原~大久保~大庭住宅前~佐太二番~大日~八番~八雲~地下鉄守口~京阪守口市駅~土居~太子橋~千林~高殿~蒲生四丁目~京阪京橋

で、かつての京阪国道線を系統分割したもの。寝屋川市駅~守口市駅間~土居間は現在の【1】号経路と同じ経路、守口市~京橋間は国道1号線(京阪国道)を走行するというものでした。大阪市内区間(太子橋~京阪京橋)はもちろんのこと大阪市営バス(現【35】系統<守口車庫前~今里筋~杭全>ほか)との共同区間で、京阪バスは事実上の快速運転でした。守口市から南下する国道1号線は蒲生四丁目で右折して西へ進路を取り、梅田新道で同2号線に繋いで神戸方面へ。蒲生四丁目をそのまま南へ直進すると今里筋、東住吉区の杭全(くまた)や住道矢田(すんじやた)などへ至ります。蒲生四丁目~京橋間は大阪駅・梅田と鶴見区・大東市方面を結ぶ大阪市営バス(【36】系統など)や近鉄バス阪奈生駒線と競合していました。

運行本数は1982年当時は1日6往復程度の運転だったが、末期は平日ダイヤのみの3往復に減便、2008年10月廃止。1980年~90年代前半当時、大阪・京都間を路線バスのみで移動する際、

京阪京橋~【1】~寝屋川市駅~【16】~枚方市駅~【28】~樟葉駅~【52】~中書島~【81】(京都市バス)~京都駅

といった乗継が可能でした。【16】号経路は同じく京阪国道線の残滓でBタイプ車で運用されることが多く、樟葉中書島線【52】号経路(枚方営業所担当)も時折Bタイプ車が入ることがあり、かなり豪華な乗り継ぎ旅が可能だったことになります。


「日本最古の国道」である竹内街道・横大路が日本遺産に認定されました。
これを記念して、2月18日・3月18日に竹内街道・横大路でつながるぐるりんバス(乗り降り自由、近鉄バス・奈良交通・南海バスとの共同運行)を運行する予定です。運行ルートは以下の通りです。

◎2月18日(日)
Aコース 羽曳野⇔太子⇔葛城⇔大和高田⇔橿原
Bコース 橿原⇔明日香⇔桜井

◎3月18日(日)
Cコース 堺⇔松原⇔羽曳野
Dコース 羽曳野⇔太子⇔葛城

料金は当日500円、前売り400円。運行間隔は15~60分おき。

http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20180205175521


昨年の2・3月も竹内街道周遊無料バス運行が開催されたが、今回は堺市から桜井市・明日香村までの広範囲にわたって運行され、近鉄バス・奈良交通のほか南海バスも加わることで注目です。


昨年秋、滋賀県甲賀市のコミュニティバスに南草津土山線が登場しました。

http://www.city.koka.lg.jp/secure/9883/012%20(1).pdf

JR南草津駅西口と甲賀市土山を新名神高速経由で結ぶというもの。基本的に単一市町村内で完結するコミュニティバスが高速道経由で他の市へ越境するという点で、注目すべきと言えます。かつての草津駅と水口・土山方面を結ぶバス(滋賀交通、国鉄バス)の再来とも言えるが、本数は1日3往復のみと少なく、時間帯的に市外からの観光・レジャー等での利用は難しいと思われます(もちろん市内住民利用が優先なのは言うまでもないが)。


2月10日ダイヤ改正で消える路線系統、【9】<京阪香里園~津田駅>

津田香里線(香里園から東香里・茄子作地域、交野市および津田を結ぶ路線)の主力として長い歴史を持つ路線系統であり、1970年代前半ごろまでは津田駅から先、藤阪や長尾方面まで運行されていたようです。運行経路は、

京阪香里園~末広町~東香里~高田~広野~京阪交野市駅~住吉神社前~倉治~桜道~(JR)津田駅

で、主に大阪府道148号<木屋交野線>および736号<交野久御山線>旧道を走行。京阪交野市駅への乗り入れは意外に遅く、2010年10月ダイヤ改正の時でした。香里園から交野市へは京阪電車(枚方市乗り換え)だと三角形の2辺をたどることになり、バスのほうが距離が短くて運賃も安く、旅客需要も高いように思われます。ただ、実際には京阪交野市駅以東の利用客は少なく、さらに府道736号旧道の住吉神社付近の狭隘な直角カーブ区間も控えるなど難しい問題も多く、今度のダイヤ改正より新【19】<京阪交野市駅~住吉神社前~交野警察署前~河内磐船駅>として系統分割の上、中型車で運用されることになりました。

香里園~交野~津田駅系統は、改正後は【14】号経路に一本化(幾野四丁目・西倉治経由)。新【14】号経路は2012年以前の【9C】号経路そのもの(2012年改正で【9C】は交野警察署経由河内磐船行きに変更されるが、今度のダイヤ改正で廃止)。また、旧【9C】号経路の事実上の区間便である現【8】【17A】号経路も廃止されます。

香里園~交野~津田駅系統の通過市町村もやや複雑で、京阪香里園付近は寝屋川市と枚方市の境界が入り組んんでおり、末広町を過ぎたあたりまでは寝屋川市、この先広野までは枚方市ののち交野市に入り、終点・津田駅前付近で再び枚方市に。ただ、津田・長尾などを含む枚方市東部地域は旧・津田町で郵便番号573-01区域、交野警察署の管轄であり、西半分(国道1号~大阪府道18号以西)とはかなり雰囲気が異なります。


全但バスと神姫バスで共同運行の特急バス姫路-城崎温泉線<キャッスルロード>が2月25日をもって運行終了となる予定です。

2015年4月に運行開始、土曜・休日限定で運行してきたが、やはり利用客は少なかったのでしょうか?

http://www.zentanbus.co.jp/information/17682/


<関連記事>
【全但バス】城崎-東京夜行バス運行開始
http://katanogawara.blog.jp/archives/19513446.html



岡山県の両備グループバスが本年9月~来年3月にかけて傘下2社78路線のうち赤字31路線の一斉廃止を打ち出しました。廃止路線は延べ113km、営業距離の22%に及びます。1日の平均乗客数は合計約5,600人で、地域住民の足への影響が懸念されます。

理由は、割安運賃を売り物にする八晃運輸(タクシー会社)が両備の数少ない黒字路線への参入を計画、国も認める見通しとなったことに抗議する、「実力行使」のためと言います。八晃運輸は昨年、両備の基幹路線である「西大寺線」への参入を国に申請。運賃は両備より30~55%安い設定だといいます。

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議
https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html?ref=livedoor

(2/9 追記)
両備HDが廃止届けを出した数時間後、中国運輸局から八晃のめぐりん西大寺線の認可がおりました!

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