京阪バス山科営業所管内の路線は複雑に入り組んでいて、さらに狭隘区間も多くカオスだ。慣れない人には経由地がつかめず、戸惑いやすい(寝屋川・交野営業所管内もかなり複雑な路線系統が多い)。

実際乗ったことはないが、ちょっと面白そうな路線系統を一つ紹介してみたい。
それは、【86B】号経路・<三条京阪~醍醐寺~醍醐バスターミナル>。

運行経路は、

三条京阪~河原町三条~四条河原町~河原町五条<東行き>/祇園<西行き>~五条坂~馬町<西行き>~川田清水焼団地~大石神社~国道東野~椥辻駅~小野駅~醍醐北団地~醍醐寺前~石田~石田駅~醍醐駅~醍醐バスターミナル

で、小野駅・醍醐寺・石田界隈の経路が行ったり戻ったりしてこれまた複雑だ。ただし、国道1号線(五条通)においては河原町五条から国道東野までそのまま道なりに走行するので、他の系統に比べてわかりやすいだろう。京都市バス旧・【東8】系統<四条河原町~五条坂~国道東野~小野~石田~醍醐車庫>の流れを受け継いでいる。

この路線系統は、三条京阪・四条河原町から醍醐寺前・石田まで直通する唯一の路線系統という意味で、面白い。

運行本数は昼間時間帯(11~16時)毎時1本のみで多くない。三条京阪から五条通方面への京阪バスは、ほかに

【87B】西野山団地・醍醐駅・小栗栖団地経由 京阪六地蔵行き
【88B】清水焼団地・栗栖野・醍醐駅・小栗栖団地経由 京阪六地蔵行き

が昼間時間帯毎時各1本ずつ運行されている。夕方16時30分~17時台は【84B】醍醐バスターミナル行き(西野山団地経由)のみとなる。

一方、醍醐バスターミナルからの西行きは、夕方16・17時台は【86B】の代わりに【86】四条河原町行きとして運行される(都心部を循環運行して醍醐に戻る)。【86】号経路は市バス【東8】系統と完全に同一経路だ。

東行きは始発・三条京阪からの利用客は少なく、四条河原町から混み出す。西行き(三条京阪行き)は、観光客の多い五条坂~祇園~四条河原町間で特に混雑しやすい。