枚方企業団地内にあるソフトクリームの日世工場が閉鎖されたとの記事を投稿するや、小学校時代の社会科見学の思い出を書き綴ってみたくなった。

小学校の校外学習といえば、毎年春・秋の遠足や林間学校(5年)、修学旅行(6年)のほか、適宜「社会科見学」などもある。「社会科見学」は、大きく

A)日常の時間割の1~数コマ分を割いて徒歩で近くの工場や田畑、商店などを見学する
B)丸一日分を割り当てて電車・バスで移動して弁当持参

のスタイルに分けられる。

A)については、社会科以外に理科の自然観察や図工の写生など、いわゆる野外学習というものがある(体育のマラソンも校外近辺を走るので一応校外学習と言えなくもない)。

B)については、遠足のようなもので、遠足と一まとめにする場合もあるし、遠足の前後に別途社会科見学を実施する場合もある。ただし、午前中もしくは午後のみ、給食は通常通り(弁当不要)ということもある。社会科見学と遠足との違いは、「おやつ」があるかないか、だったように思う。遠足のおやつは確か給食費の一部から出ているはず。

さて、私の小学校のときの社会科見学だが、まず2年のときには、牛乳工場、消防署、郵便局、駅などを見学に行ったと記憶している。本当は製パン工場に行くはずだったが、事情があって牛乳工場に変更になった。私個人的には甘~くておいしいパン工場のほうが楽しそうだったが。ただしYパン(一番近いところで宇治市に工場がある)は添加物まみれでまずく敬遠したほうがよさそうだ。そういえば、「パン屋」から「和菓子屋」に変えた教科書について、SNSなどで騒がれているが・・・。和菓子関係といえば、長尾家具町に製餡工場がある。
駅の見学は確か片町線の津田駅だったはず。津田駅への交通手段は貸切バスだったような(徒歩ではあまりに距離があるので)。

3年では、一学期に校区見学(徒歩)、二学期にはバスで枚方市内巡検だった。枚方市内巡検では、穂谷の畜産団地、王仁公園の農業研究所(→ここは確かなくなったかな)と昼食(弁当)、そして企業団地のダイコロ(アルバム製造)の順に回ったことは覚えている。

4年になると、いろんな校外学習があった。

まず、春には近くの田んぼで写生スケッチ。絵の具用の水は水筒に入れて持参するので、少し遠足気分が味わえた。

遠足の前にはバスで枚方市内巡検。穂谷川清掃工場、山田池公園(弁当)、村野浄水場の順に見学する。前回3年は地場の商工業・農業が主眼だったのに対し、今回は公共インフラが主役であり、前年に比べて楽しさはさほど感じなかったように記憶している。しかし、公共インフラは人間の生存権にかかわる重大な問題で、琵琶湖が汚染されたら、枚方市をはじめ、近畿全体の人々の生存にどれだけ深刻な影響を及ぼすのか、という非常に大事なことを学んだ。森友学園問題・共謀罪・北朝鮮問題の裏側で今国会で水道民営化法案(そして種子法廃止法案)をコソコソ通し、人間の生存権を外資に売り渡すというトンデモ愚行を許すわけにはいかない。

そして、秋の遠足は社会科見学を兼ねたものであり、今度は枚方市内から大阪府下全域に視野を広げて、堺泉北工業地帯、浜寺公園(弁当)、そして弁天町の交通科学博物館を見学。堺の産業といえば、重工業もさることながら、自転車や刃物も忘れてはならないだろう。