実は枚方市と大阪市内をワンコイン(500円)程度で往復が可能です。
京阪の枚方市-京橋間・淀屋橋間の片道運賃は330円で、
往復分は650円を超え、決して安くはありません。
梅田・難波・天王寺方面へJRや地下鉄に乗れば、軽く1,000円は超えるでしょう。
しかし、同じ京阪電車利用で、往復分を条件付きで500円前後にする方法があります。
それは、金券ショップで乗車券を購入すること。
金券ショップで私鉄・JRのきっぷを格安で購入できることはかなり知られていますが、
要は「回数券のばら売り」。
回数券にも何種類かあり、一番割引率が高いのは、土休日回数券。
京阪の場合、運賃区間ごとに回数券が販売されており、
土休日回数券は(該当区間運賃×10回分)の値段で14回分(14枚)がセットです。
金券ショップで販売されている価格相場は、京阪330円区間の土休日用は、240~280円。
枚方市駅前の某ショップの自販機では、240円で販売されています。
枚方市-京橋・淀屋橋間往復分では480円で500円を切っています!
土曜・休日の大阪方面へのお出かけには、ぜひ利用すべきでしょう。
もちろん、京都四条・三条へも上と同様の手段は使えます。
枚方市-祇園四条・三条間の正規運賃は350円、
土休日回数券を金券ショップで購入すれば250~260円となります。
ただし、有効期限は発行日の月から3ヵ月後の月末であることに注意が必要です。
交野線方面から利用する場合(宮之阪・星ヶ丘駅前に自販機はあるが)、
金券ショップに寄るだけのために枚方市駅で下車すると、
交通費全体がかえって高くつく場合もあるので、
枚方市駅周辺へ出向く機会、あるいは大阪市内のショップで事前購入するとよいでしょう。
乗り越しする場合、(乗車区間の正規運賃)と(券面表示の運賃)との差額だけを精算すればOK。
土休日回数券は10回分運賃で14回の乗車が可能なので、
330円区間の土休日回数券を正規で購入する場合、
1回分の運賃は3,300円÷14回=235.71円です。
金券ショップでは安いところで240~250円で販売されているので、
ショップ側としては1枚当たり少なくとも5円分の利益が出る計算ですね。
ちなみに、淀屋橋から梅田までは徒歩でもそれほど時間はかかりません。
場所にもよりますが、北新地・阪神梅田・大阪駅方面へ行く場合は、
うまくいけば徒歩のほうがスムーズに動きやすいこともあります。
ただし、阪急梅田・阪急三番街・ヨドバシ方面など、JRの北側へ行く場合は、
御堂筋線に乗るほうが早いでしょう。
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