昨年夏、京阪バス高槻営業所に新エルガLV290が5台(N-6249、6250、6251、6252、6253)が納車されたが、先月下旬より相次いで京田辺営業所に転出しています。既にN-6249・6250・6251の3台が京都ナンバーに登録替の上で転属済が報告されています。

これと入れ換えに、古いブルーリボンIIが高槻営業所(N-3879・3880・3881)に転属。

せっかく期待の新車にもかかわらず、なぜ今回相次いで転出するのかということですが、TWや掲示板でも報告されているように、やはり終日利用客の多い高槻営業所管内では使いづらいとのこと。特に枚方市駅から西行きについて、朝ラッシュ時の満員の時、枚方大橋手前のループ坂の上がるところでは失速しそうなほどしんどいようです。

エルガだけでなくブルーリボンKV290も従来の車両に比べて力が弱く、困ったものですね。

さて、今後の高槻営業所への新車はどうするんでしょうか??
やはり力の強い三菱エアロスターでしょうか?
長年、高槻管内ではエアロスターが好まれてきただけに、どうもその方向が見えてきたかもですね。

そういえば、門真に1台だけ配備されたLV290(N-6259)も、四條畷電通大系統(【30A】)に入る運用は報告されていません。代わりにエアロスターBタイプなどが優先的に使用されている模様です。やはりLV290では清滝地区の坂もしんどいみたいですね。清滝地区の路線系統も、交野【18】号経路(田原線)を含め、どちらかといえば昔から三菱ふそう車が好まれるようです(競合する近鉄バス清滝線は平坦路線用の日野REが使用されていたが)。一時期は日野車で統一されていましたが、旅客需要の低下によるダウンサイジングと合わせ、近年ではエアロミディでの運用が多くなっています。

(6月17日追記)
N-6252は交野に転属した模様です(N-3899と交換)。