京・洛西の奥座敷、湯の花温泉 。

亀岡市の中心部から国道372号線で西へおよそ7kmのところ、静かな山あいのところにある。

湯の花温泉は、戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説で知られる。
京阪神をはじめ、全国的にもかなり有名な温泉郷だ。
春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬はぼたんなべなど、自然の恵みが存分に味わえる。
周辺の観光名所として、保津川下りとトロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)、嵐山・嵯峨野、るり渓、能勢妙見山などがある。車で少し足を伸ばせば美山・かやぶきの里や篠山などへも到達可能だ。

湯の花温泉への便利な交通ルート(車)として、

(京都市内から) R9+京都縦貫道+R372
(京田辺・奈良方面から) 第二京阪または京奈和+京都縦貫道+R372
(高槻・枚方方面から) r6(枚方亀岡線)+R372
(茨木・寝屋川方面から) r46(茨木亀岡線)+r407+R372
(大阪市内方面から) 阪神高速池田線+R173+R477号(能勢町経由) / R423号(新御堂筋、箕面有料道路含む)+r407+R372
(神戸方面から) 六甲北有料道+舞鶴若狭道+R372(篠山経由)

が挙げられる。

また、JR亀岡駅から京阪京都交通バス【40】系統が発着しているほか、運動公園ターミナル発着のふるさとバス広野・土ヶ畑行きも湯の花温泉を経由する。

能勢電の終点・妙見口から湯の花温泉への直通バスがあればよいと思うんだが・・・。
かつて、京都交通バスが本梅から能勢町および豊能町の妙見口まで乗り入れていた(しかも兵庫県川西市にも越境)。

湯の花温泉は、三重県四日市市の湯の山温泉と間違いやすい。
しかも、「湯の山温泉」と「湯の花温泉」は、両方とも国道477号線沿線にある。
477号線は四日市市を起点に、湯の山温泉から鈴鹿山脈を越えて滋賀県に入り(鈴鹿スカイライン)、土山・竜王・野洲など湖南地域を巡って琵琶湖大橋を渡ったのち、今度は京都北山・丹波高地(大原、百井、花背、京北)をジグザグ回って亀岡盆地に抜け、湯の花温泉付近を経て能勢町に入って能勢妙見山登山口を通り、兵庫県川西市内で173号線と合流して終点・池田市に至る。