京阪バス寝屋川市西部・門真・守口地区を中心とする路線再編私案についてレポートしてみたいと思います。

1)枚方出口線【16】号経路を全面再編、一部便を除き<枚方市駅北口~出口地区~南中振2~木屋町~太間公園~摂南大学~葛原~仁和寺~大日駅>に変更

2)【14】号経路・<寝屋川市駅~京阪大和田駅>と【2】号経路<京阪大和田駅~門真団地>を一本化、<寝屋川市駅~京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~江端南~住道駅>に延長

3)寝屋川茨木線【12】号経路を南茨木駅へ延長

4)門真試験場線【5】号経路を古川橋駅から門真市駅へ延長

5)大阪工大へのバス乗り入れ、<大日駅~八番~八雲~京阪守口市駅~土居~太子橋~今市~中宮4~大阪工大>を新設

6)守口上新庄線【9A】の大日駅直通を廃止、京阪守口市駅発着に戻す

7)【3】号経路<門真市駅~試験場前~地下鉄門真南>を<京阪守口市駅~橋波西之町~門真市駅~試験場前>に変更


まず、枚方出口線の香里園方面への延長は考えられるが、むしろ地下鉄・モノレールと接続する大日駅まで延長するほうが活性化できるように思われます。途中、摂南大学経由にすれば、枚方方面から寝屋川キャンパスまでバス一本で結ばれることにもなり、実用性も高まるでしょう(枚方キャンパスへは枚方市駅北口で乗り継いで【27】【29】【38】で一本)。系統番号も高槻・茨木線(1~9→寝屋川・守口地区でも使われているものが大半)および出屋敷線・招提線(11~15、18~29、38~40)と離れた数に変更するほうがわかりやすいでしょう。問題は免許維持系統と化したイズミヤ前方面行きをどうするか(→100円バスに転換するのが一番現実的だろう)。

寝屋川市駅から大東市住道方面へのバスも欲しいところです。萱島から住道・荒本・八尾までの近鉄バスはあるが、やはり寝屋川市駅からの直通も望まれるでしょう。大和田駅から門真団地方面への路線と一本化するほうが現実的でしょう。

門真試験場線の門真市駅乗り入れは、北摂方面(モノレール)からの利用者には望まれるところでしょう。かつては京阪門真市駅から試験場へのバス(【3】号経路)が多数運行されていたが、古川橋駅南ロータリー使用開始(1984年)後、古川橋駅発着に変更されました。古川橋駅発着の【5】号経路を門真小学校経由門真市駅まで延長するのは距離も1km少々なので容易なはずです。合わせて免許維持路線の【3】号経路を、バス空白地帯の守口市橋波地区を経て京阪守口市駅まで延長するのもどうでしょうか(その代わり、門真南駅直通は廃止)?

あと、大日駅および京阪守口市駅から旭区中宮地区・大阪工大大宮キャンパスへのバスも欲しいところ。代わりに守口上新庄線【9A】号は以前と同様、京阪守口市駅発着に戻す(そもそも大日駅から上新庄・JR吹田方面への旅客需要がどれだけあるのかは疑問)。大日駅よりは、上記・新【3】号経路とつなげて門真試験場前まで延長運転してほしいと思います。

あと、寝屋川茨木線【12】号経路の立命館大学(岩倉)方面への延長も期待されるところですが・・・。


運用担当営業所について、まず<枚方市駅~出口~大日駅>系統は寝屋川営業所が最適でしょう。現在の枚方出口線【16】号経路は高槻営業所の担当ですが、利用状況から中型車運用に適正化、枚方営業所に移管の上、招提線【38】号経路と共通運用にするか、もしくは寝屋川市方面へ延長して寝屋川営業所に移管するほうがよいかと思われます。

<寝屋川市駅~京阪大和田駅~門真団地~住道>系統については門真営業所の担当が最適かと思われます。かつて門真営業所が【14】号経路を受け持っていた時期も長かったが、現在寝屋川営業所が担当しています。

守口上新庄線【9A】号経路も、場合によっては守口南部線【19】【29】【30】号経路とともに門真営業所に移管することも考えられます(大日駅乗り入れのない系統は門真担当とするほうが運用効率も良いだろう。門真営業所の守口および吹田市への進出は久しぶりのこととなる)。代わりに【30A】<寝屋川市駅~イオンモール四條畷~電通大四條畷>は交野営業所に担当替えする。