京阪バス高槻営業所管内(高槻・茨木地区)について改善を求めたい点。

1)昼間時間帯の【2】号・<枚方市駅~阪急高槻>のうち毎時2本を【1A】に変更、JR高槻発着に

2)深夜時間帯の【1A】号・<JR高槻→阪急高槻→枚方市駅>を【1】号(JR高槻始発)と【2】号(阪急高槻始発)に系統分割

3)寝屋川茨木線【12】号を南茨木駅まで延長


高槻営業所管内については、運行本数が多くて便利、基本的に現状のままでよいかと思われます。
ただ、枚方高槻線を中心に改善の余地はあると感じます。

【1】号・<枚方市駅~JR高槻>は、かつて昼間時間帯は30分間隔の運転でしたが、JR高槻駅北のアクトモールが開業した頃より15分間隔に増強されました。【2】号・<枚方市駅~阪急高槻>は10分間隔の運転で非常に便利ですが、JR高槻発着の便は本数が少ない分混みやすく(JR高槻始発の時点で座れないことも多い)、昼間時間帯でももう少し増便が望まれるかと思います。ただ、【1】号の10分ヘッド化はJRのダイヤとの調整で難しいようなので、【2】号経路のうち30分あたり1本をJR高槻まで延長運転(市役所前経由)することはできないものでしょうか?

一方、深夜のJR高槻発枚方行きは、阪急高槻始発との分割が望まれます。終日本数の多い【2】号経路ですが、夜8時以降急激に本数が減るのは問題でしょう(JR高槻始発のバスは阪急高槻からだと超満員となる)。


このほか、高槻営業所管内の課題といえば、車両運用の適正化でしょう。

従来、三菱ふそう大型車(エアロスターシリーズ)のみで揃えていたところ、ノンステップ化促進のため、2003~04年にかけて中型ロング(10.5m)車が大量投入(主にエアロミディ、レインボーHRも3台)されたが、車内が窮屈で馬力も弱く、終日混雑しやすい高槻管内では敬遠されやすいです。その置き換えを目的に、昨年、エルガLV290が投入されるが、従来の車両に比べて力が弱く、枚方大橋手前のスロープループでは特に苦しいようで、京田辺や交野の経年ブルーリボンIIと交換することになりました。今後の新車としては、高槻にはやはり馴染みのエアロスターが最適でしょう。

中型10.5m車とほぼ同じ時期に、ブルーリボンシティも3台配備され、当初枚方高槻線を中心に使用されていたものの一般路線ではやはり使いづらいようで、ほぼ特定運用(スクールバス)のみに限定されています(かなり後になって幕ブルシチも1台転入)。

その後、高槻への日野車投入は一時途絶えるが、ノンステップ車が標準仕様となる2008年以降、ブルーリボンIIを大量投入(そしてエルガIIも)、高槻の主力車両となっています。今回のLV290との交換でさらにブルーリボンIIが増えたことになります。

2013年より寝屋川茨木線も平日ダイヤに限って高槻が受け持つようになり(→寝屋川からエアロスターが転入)、間合いで寝屋川市内の【11】号経路および摂南大学直通バスも一部担当しています。