2013年08月

昔懐かしい路線系統を一つ紹介。

それは、出屋敷線旧[26]号系統(枚方市駅~家具団地)。
運行経路は、

枚方市駅北口~市民病院前~須山町~国道田ノ口~(国道1号枚方バイパス)~大谷橋~家具町1丁目~家具団地

で、田ノ口~家具町1丁目間はひたすら枚方バイパスを疾走するというものでした。

枚方市駅から家具団地・北山方面へは、現在
[27][29]<枚方市駅北口~(長尾駅経由)~摂南大学枚方キャンパス>
[38]<枚方市駅北口~(牧野・招提口経由)~摂南大学枚方キャンパス>
があるが、国道1号線を疾走するとは懐かしいですね。

同じく1号線枚方バイパスを疾走する系統として、招提線旧[38]号系統<枚方市駅~(牧野・招提口経由)~枚方車庫>がありました。

この[26]号系統は、2002年3月ダイヤ改正まで運行、廃止は意外と遅かったです。
ただし、1995~96年ごろに、田ノ口から枚方バイパス経由は従前と変わらないものの、末端区間だけ
~国道招提~ポエムノール北山~家具団地~峠~摂南大学薬学部(現・枚方キャンパス)
に行先・経路変更が実施されました。

いずれにせよ、本数自体少なかったので、乗車する機会もありませんでした。

http://naohiko.exblog.jp/20258631/

京阪時刻表1982をオークションで入手しました。
さっそく、巻末のバス時刻表で枚方市駅の分をスキャンしてみました。

hirakatashi1982jikoku1

hirakatashi1982jikoku2



この時刻表を見て気づいた点を挙げてみると、

<北口>
◎[21]系統・出屋敷経由長尾駅行き(現[20])は30分間隔の運行で少ない
◎[22]系統・藤阪ハイツゆきのうち毎時最低1本は田ノ口までノンストップ
◎招提線(牧野方面行き)が昼間時間帯も15分間隔、全体的に現在よりも本数が多い(現在は30~40分間隔)
◎茨木行きが昼間時間帯30分間隔と少ない(全便国鉄茨木行き)

<南口>
◎[11]系統・長尾駅行き(津田経由)は20分間隔の運行、出屋敷経由よりも多い
◎香里団地方面へは[1](ノンストップ)新香里行きが昼間時間帯に45分間隔で運行(□太字
◎枚方公園行きの[8]系統がない、休日ダイヤの枚方公園行きは昼間時間帯毎時合計6本と多い
◎高田・東香里方面([9A][9B])への本数が30分間隔で少ない、特に休日ダイヤの夕方以降は運行なし
◎[10]系統・釈尊寺団地行きの夜の時間帯は今よりも本数が少ない

というところでしょうか。

1980年代初めごろまで、[快速]<枚方市駅~新香里>がBタイプ車の三菱MR470で運行されているのはよく見かけたような記憶があります。ただ、香里橋までノンストップだったためか、利用客は多くなかったようで、いつの間にか消えました。

出屋敷線の藤阪ハイツ行き(現[18]号系統)がほぼ終日にわたってノンストップ便も運行、今では考えられないダイヤでしたね。

牧野方面へ向かう招提線の本数が昼間も15分間隔だったということは驚きました。
「大谷橋」「企業団地」「枚方車庫」、いずれも過去の名称になりましたね(「大谷橋」は廃止、「枚方車庫」は現在高速バスのみ発着、「企業団地」は「中の池公園」に改称)。
今では[38]号系統摂南大学枚方キャンパス行きが30~40分ごとに発着、運用車両も中型ロング車レインボー(通称「もやし」or「うなぎ」)もしくは中型車エアロミディのみとなっています。

茨木線は本数は少なかったが、阪急茨木の時刻表を見ると、当時でも本数は多かったことがわかり、びっくりです。ただ、枚方市駅行きは30分間隔、大半は玉川橋団地・白川3丁目・竹ノ内町折り返しでした。

あと、北口から[16]寝屋川市駅行きもあったが、スペースのためか発車時刻は表記されていませんでした(利用客もほとんどいないため省略してもよしとしたのだろう)。

http://naohiko.exblog.jp/20258329/

1987年当時の枚方市駅北口バスのりばの写真が出てきたので、UPします。

hirakatashi1987

時季は確かGWの頃で、高槻北部の山(ポンポン山)へハイキングに行くときだったと思います。

 直○ 国鉄高槻

が懐かしいですね。ちょうど国鉄からJRに変わって1ヶ月過ぎたばかりで、さすがにバスの方向幕交換までは間に合わなかったのでしょう(ただ、1年以内にJR高槻、JR茨木などに対応したものと交換されたはず)。

車両は当時の主力だった三菱エアロスターK、ことK-MP218M。京阪バスでは1987年より窓は逆T字型の大きいものを採用。大きい窓のバスに乗った のは、確かこのときが初めてだったようです。いきなりこれを見て、「これホンマに路線バスかいな? なんかまるで観光バスみたいや」と、カルチャーショックみたいなものを受けましたね。それだけ、この新車のインパクトは強烈だったはずです。

それから、写真の左奥には「ブルドック」が止まっていますね。当時、出屋敷・長尾方面行きバスのりばだったので、枚方営業所所属の車両とわかります。

http://naohiko.exblog.jp/20159763/

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