京都市バスの均一運賃区間拡大に躍起だ。
均一運賃、京都市バスが拡大躍起(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20151229000107
去年春、嵐山地区への均一運賃区間拡大が進んだ。これに合わせて、市バスと京都バス共通の均一区間1Dayチケット(500円)が発売開始となり、観光客には好評のようだ。
来春より岩倉地区でも均一運賃区間となる予定だ。さらに、西賀茂地区、横大路(伏見区)、洛西地区、そして高雄方面にも広げようという動きがある。
しかし、市バス均一運賃区間の拡大は、民営バスとの調整でなかなか大変なようだ。
嵐山地区と岩倉地区において実現したのは、京都バスとの調整が取れた結果だ。同じく京都バスのエリアである西賀茂地区は実現の可能性が高い。伏見区の中書島~横大路方面(京阪バスと京都京阪バスが乗り入れているが、本数は少ない)への拡大もそう難しくはないだろう。
ただ、高雄方面への導入については、西日本JRバスとの調整が難しいという。西日本JRバスの京都駅~高雄間の運賃は520円だが、仮に均一運賃区間が高雄まで拡大するとなれば、現行の半額以下(230円)となるため、難色を示しているとのことだ。
しかしそれなら、まず市バスの【8】系統を増強することが筋ではないかと思う。
高雄線【8】系統は、かつては三条京阪・四条河原町から発着し、本数もかなり多かったと記憶している。ただ、地下鉄東西線開通後、三条京阪および河原町か ら撤退し四条烏丸発着に後退した。運行経路も、かつては千本今出川・北野白梅町を経由していたが、東西線の太秦天神川開通後、京都外大前・太秦天神川駅経 由への大幅な経路変更となる。三条京阪撤退後、利用客は伸び悩んでいるようで、中型車(三菱ふそうエアロミディなど)が使われるようになる(三条京阪乗り 入れ時代は日野・いすゞ大型車が多かったと記憶)。もともと梅津営業所担当だったのが、一時期遠く離れた伏見区の横大路営業所担当(阪急バス委託)となっ たこともあるが、2014年春より梅津営業所(西日本JRバス委託)の担当に復帰している。
最近、外国人観光客の増加を背景に、京都市バスも再び拡大路線だが、せっかくなので高雄線【8】系統についても、三条京阪乗り入れを復活させるなどの活性化を望みたいところだ。
http://naohiko.exblog.jp/24820337/
均一運賃、京都市バスが拡大躍起(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20151229000107
去年春、嵐山地区への均一運賃区間拡大が進んだ。これに合わせて、市バスと京都バス共通の均一区間1Dayチケット(500円)が発売開始となり、観光客には好評のようだ。
来春より岩倉地区でも均一運賃区間となる予定だ。さらに、西賀茂地区、横大路(伏見区)、洛西地区、そして高雄方面にも広げようという動きがある。
しかし、市バス均一運賃区間の拡大は、民営バスとの調整でなかなか大変なようだ。
嵐山地区と岩倉地区において実現したのは、京都バスとの調整が取れた結果だ。同じく京都バスのエリアである西賀茂地区は実現の可能性が高い。伏見区の中書島~横大路方面(京阪バスと京都京阪バスが乗り入れているが、本数は少ない)への拡大もそう難しくはないだろう。
ただ、高雄方面への導入については、西日本JRバスとの調整が難しいという。西日本JRバスの京都駅~高雄間の運賃は520円だが、仮に均一運賃区間が高雄まで拡大するとなれば、現行の半額以下(230円)となるため、難色を示しているとのことだ。
しかしそれなら、まず市バスの【8】系統を増強することが筋ではないかと思う。
高雄線【8】系統は、かつては三条京阪・四条河原町から発着し、本数もかなり多かったと記憶している。ただ、地下鉄東西線開通後、三条京阪および河原町か ら撤退し四条烏丸発着に後退した。運行経路も、かつては千本今出川・北野白梅町を経由していたが、東西線の太秦天神川開通後、京都外大前・太秦天神川駅経 由への大幅な経路変更となる。三条京阪撤退後、利用客は伸び悩んでいるようで、中型車(三菱ふそうエアロミディなど)が使われるようになる(三条京阪乗り 入れ時代は日野・いすゞ大型車が多かったと記憶)。もともと梅津営業所担当だったのが、一時期遠く離れた伏見区の横大路営業所担当(阪急バス委託)となっ たこともあるが、2014年春より梅津営業所(西日本JRバス委託)の担当に復帰している。
最近、外国人観光客の増加を背景に、京都市バスも再び拡大路線だが、せっかくなので高雄線【8】系統についても、三条京阪乗り入れを復活させるなどの活性化を望みたいところだ。
http://naohiko.exblog.jp/24820337/