2016年04月

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京阪7200系は1995年に登場。8両編成2本(7201F、7202F)と7両編成1本(7203F)が製造され、その後も老朽化の進む1900・2600系の置き換えを目的で増備されるものかと思いきや、1995年の23両にとどまる(その後、朝ラッシュ時の特急枚方市停車に対応して9000系セミクロスシート車、支線ワンマン運用向けの10000系などが投入されるも、いずれの形式も少ない両数に終わる)。
7200系の8両編成(7201F・7202F)は、中間車3両を抜いた5両での運用も可能で、実際1998~99年の臨時「宇治快速」や、2013年までの毎年8月に開催される宇治川花火大会時の宇治線増発用などで5連で運用された経験がある。また、2002年と2006年春にも一時的に5連化されて交野線・宇治線の運用に就いたことがある。

しかし、2015年春に7201Fが7連化された。

2003年秋ダイヤ改正以降、特急の枚方市・樟葉停車により、京都口の列車種別は特急と準急(萱島以東各駅停車)または普通の2本立て体制が確立、一般車は7両編成の運用が大幅に増える。というのも、中書島以北の急行通過駅のホームは8両対応ではないため(8両対応にするための工事も困難なようだ)、どうしても7両編成で運用せざるを得なくなる。従前、急行および大阪口準急(淀以西折り返し)の主役だった一般車8両編成(6000、7200、9000系など)は余剰気味となってしまう。さらに、2016年3月ダイヤ改正では特急以外の下位種別は7両編成の運用が大幅に増え、昼間の一般車8連口は大阪口普通(萱島・枚方市折り返し)の一部運用に就くだけとなっている。

加えて、5両編成の運用も、交野線・宇治線のワンマン化完了(終日4両運転)に伴い消滅したため、7200系の5連化対応のための機器も不要となる。

さらに、6000・7200・9000系など新しい形式は8連口に優先的に投入されてきたため、7両編成は2200・2600・1000系など古い車両が全体的に多く、老朽車両の置き換えも差し迫りつつある。既に13000系の7連口2本が2014年に投入されているが、それだけではとても間に合わず、余剰となった一般8連口を有効活用すべく、7200系7201Fと9000系9001・9002Fの3本が2015年春に7連化改造を受けた。


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2007年1月に撮影した京阪八幡ロータリーの光景です。
「京阪宇治交通」が京阪バスに合併されて1年余り経過した頃でしたが、
まだ宇治交カラーの車両が健在でした。
京阪宇治交通男山のシンボルだった三菱エアロスターM(左)と、田辺所属の富士重7E(右)は、
大阪府流入規制のため、翌年2008年末までに京阪バスから除籍されました。

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大阪市交30系とスタイルは非常によく似ていました。
御堂筋線でこれが来ても、一目で北大阪急行の車両だと感じる乗客は少なかったように思います。
ただ、内装は阪急と同じ木目調の壁と緑の座席モケットで30系とは一線を画していたようです。

1980年代後半に登場した8000形は、外観・内装とも非常にスタイリッシュでインパクトが強く、
「ポールスター」と名づけられ、北大阪急行オリジナリティがはっきり表れました。
その「ポールスター」8000形も、現在9000形に置き換えられつつあり、引退が始まっています。



キンコンカンコン♪ 
まもなく2番線に京都出町柳行き急行が8両でまいります。
停車駅は寝屋川市、香里園、・・・、です。
七条には特急が先着いたします。

2番線の出町柳行き急行が発車いたします。
扉にご注意ください。
プルルルルルル♪



この書式の放送は1985年末~2003年9月ダイヤ改正まで使われていました。
確か1985年12月に京阪線の自動放送システムが稼動開始したようです。
1987年ごろから電車の編成両数まで案内されるように記憶していますが、
当時としては画期的なサービスだと思いました。
また、本線だけでなく交野線(枚方市駅5・6番のりば)にも自動放送システムが採用され、
京阪のやる気を感じたものです。交野線については、

キンコンカンコン♪ 
まもなく6番線に私市行きが4両でまいります。
各駅に止まります

だったと記憶しています。

なお、「扉にご注意ください」は1990年秋ごろより省略されるようになりました。



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今後は旧アカウントでの更新は停止、こちらのライブドアブログで更新しようと考えています。

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