京阪バス寝屋川営業所についてはあまりよく知らないが、同営業所に所属したことのある面白い車両について思いつくままに挙げてみたいと思います。

◎B-1508・1509(大阪22あ3832→、大阪22あ3833→)
三菱ふそうブルドックK-MP118MのBタイプ車(路線・定期観光兼用)。1980年式で通常の路線車Aタイプと同様の2段窓ながら、サブエンジン冷房のため側面窓中央部の太い柱が特徴でした。枚方・交野ではあまり見慣れない車両で、時折【16】号経路・<枚方市駅~寝屋川市駅>などで見かけたような記憶があります。1986年ごろ、日野のB-3461、3488の2台に置き換わり、京滋地区へ転出。

◎A-1515(大阪22あ3862)
寝屋川営業所に配置された数少ないブルドックK-MP118M・Aタイプ。1981年初頭に納車と思われます。寝屋川管内でのブルドックについてあまりはっきりした記憶はなく、上記Bタイプぐらいしか印象に残っていません。後年、他の営業所へ転出したものと思われます。

A-1557・1558(大阪22あ4277、4278)
三菱ふそうブルドックK-MP118M(呉羽)。1982年式(フロント窓標準タイプ)で寝屋川に2台だけ納車されました。寝屋川エリアで三菱ふそう車はあまり見かけることなく、この2台ものちに高槻営業所へ転出しました。フロントガラス標準サイズ&クーラーユニット薄型化のブルドックはこの2台のみ、寝屋川・高槻にしか存在しないタイプでした。同年納車A-1559(洛南→枚方)以降のブルドックは、フロントガラスの左半分拡大&前扉横の補助窓付きの京阪特注仕様となります。

◎A-3430(大阪22あ4393)
寝屋川営業所の主力だった日野K-RC301の1台。1982年式で京阪特注のフロントガラス大型化およびセーフティウィンドウ付き。新製時は香里団地営業所に配置され、のちに寝屋川、枚方の順に転属しました。枚方営業所のK-RC301は1982年初頭以前のフロントガラス標準サイズが集中していたが、1985年の洛南地区移管以降、同営業所には1982~83年式のRC301が数台転入しました。

◎B-3461(大阪22あ4990)
京阪バス初の日野Bタイプ車、K-RC301P(1984年式)。モノコック最終の車両で、メトロ窓となり、路線・観光兼用らしい颯爽たるスタイルで、車内の座席もエンジ色のハイバックシートなる豪華なものでした。当初B-3460とともに枚方営業所所属だったが、B-3488の納車と同じ時期にB-3461は寝屋川に転属、ブルドックBタイプを置き換える形となりました。時折【16】号経路・枚方寝屋川線で見かけることもありました。

◎A-1032・1037・1038・1039・1040・1041・1042・1050・1057・1060

三菱ふそう中型・エアロミディU-MK218J。1993~95年にかけて大津・山科・枚方営業所に配置されたが、1995年ごろより京都奈良線(山科営業所担当)廃止等で余剰となった車両がかなりの数だけ寝屋川に転入し、準主力の車両グループとなりました。1980年代後半~90年代前半、寝屋川営業所には三菱ふそう車は在籍していなかったと思うが、このエアロミディを皮切りに再び三菱車が増殖。ナンバー登録替も多く、A-1038のように山科→寝屋川→山科→大津→京田辺→・・・と配置と登録ナンバーが目まぐるしく変わるものもいました。2007~08年までに寝屋川営業所から引退しました。

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◎W-5003(大阪200か400→京都200か2572)
京阪バスでオンリーワンの日産ディーゼル(富士重8E)中型車、KK-RM252GSN(2000年式)。京阪バスで富士重車体が導入されたのは1983年の定期観光車C-3451以降のこと。16年ぶりに小型車S-5001・5002が山科営業所に納車、そしてこのW-5003も導入するが、富士重工のバス車体製造から撤退する動きもあり、その後は続きませんでした。晩年、男山営業所に転属し特定輸送専用して活躍。除籍後、京都京阪バスに移籍しました。

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◎W-3792(大阪200か376→滋賀200か695)
日野ブルーリボン・ワンステップ車・KC-HU2MMCA(2000年式)。ブルーリボンシティになる前のグループで、主に枚方・交野・香里団地に配置され、寝屋川にも1台だけ在籍。既に中型車が主力の時代とあって下記W-3800と同様、影が薄く後年大津営業所へ転属。

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◎W-3800(大阪200か475→滋賀200か1055)
京阪バス初のブルーリボンシティ・ワンステップ車、KL-HU2PMEA(2000年式)。交野のW-3801と同期で2016年まで交野営業所生え抜きで活躍を続けるのに対して、W-3800は寝屋川管内で使いづらかったのか影が薄かったようです。かつて、寝屋川営業所は日野大型車が多く配置されていたが、管内の需要低下により中型車の比重が高まり、大型車は三菱ふそうエアロスターが2004年に交野営業所より転入、どちらかといえば三菱ふそうのイメージが強くなったようです。このW-3800は運用に入ることも少なくなり、2015年大津営業所へ転出。高槻(営)からのレインボー・ロングN-3146に代替しました。

◎W-1975・1978・1979・1980・1981・1985・1986・1990
三菱エアロスター・ワンステップ車、KL-MP35JM。2001~02年に交野営業所に納車されたが2004年4月ダイヤ改正時に寝屋川営業所へ転属。以降、寝屋川の大型車といえば、このエアロスターが主役となります。W-1975・1978は同年夏、枚方営業所へ再転属。後年、1985は高槻、1979~81は大津営業所へぞれぞれ転属しました。

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◎N-3187・3188・3189・3190・3191
レインボー中型車ノンステップ(形式PB-HR7JHAE、2007年式)。
同時期に大量納入されたエルガミオ車体(J-BUS)のレインボー(PA-KR234J1)と異なり、純正?のHR車体が特徴です2005年まで大阪地区と大津営業所に納車された中型ロング(10.5m)・ノンステップのショート版、寝屋川営業所のみに投下(もっとわかりやすくいえば、後年寝屋川に転入したN-3146のショート版)。その直後に寝屋川営業所に納車されたN-3192・3195はエルガミオ車体に戻っています(形式PDG-KR234J2)。

◎N-6260・6261・6262
2017年冬に登場したいすゞエルガ大型車、LV290。前年夏より交野・高槻・香里団地・門真に納車され、年が明けて2017年寝屋川にも3台配備されました。寝屋川営業所では久しぶりの大型車(かつ初のノンステ)で、上記幕エアロスター(W-197x・8x)の一部を置き換えました。ただ、このグループの車両は高槻営業所管内では使いづらかったようで、京田辺・交野に転属、代わりに古いブルーリボンIIが高槻へ続々転入しています。N-6260~62は高槻営業所と共同管轄している寝屋川茨木線でも運用されているが、高槻営業所においては特に終日混雑しやすい枚方高槻線の運用で問題があったようです。このグループは2017年秋、男山・枚方・大津営業所にも登場しています。