大阪・神戸間路線バス乗り継ぎルートについて考えてみたいと思います。
かつては天神橋筋六丁目や野田阪神から阪神(電鉄)バスを乗り継いで神戸三宮まで行くことが可能でした。しかし、大阪市内に乗り入れる阪神バスは今や免許維持路線で本数は非常に少なく、使いにくくなりました。
ただ、大阪・神戸間の乗り継ぎは今も可能です。一番容易いルートとして、
【梅田(JR大阪駅北側)】~(阪急バス18系統)~【西川】~(阪神バス23系統)~【阪神尼崎】【阪神尼崎(南口)】~(阪神バス尼崎芦屋線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】
が挙げられます。大阪駅前から神崎川を渡ってすぐのところ・尼崎市西川までは阪急バス阪北線18系統に乗車します。西川から先、阪急塚口まで行くバスもあるが、本数は非常に少ないので、西川で阪神バス尼崎市内線に乗り換えます。
やや難易度は高いが、次のルートも面白いと思います。
【大阪駅前】~(大阪市営バス92系統)~【佃】~(国道2号線徒歩)~【阪神杭瀬駅北】~(阪神バス野田甲子園線)~【阪神甲子園】~(阪神バス西宮尼崎線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】
徒歩で府県境を跨ぐというものです。大阪市営バス92系統は1時間あたり1~2本、阪神バス杭瀬駅北~阪神甲子園系統は平日20分・土休日40分間隔、阪神甲子園~阪神西宮系統は20分間隔の運転です。
コメント
コメント一覧 (2)
国道2号と国道43号の間であり最寄り駅が阪神の武庫川駅(東口)でしたから阪神電車の地盤です。
阪神バスが北大阪線の地下鉄中津~野田阪神を除き大阪市から事実上撤退してしまったのは残念です。
満70歳以上の神戸市民を対象とする神戸市敬老パスは阪神バスを含む電鉄系バスは神戸市内どこでも使えるのに
(市バス路線が少なく電鉄系バスの地盤な垂水区、北区、西区の影響と思われる)、
満70歳以上の大阪市民を対象とする大阪市敬老パスは大阪市バス以外のバスを利用できないのが電鉄系バスの大阪市排除へ追い込みました。
阪神バスは大阪市からの事実上撤退とは引き換えに旧尼崎市バスを譲受しましたが、
阪神バスは意外とネットワークが広く、
昔から阪急王国の宝塚駅へも阪神バスが乗り入れています。
尼宝線(兵庫r42・192)は阪神電車が宝塚へ乗り入れる予定だった幻の鉄道路盤を県道にしたからです。
西宮市中部の甲陽園・苦楽園エリアはバスに関しては歴史的背景から阪神バスの地盤になっていますが、
兵庫r82大沢西宮線を走り六甲山脈を越える「さくらやまなみバス」のみ阪急バス(山口営業所)です。
兵庫r82大沢西宮線の大沢は「おおぞう」、
起点は神戸市最北端にあり三木市や三田市と隣接する神戸市北区大沢町です。
沢を「ぞう」と読む地名は他に徳島県三好市池田町黒沢くらいです
阪神バスは意外にネットワークが広いですね。兵庫県阪神間(伊丹・川西・猪名川は別として)ではむしろ阪急バスを上回っているのでは・・・。もっとも、かつて阪神電鉄は軌道線を含めかなり多くの路線を有しており、その名残とも考えられそうですね。
私事ですが、実は枚方からわざわざ電車に乗って尼崎市内のショップへジーンズを買いに行ったことあります。というのも、枚方・寝屋川・高槻近辺ではあまりいいジーンズショップが見当たらないので(というか、ユニクロ等の台頭で町のジーンズショップが過去のものになりつつあるような気がする)。