京阪バス寝屋川営業所管内のダイヤ改正の注目点は、大日駅~摂南大学寝屋川キャンパス間の路線新設・延長でしょう。大きな変更点として、
◎守口上新庄線【9A】号経路を摂南大学~大日駅~京阪守口市駅~JR吹田に延長(仁和寺・菅原神社前経由)
◎【9】号経路<摂南大学~大日駅> 新設(上記【9A】号と同じ経路)
◎【直通】摂南大学~大日駅
が挙げられます。【9A】号経路は2016年12月に大日駅まで延長されたばかりですが、今度摂南大学までさらに延長することにより、全区間の所要時間は1時間を超える長距離路線となります。【9A】号経路の摂南大学延長で一つ心配なのは、大日駅前付近の渋滞で、果たして吹田から摂南大学までの需要があるのかどうかはわからないが、太子橋付近の大阪工大(摂南大学と同じ学校法人)と摂南大寝屋川キャンパスとの往来をも意識したものと言えるのかもしれません。上記の新設系統のほか、【5】号経路<寝屋川市駅~摂南大学~点野~仁和寺~大日駅>が運行中です。
路線・ダイヤの直接の変更ではないが、【タウンくる】音羽町線<京阪香里園西口~寝屋川市駅>が交野営業所に移管される模様です。この路線は2003年の開業当初、交野営業所が担当していましたが、14年ぶりの同営業所担当となります(同じく、津田サイエンス線も全系統交野営業所の担当となり、音羽町線と共通で小型車が使用されると思われます)。
https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00332/link_EdnJn.pdf
コメント
コメント一覧 (7)
それだけ梅田に直通できる谷町線の存在は大きんでしょうね…。
先月8日で谷町線は全通35周年を迎えましたが、
旭区・守口市と鉄道空白地帯の寝屋川市西部は(東)梅田直通の谷町線へシフトし京阪は影が薄くなりました。
谷町線の守口市~野江内代は完全に京阪本線と並走していますが、
もし太子橋今市~都島間が赤川経由
(城北公園通り~市道赤川阿倍野線のルート)
で建設されていたら野江~千林の各駅の深刻な利用者減には陷らなかったでしょう。
市道赤川阿倍野線は1990年代前半まで城東貨物線(来春、おおさか東線へ旅客化予定)をくぐれませんでしたが。
そういえば淀川対岸の東淀川区豊里(太子橋今市経由)や摂津市鳥飼(大日経由)も谷町線の利用圏となっています。
私も枚方出口線を摂南大学経由大日駅まで延長できないものかと考えています。出口地区は京阪の駅だと光善寺・香里園が最寄ということになりますが(ただし駅からかなり離れている)、大阪市内へは大日駅から谷町線に乗るほうが便利でしょう。また枚方市駅から摂南大学寝屋川キャンパスへの需要も見込めるかと思われます(大阪工大・摂南大枚方キャンパスへは枚方市駅北口で乗り継げばよい)。
そうですね。
本件の情報ソースは車内の交野営業所管内路線図(2018.4.1現在)です。先月更新されたばかりなのに、もう改正後のものに取り替えられています。
大日駅と摂南大学を最短経路で結ぶためだと思いますが、葛原方面からの【4】号経路の京阪守口市駅乗り入れが減便された分を埋め合わせるためとも考えられそうです。