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京都洛西といえば、西京区の洛西ニュータウン付近を連想されるかと思います。

しかし、観光ガイドなどでの「洛西」とは、一般的に太秦・嵯峨野・清滝・高雄など右京区(旧・京北町を除く)を中心に、北区の金閣寺・衣笠周辺および西京区の嵐山・松尾・桂付近まで、すなわち旧・葛野郡の地域を表し、洛西ニュータウンや大原野など旧・乙訓郡の地域は「洛西」よりも、向日・長岡京などと同様に「西山」と表現されることが多いように思われます。

「洛西」の範囲は(南北に)なかなか広いですね。

実は1976年まで現在の西京区は右京区に含まれていたのです。
すなわち、当時の右京区は、北は愛宕山・高雄および立命館大学衣笠キャンパス西側(北区・京北町・八木町・亀岡市と隣接)、東は概ね西大路通(阪急西院駅、西大路三条)まで、南は南区・向日市・長岡京市そして大阪府高槻市・島本町との境界にまで及んでいました。主要地方道6号<枚方亀岡線>および高槻市営バスは右京区を掠っていたことになります。それが、大原野・境谷地域に洛西ニュータウン街開きのタイミングに合わせ、桂川の西側が西京区に分区されることに。以降、左京区が京都市で面積トップの区となるが、2005年に右京区が京北町と合併後、右京区がトップとなっています(しかも右京区と左京区が隣接することに)。

なお、「嵐山」について、嵐電の嵐山駅およびJR嵯峨嵐山駅は右京区、阪急嵐山駅は桂川を隔てて西京区となっているが、正式地名としての「嵐山」は阪急嵐山駅のある西京区側のほうです。