JR西日本が在来線「新快速」運転区間を念頭に、有料座席車導入の検討を始めたと言います。
JR西 「新快速」区間に有料席 22年度までに導入へ(日刊工業)
JR西日本は在来線「新快速」運転区間を念頭に、有料座席車導入の検討を始めた。運行形態や車両などを詰め、2022年度までの実現を目指す。鉄道各社は料金収入増も狙えることから、大都市近郊路線で快適に移動できる有料座席車の導入を加速させている。JR西の新快速は関西エリアの都市間移動に使われ、長距離の乗客も多い。着席移動のニーズに応えて、サービスの向上につなげる。
上の引用記事によると、新快速電車に有料座席車(指定席まはたグリーン車)を連結するのか、あるいは新快速とは別の有料座席列車を走らせるのか、気になるところ。
2022年度までに導入とのことなので、223系もかなり老朽化が進み、新型車両導入に合わせて、グリーン車もしくは京阪プレミアムカーのような座席車を入れるということも考えられます。
以前(1990年代前半ごろ)、新快速電車にグリーン車導入の構想もあったが立ち消えになった経緯があります。関空快速(223系)に指定席を設定したこともあるが、自由席と同じ座席ということもあって利用率が悪く、廃止になりました。
コメント
コメント一覧 (6)
京阪神地区113系のグリーン車について、利用状況はガラガラのようでしたね。阪神間の富裕層のために連結されていたとか。しかし、それも117系新快速デビューの影響も手伝って廃止に追い込まれましたね。廃止直前にサロ外しが順次行われた頃、グリーン車は一般開放されたため、たちまち人気を集めたようです。
223系の体質改善工事に合わせて有料座席車に改造、ということは十分考えられますね。
ということは結局、京阪のプレミアム改造と同じ考え方ですね。
京阪もプレミアムカーを増やすとのことなので、ますます目が離せません。
別列車じゃなくて新快速に有料座席車を連結、と読める記事の方が多い感じです。個人的には、座席配置と窓配置がきちんと合っている新製車なら利用したい。座席を交換しただけ、とか、一般車と共通の車体で座席だけ違う、とかだったらスルーですね。
私も「新快速に有料座席車を連結」という線が一番現実的だろうと思います。
別列車を走らせようにも線路容量や必要な車両数を考えると現実的でないように思います(北陸新幹線敦賀開業で余剰となる683系を充てるということはあり得るが)。
>>座席を交換しただけ、とか、一般車と共通の車体で座席だけ違う
京阪プレミアムカーは伝統の技術でそこをうまくやったと思いますが、JRはどうするのかとても気になりますね。