2018年7月7日(土)より阪急宝塚線および能勢電鉄のダイヤ改正が実施される予定です。


今度のダイヤ改正の大きな変更点は、梅田から箕面線直通列車の大幅減便。

箕面線直通列車(準急・普通)は平日ダイヤの朝と夕方に運転されているが、今度のダイヤ改正では朝ダイヤでは池田始発の「普通」などへ置き換え、夕方の梅田発箕面行き「普通」は雲雀丘花屋敷行き「急行」に変更する、などとしています。その代わり、朝の箕面線上り列車は石橋で「特急 日生エクスプレス」「通勤特急」と接続するようにし、梅田までの所要時間を短縮するとのことです。

このほか、平日の夕方時間帯には「普通」・川西能勢口行きが新たに設定されます(雲雀丘花屋敷行きからの変更)。

今度のダイヤ改正で、大阪都心から箕面市への直通列車が大幅に減るわけだが、2年後2020年度に北大阪急行の箕面萱野への延伸が予定されており、箕面市から地下鉄御堂筋線梅田・なんば・天王寺への直通列車が終日運転されることになります。そもそも箕面市の鉄道は阪急箕面線のみであり、阪急箕面線利用圏の西部(箕面・桜井地区)、北大阪急行利用圏(新御堂筋・新船場・萱野地区)の中部、阪急千里線利用圏の東部(小野原・今宮地区)、の3つに大きく分かれており、市全体のまとまりが弱いように見えます。北大阪急行の萱野延伸で箕面市をはじめ北摂地域全体の交通網が大きく変わるでしょう。

なお、昼間時間帯のダイヤは現行通りのようです。