奈良交通の路線について一つレポートしたいと思います。
今回は、奈良市街地(近鉄・JR奈良駅)と唐招提寺・薬師寺・西ノ京方面を結ぶ六条山線について。
系統番号は【63】【64】【72】【77】【78】があり複雑なように見えるが、運行経路は
県庁前 / 高畑町 / 春日大社本殿 ~ 近鉄奈良駅~油阪船橋商店街前~JR奈良駅~<国道308号線>~三条大路五丁目 ~都跡小学校~唐招提寺~薬師寺~西ノ京駅~六条柳町~国立奈良医療センター~六条山~奈良県総合医療センター
であり、近鉄・JR奈良駅および奈良公園・春日大社方面と西ノ京(唐招提寺、薬師寺)を結んでいることから、観光客にとって重要な路線と言えます。近鉄奈良駅では8番のりば(R369西行き)からの発車です。「奈良・斑鳩1Dayチケット」での利用も可能で、奈良市中心部から鉄道ではやや不便な唐招提寺・薬師寺(近鉄橿原線西ノ京下車、近鉄奈良駅からの場合、大和西大寺で乗り換える必要がある)への足として重宝されています。また、国立奈良医療センターや奈良県総合医療センターにも乗り入れており、地元利用客と合わせ休日や観光シーズンにはかなり混雑します。
三条大路五丁目交差点から先、都跡小学校~西ノ京方面あたりの景色はのどかな大和路を実感させます。旧・平城京の西郊にあたり、奈良公園・東大寺・春日大社周辺とはまた違った雰囲気を感じます。
西ノ京駅前付近の狭隘区間に対応して、中型車での運用となっています。
西ノ京駅前を通る六条山行き
道路が狭いのがわかる
コメント
コメント一覧 (3)
木島バイパスは奈良r249(一般県道大和郡山環状線)と直結しているから南下すれば磯城(しき)郡川西町まで行けます。
狭隘路線といえば、大和西大寺駅北口から奈良/京都r52(主要府県道奈良精華線)旧道etcを走る奈良交通押熊線のレポートを取り上げて欲しいです。
現在の押熊線の車両は加茂線や和束線と共通運用のようですが、1992年春頃まではJR奈良駅東口まで直通していたようです
押熊系統懐かしいです。奈良競輪場の傍を通過するのですが、乗用車一台がやっとの道で、昼間は競輪場側に奈良交通の係員が待機していました。
90年代中頃は奈良駅前だけでなく、奈良駅を通り越して、郡山インターに近い白土町やシャープ前まで通り越す系統もあったように思います。西大寺から奈良駅の系統とひっついていたように思います。
奈良県医療センターは何気にr7<枚方大和郡山線>に近いですね。
r7といえば、私は枚方・交野から桜井・宇陀・名張(三重)方面へのツーリングに重宝しています。概ね片側2車線で走りやすいが、第二阪奈手前付近は片側1車線区間が残っており渋滞しやすいので、早急の改良が望まれます。
押熊線は乗ったことがないが、かつては、二条町・法華寺・佐保小学校経由近鉄・JR奈良駅方面まででつながっていたみたいですね。