和歌山県を中心に近畿南部および東海地方に広大な店舗網を有するスーパー、オークワ。

オークワの歴史は、紀南地方・三重県熊野市の食料品店創業(1938年)に始まり、1959年には和歌山県初のスーパーマーケットとして新宮市に「主婦の店新宮店」を開店。1969年に「株式会社主婦の店オークワ」と改称以降、「オークワ」ブランドを確立し、和歌山県内をはじめ周辺の大阪南部や奈良・三重県に店舗網を順次拡大します。1987年に大証第2部に上場、2001年には東証第1部に上場を果たします。

2000年代中盤以降、拡大路線はさらに続き、長良川・揖斐川・木曽川を越えて愛知・岐阜県など東海地方への本格的に進出。一方、兵庫県南部の明石・加古川市にも新たに出店。さらに静岡県の株式会社パレを合併し同県にも進出。

現在、オークワグループの店舗は、和歌山・大阪・奈良・三重・兵庫・岐阜・愛知・静岡の8府県に及んでいます。本社は和歌山市。

一時期、大阪北部の大東・寝屋川・高槻・摂津市にも出店するが、摂津・大東市の2店舗を除いて撤退しました。大阪府内では大和川以南の泉州・南河内地域が主な縄張りとなっています。近鉄沿線の東大阪・八尾・柏原市にオークワの店舗があってもよさそうだが、今のところ1つもありません。

兵庫県ではもともと新参者であり、三田市に1店舗出店を果たす一方、加古川市の店舗は短命に終わっています。

岐阜県ではJR高山本線・太多線・中央本線沿線にも満遍なく進出、長野県境に近い中津川市にも出店しているのは驚きです。

京都府や滋賀県については、同じニチリウグループの平和堂(株)と協定を結んでいるため、店舗はありません(大阪・岐阜・愛知では平和堂勢力圏と被っているが、大阪府北部は原則的に平和堂がカバー)。

兵庫県の中部・北部では北近畿全域をカバーするさとう(株)(ニチリウグループ、本社・福知山市)がかなり押さえており、オークワと一部オーバーラップしかけている地域もあります。さとうも近年、京都南部および大阪北部への進出を果たしています。