近鉄電車でスキー、といえば意外に思われるかもしれません。
しかし、近鉄沿線にはスキー場があるのです。
一つは、三重県菰野町の御所在山。近鉄四日市で湯の山線に乗り換え、終点・湯の山温泉駅からR477を西へ進みます。御所在山は滋賀に隣接する鈴鹿山脈の最高峰であり、頂上からは東に伊勢湾~濃尾平野、西に琵琶湖が見渡せます。
奈良県南部の吉野・大峰山系にもスキーやスノースポーツの楽しめるところがあります。紀伊半島の真ん中にあたるが地形が急峻で標高も高いため、冬場の冷え込みは相当なもので(六甲山や近畿北部の丹波高地よりも気温は低いはず)、山間部では積雪も珍しくありません。吉野・大峰界隈には有名なスキー場が2つあります。
一つは天川村の洞川温泉近くにスノーパーク洞川。吉野線大和上市駅から奈良交通バスで「洞川温泉」まで約90分、さらにタクシーに乗り換えて約10分のところで、公共交通では不便ですね。
もう一つは、和佐又山スキー場(上北山村)。大普賢岳(標高1,870m)の麓にあります。大和上市駅から奈良交通・大台ケ原行きのバスに乗り、「和佐又山登山口」から徒歩1時間のところです。
このほか、相互乗り入れ先の阪神電車まで含めば、六甲山スキーもありですね(笑) 六甲山へは京阪神から一番気軽に行けるのが何よりでしょう。
コメント
コメント一覧 (4)
阪神グループの六甲山人口スキー場(神戸市灘区)は尼に住んでいた頃は準地元でしたから何度か行きました。
6チャンのおは朝という番組で「近い近いめちゃ近い、ほんまかいな、そーかいな」という六甲山人口スキー場のCMをよく見ていました。
行ったことあるスキー場といえば
六甲山人口スキー場の他、
ハチ高原(兵庫県養父市)
鷲ヶ岳スキー場(岐阜県郡上市)
高鷲スノーパーク(岐阜県郡上市)
湯の丸高原スキー場(長野県東御市)
苗場スキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町)
があります。
近鉄南大阪線に高鷲駅(大阪府羽曳野市)がありますが、そちらは「たかわし」、
高鷲スノーパークは「たかす」です。
高鷲は合成地名で鷲は岐阜県に多い姓の鷲見(すみ)という地名が由来のようです。
湯の丸高原スキー場は長野県東御市とはいえ群馬県吾妻郡嬬恋村との境にあり、
長野/群馬r94東御嬬恋線沿いです。
湯の丸高原は
南の長野県側が日本海側(信濃川水系)、
北の群馬県側が太平洋側(利根川水系)
という珍しい地形だったり。
西武グループの苗場スキー場は松戸市へ引っ越してから行きましたが、
群馬県利根郡みなかみ町月夜野のE17関越道月夜野ICから国道17号をひたすら走りました
(国道17号は全線完走したことありますが)。
京阪神から日帰り可能なスキースポットとして、六甲山のほか、滋賀県の比良山・マキノ・箱館山がありますね。これも新快速が湖西線に乗り入れている恩恵と言えるでしょう。京都市左京区の広河原にもスキー場があったが、ここはなくなったみたいです。
HPもありますよ。
因みに愛宕山の方、清滝にもかつてはスキー場がありました。
ご指摘ありがとうございます。
昨シーズンの広河原スキー場は雪が少ないため営業終了が早かったそうですね。