2019年02月07日 阪急バス 運転士全員を正社員に 阪急バスは、4月以降に入社する運転士全員を正社員として採用すると発表しました。また、現在在籍している契約社員の運転士も4月から正社員にするとのことです。全国的にバス運転士不足による減便や路線縮小が相次いでいる中、今回の阪急バスの労働条件改善のニュースは朗報と言えます。阪急バス、運転士全員を正社員に 人手不足解消へ4月から(日本経済新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40918300V00C19A2LKA000/ 「阪急バス & 北摂・阪神地域のバスなど」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (10) 1. 安田 2019年02月07日 15:30 今や日本は労働者の高齢化が著しいです。 日本は労働者の平均年齢は1968年では32歳だったのが今や1.5倍近い47歳になりました。 正社員は50代の割合が高い、 非正規は35~49歳の割合が高い 傾向にあります。 年金受給開始年齢が60歳から65歳へ引き上げられたことに伴い60代の労働者が増えました。 このため34歳以下が全くいない職場も増えています。 高齢化が著しい東北(特に北東北3県と山形県)、新潟県、四国(特に高知県)等に限らず、 比較的大都市から近いはずの栃木県、群馬県、山梨県、奈良県等でも20~39歳の人口が極端に少ない問題が生じています。 こちら千葉県でも20代30代は千葉市を含む北西部ばかり集中し (特に東西線沿線の浦安市や市川市行徳地域、つくばエクスプレス沿線の流山市は20代30代の割合が高い)、 南部(特にR465以南)や東部(特に香取市、山武市、匝瑳市、銚子市方面)は20代30代が少ない傾向です。 2. 安田 2019年02月07日 15:40 現在、非正規労働者は就職氷河期世代と呼ばれる高度経済成長期末期から石油ショック不況期の1971~1982年に生まれた人の割合が高いのですが、 下記のサイトにあるように深刻な問題となっています。 https://article.auone.jp/detail/1/1/1/114_2_r_20190206_1549412323789178?ref=top 3. 交野が原 2019年02月07日 17:46 >安田さま 地方ばかりか大都市部においても高齢化の問題は顕著ですね。 高度経済成長期に造成されたニュータウンの高齢化問題がクローズアップされて久しく、一方で高年齢層ほど、交通・医療・買い物も何でも便利な都心回帰が進んでいるとの話をよく聞きます。むしろ若者ほど地方で生きることを好んでいる人が多い、と私個人として勝手に思っているんですが。 4. 安田 2019年02月07日 17:55 交野ヶ原様、 実は若者も都心志向が生じています。 地方で生きるのを好むのはむしろ40代50代中心ではと思います。 秋田県や高知県のように全市町村で19歳から69歳まで全ての世代で人口転出が著しい地域もあります 5. かがわ 2019年02月07日 18:48 安田さんのおっしゃる通り若者も大多数は都心回帰です。 マスコミは田舎に行くごく一部の若者を取り上げていますが実態は圧倒的に都会へ行く若者が多いのです。 若者は田舎が不便だということを知っています。田舎はいろいろなサービスがなくなるといわれる時代にわざわざ住みません。これは各県庁所在地の人口が増え、それ以外の市町村の人口が減っていることからも明らかです。 また、田舎に住むと高齢者にこき使われるのも目に見えているので人間関係からも住む人は減っているのです(しかし当の田舎はそれを知りません)。 6. 安田 2019年02月07日 20:12 >かがわ様 その通りです。 だが、福島県郡山市や静岡県浜松市や三重県四日市市や山口県下関市のように県庁所在都市ではないが県庁所在都市よりも栄えている市もありますので県庁所在都市に集中するとは限りません。 こちら千葉県は千葉市が唯一の政令市ですが、20代30代は千葉市よりもより都心に近い葛南(浦安市、市川市、船橋市、習志野市等。京葉間とも言う)や東葛(松戸市、柏市、流山市、我孫子市等)の方が割合が高いです 7. 安田 2019年02月07日 20:45 続きです。 千葉県葛南、東葛地域の合計人口は今や千葉県の人口の約半数の315万人を占め、 隣接する茨城県の人口(293万人。これでも全国11位)を上回ります。 浦安市や市川市行徳地域は1969年3月に東京メトロ東西線が開業してから人口が急増し今や御堂筋線を抜き利用者数日本一の地下鉄に発展しました。 千葉県2位の船橋市は今や千葉県の人口の1割の63万人となり、 鳥取県(56万人)を上回るどころかあと数年で島根県や高知県の人口を抜きそうです。 8. 交野が原 2019年02月07日 21:21 >かがわさま、安田さま やはり若者も高齢者も多くは都心回帰なんですね。よく田舎暮らしは甘くないと言われますが、事実だと受け止めざるを得ません。実を言うと、私自身も以前、田舎(とはいっても都心部へ電車で1時間以内のところ)に住みたいとボランティア活動に参加していた時期もあるが、結局そこのつながりは続きませんでした(その理由の大半は私自身にあると反省)。 →田舎に住むと高齢者にこき使われるのも目に見えているので この気持ち、ものすごくわかります。田舎に限らず、高齢者の多い組織集団にごく少数の若者が参入すると、大歓迎されるが、反面何かと仕事を押し付けられたりこき使われるのは、よくありがちです。 9. 安田 2019年02月09日 01:29 >交野ヶ原様、かがわ様 若者の都心集中はやっぱり深刻化していますね。 栃木県や群馬県で20~39歳が極端に少ない問題を書きましたが、 北関東のもう1つの県である茨城県についても書きます。 茨城県は県北・県央・県西・県南・鹿行に分かれますが、 県南を除くほぼ全域で20~39歳が極端に少ない現象が生じています。 県南はつくば市・土浦市を中心とする県西南部にあり茨城県の人口の半数の150万人を有します。 そのうち取手市、守谷市は東京都心から40km弱であり実質は利根川手前の千葉県東葛地域(松戸市・柏市等)と言っていい感じです (松戸市民としては取手市と守谷市は準地元感覚)。 大阪府北河内を千葉県東葛地域と例えた場合、 取手市と守谷市は八幡市や京田辺市に相当する感じです。 茨城県の人口は我が千葉県の半分に満たないものの全国11位の293万人、意外にも京都府より多いが (東北地方、北信越地方、中国四国地方に茨城県より人口が多い県はない)、 その割に30万人以上都市がありません。 茨城県最大都市は県庁所在都市の水戸市ですが、 20~39歳は水戸市を含む県央では流出が著しいです。 ほぼ福島県と呼ばれる県北(日立市・常陸太田市・常陸大宮市・高萩市・北茨城市等)は東京都心から150km前後とあって栃木県北部(那須・日光地域)や群馬県北部(沼田・吾妻地域)と同様に過疎化高齢化が深刻で限界集落がかなり増えています。 10. 安田 2019年02月12日 09:56 >交野ヶ原様 若者が田舎へ行かないのは高齢者にこき使われるのもありますが、 働いても「唯一の若者」ということで40~60代から馬鹿にされ (しかも話も噛み合わない)、 いつまで経っても最年少な万年ルーキーとなってしまいます。 田舎は20~30代人口が少ないのもあり、いつまで経っても万年ルーキーのままではスキルアップできないのもあり若者の大都市への転出をさらに加速させているのが現状です コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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コメント一覧 (10)
日本は労働者の平均年齢は1968年では32歳だったのが今や1.5倍近い47歳になりました。
正社員は50代の割合が高い、
非正規は35~49歳の割合が高い
傾向にあります。
年金受給開始年齢が60歳から65歳へ引き上げられたことに伴い60代の労働者が増えました。
このため34歳以下が全くいない職場も増えています。
高齢化が著しい東北(特に北東北3県と山形県)、新潟県、四国(特に高知県)等に限らず、
比較的大都市から近いはずの栃木県、群馬県、山梨県、奈良県等でも20~39歳の人口が極端に少ない問題が生じています。
こちら千葉県でも20代30代は千葉市を含む北西部ばかり集中し
(特に東西線沿線の浦安市や市川市行徳地域、つくばエクスプレス沿線の流山市は20代30代の割合が高い)、
南部(特にR465以南)や東部(特に香取市、山武市、匝瑳市、銚子市方面)は20代30代が少ない傾向です。
下記のサイトにあるように深刻な問題となっています。
https://article.auone.jp/detail/1/1/1/114_2_r_20190206_1549412323789178?ref=top
地方ばかりか大都市部においても高齢化の問題は顕著ですね。
高度経済成長期に造成されたニュータウンの高齢化問題がクローズアップされて久しく、一方で高年齢層ほど、交通・医療・買い物も何でも便利な都心回帰が進んでいるとの話をよく聞きます。むしろ若者ほど地方で生きることを好んでいる人が多い、と私個人として勝手に思っているんですが。
実は若者も都心志向が生じています。
地方で生きるのを好むのはむしろ40代50代中心ではと思います。
秋田県や高知県のように全市町村で19歳から69歳まで全ての世代で人口転出が著しい地域もあります
マスコミは田舎に行くごく一部の若者を取り上げていますが実態は圧倒的に都会へ行く若者が多いのです。
若者は田舎が不便だということを知っています。田舎はいろいろなサービスがなくなるといわれる時代にわざわざ住みません。これは各県庁所在地の人口が増え、それ以外の市町村の人口が減っていることからも明らかです。
また、田舎に住むと高齢者にこき使われるのも目に見えているので人間関係からも住む人は減っているのです(しかし当の田舎はそれを知りません)。
その通りです。
だが、福島県郡山市や静岡県浜松市や三重県四日市市や山口県下関市のように県庁所在都市ではないが県庁所在都市よりも栄えている市もありますので県庁所在都市に集中するとは限りません。
こちら千葉県は千葉市が唯一の政令市ですが、20代30代は千葉市よりもより都心に近い葛南(浦安市、市川市、船橋市、習志野市等。京葉間とも言う)や東葛(松戸市、柏市、流山市、我孫子市等)の方が割合が高いです
千葉県葛南、東葛地域の合計人口は今や千葉県の人口の約半数の315万人を占め、
隣接する茨城県の人口(293万人。これでも全国11位)を上回ります。
浦安市や市川市行徳地域は1969年3月に東京メトロ東西線が開業してから人口が急増し今や御堂筋線を抜き利用者数日本一の地下鉄に発展しました。
千葉県2位の船橋市は今や千葉県の人口の1割の63万人となり、
鳥取県(56万人)を上回るどころかあと数年で島根県や高知県の人口を抜きそうです。
やはり若者も高齢者も多くは都心回帰なんですね。よく田舎暮らしは甘くないと言われますが、事実だと受け止めざるを得ません。実を言うと、私自身も以前、田舎(とはいっても都心部へ電車で1時間以内のところ)に住みたいとボランティア活動に参加していた時期もあるが、結局そこのつながりは続きませんでした(その理由の大半は私自身にあると反省)。
→田舎に住むと高齢者にこき使われるのも目に見えているので
この気持ち、ものすごくわかります。田舎に限らず、高齢者の多い組織集団にごく少数の若者が参入すると、大歓迎されるが、反面何かと仕事を押し付けられたりこき使われるのは、よくありがちです。
若者の都心集中はやっぱり深刻化していますね。
栃木県や群馬県で20~39歳が極端に少ない問題を書きましたが、
北関東のもう1つの県である茨城県についても書きます。
茨城県は県北・県央・県西・県南・鹿行に分かれますが、
県南を除くほぼ全域で20~39歳が極端に少ない現象が生じています。
県南はつくば市・土浦市を中心とする県西南部にあり茨城県の人口の半数の150万人を有します。
そのうち取手市、守谷市は東京都心から40km弱であり実質は利根川手前の千葉県東葛地域(松戸市・柏市等)と言っていい感じです
(松戸市民としては取手市と守谷市は準地元感覚)。
大阪府北河内を千葉県東葛地域と例えた場合、
取手市と守谷市は八幡市や京田辺市に相当する感じです。
茨城県の人口は我が千葉県の半分に満たないものの全国11位の293万人、意外にも京都府より多いが
(東北地方、北信越地方、中国四国地方に茨城県より人口が多い県はない)、
その割に30万人以上都市がありません。
茨城県最大都市は県庁所在都市の水戸市ですが、
20~39歳は水戸市を含む県央では流出が著しいです。
ほぼ福島県と呼ばれる県北(日立市・常陸太田市・常陸大宮市・高萩市・北茨城市等)は東京都心から150km前後とあって栃木県北部(那須・日光地域)や群馬県北部(沼田・吾妻地域)と同様に過疎化高齢化が深刻で限界集落がかなり増えています。
若者が田舎へ行かないのは高齢者にこき使われるのもありますが、
働いても「唯一の若者」ということで40~60代から馬鹿にされ
(しかも話も噛み合わない)、
いつまで経っても最年少な万年ルーキーとなってしまいます。
田舎は20~30代人口が少ないのもあり、いつまで経っても万年ルーキーのままではスキルアップできないのもあり若者の大都市への転出をさらに加速させているのが現状です