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JR四国の7200系は121系近郊型電車をリニュアルして生まれ変わった車両です。

121系は国鉄終焉の間際、四国で初めての電化開業(予讃線高松-坂出間、多度津-観音寺間、土讃線多度津-琴平間)に合わせて製造。外観イメージとしては当時量産中だった205系通勤型電車に似ているが、ローカル線用3ドア・セミクロスシートという車内設備的には飯田線用119系を連想させるものがあります。

121系も製造から30年経過し、足回りや車内の大幅リニュアルを施行、形式名も7200系に変更となりました。制御方式は抵抗制御からVVVFに変更、車内は一部ボックス席を撤去、座席配置は他のJR四国一般型車両と同様、ロングとボックスの千鳥配置に変わっています。