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大津線(京津線、石山坂本線)の600形は、1984年、同線区初の冷房車として登場。
600形の顔の形は、前年京阪本線に颯爽と登場した6000系の影響を感じさせるスタイルです。
ただし、600形は完全な新造車ではなく、吊り掛け車260・300形の車体と台車を流用したものです。
顔の形状は、旧260・300形時代は古風な張り上げ屋根だったのが、徹底的に整形手術が施され、現代的なスタイルに変貌、軽快なイメージを与えています。

600形は当初、主に京津線の準急に使用されたが、京都市営地下鉄東西線開通と引き換えに
三条-御陵間廃止後は、石山坂本線専用として活躍を続けます。

「坂本比叡山口」駅(旧・坂本)ですが、JR湖西線の「比叡山坂本」と混同しそうですね。