大津線(京津線、石山坂本線)の600形は、1984年、同線区初の冷房車として登場。
600形の顔の形は、前年京阪本線に颯爽と登場した6000系の影響を感じさせるスタイルです。
ただし、600形は完全な新造車ではなく、吊り掛け車260・300形の車体と台車を流用したものです。
顔の形状は、旧260・300形時代は古風な張り上げ屋根だったのが、徹底的に整形手術が施され、現代的なスタイルに変貌、軽快なイメージを与えています。
600形は当初、主に京津線の準急に使用されたが、京都市営地下鉄東西線開通と引き換えに
三条-御陵間廃止後は、石山坂本線専用として活躍を続けます。
「坂本比叡山口」駅(旧・坂本)ですが、JR湖西線の「比叡山坂本」と混同しそうですね。
コメント
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普通に運用された80形(1961~1997)も懐かしいですが、80形消滅とともに500形(車体のみ1979年製)が短命に終りましたね。
思い出せばびわ湖浜大津から北へ、
滋賀r558に変則3車線区間(時間帯により中央線が変移)がありますね。R161時代に何度か走りましたが
車体製造から60年が経過する車両もあります。
それなのに古さを感じさせないのはさすが京阪の技術力です。
そろそろ新車を期待しても良さそうですね。
京津線上栄町~浜大津間の併用区間は、去年までR161だったわけですが(県道r558に格下げされているとは知りませんでした)、100番台国道上に路面電車が通っているのは、今ではかなり珍しいものと思います。
大津線の場合は、本線のように高速運転するわけではないので、長寿を保ちそうですね。そもそも、600形への代替新造の時に徹底的に改修したことも、功を奏でていると思います。
1桁2桁100番台国道で併用軌道は今や珍しくなったかと思いきやそうでもありません。
R1豊橋市街、
R11松山市街
(R33、R317、R379、R440、R494重複)、
R30岡山市北区の一部
(R2旧道でしたが2000年4月にそれぞれ重複のR30とR250へ降格)、
R32高知市街
(R55、R56、R195、R197、R493重複)、
R33高知市街
(R194重複。以前はR56やR197も重複していたがR56土佐道路開通で指定解除)、
R34長崎市街の一部
(R57、R251重複)、
R53岡山市北区の一部
(R180重複)、
R54広島市中区
(R183、R191、R261重複)、
R56松山市街
(R378重複)、
R122(ワンツーツー)東京都北区飛鳥山~王子駅前、
R156高岡市街、
R183広島市中区~西区
(R261重複。2006年3月以前はR54でしたがR54とR191の指定を解除された)、
R195高知市街、
R196松山市街。