JR大阪近郊区間大回りの「関所」は3つあります。
1)加古川駅中間改札(加古川線乗り換え口)
2)和歌山駅中間改札(和歌山線ホーム)
3)柘植駅(関西本線から草津線に乗り換えるとき)
120円とか160円のきっぷで大回り乗車するとき、以前は車内検札が一つの「関所」だったと思います。15年ほど前だったかな、学研都市線の木津駅停車中に車内検札がやってきたときは、ビビりました。「大回り乗車です」と説明して、それで済みましたが。
しかし、近年、ICカード対応やワンマン運転拡大などに伴い、車内検札も稀な存在となりました。
「大回り乗車」そのものも、ネットやメディア等を通じて、鉄道ファンばかりか一般の人にも広く知られ、市民権を得られるようになりました。そのこともあって、JRの職員に「大回り乗車です」と言えば、そのまま通してもらえることも多いです。
ただ、それでも、中間改札を通るときなど、やはり敷居を感じるもの。「大回り乗車です」の一言で通過できますが。
中間改札ではないが、柘植で関西本線から草津線に乗り換えるときも、「関所」と言えます。関西本線(亀山-加茂)はワンマン運転であり、亀山・伊賀上野・加茂駅を除いて、降車時は一番前(運転席後側)のドアを通る必要があります(降車時運賃箱に乗車券・運賃を投入)。草津線との乗り換え駅・柘植も同じです。このとき、運転士に「大回り乗車です」と申告すればOK。
草津線からの乗り換えの場合は、加茂行き普通列車先頭車後のドアからに乗ります(反対側の亀山行きは、近郊区間外へ離脱するので、「大回り乗車」は不可)。
コメント
コメント一覧 (3)
実際はあちらさんも慣れてらっしゃるのか「ハイどーぞ」とあっさり通してくれますが。
柘植は委託とは言え有人駅ですよね。
何故関西線から降りる際に最前部からしか降車出来ないのか。
全てのドアを開けても良さそうなもんですが。
てっきり全てのドアから降車できると思っていましたね。
有人駅なので。
柘植駅は無人化されたようですね。
たぶん、急行<かすが>廃止後だと思います。