意外に地味なニュースですが、本年5月15日より、京阪高速バス「東京ミッドナイトエクスプレス京都号」(枚方・京都~東京)(関東バスと共同運行)が東京駅丸の内・大手町へ延伸しました。
東京駅丸の内・大手町は大手銀行・商社・メディアなどの本部・本社が立地しており、ビジネスワーカーの深夜移動の実現、また東京国際空港へのアクセスも抜群で、インバウンドを含めた観光ほか、さまざまな目的での利便性向上が狙いだとされています。
https://www.keihanbus.jp/pdf/kks/highway/highway_20190509_shibuya_shinjuku_tokyo_otemachi.pdf
今年で枚方新宿線開通30周年を迎えます。 1989年(平成元年)12月でした。京阪沿線から東京都心へ一本の高速バスで結ばれるとは、夢のようでした。当初は京都市中心部への乗り入れはなく、京滋バイパス直行だったが、ほどなく京都駅八条口・三条京阪経由に経路変更。平成初期、これとは別に、京田辺・宇治経由の便も設定されるが、2008年ごろまでに廃止(末期には、京田辺乗り入れを廃止、高槻・樟葉・宇治経由という複雑なルートになる)。京都駅・三条京阪・山科駅経由に一本化されました。
枚方からの高速バスは、このほか福岡・長崎・熊本系統や徳島線(寝屋川市駅経由)も設定されるが、軒並み廃止され、東京ミッドナイトが残るのみとなっています。
コメント
コメント一覧 (3)
京都駅~七条のバスもそうですが、京阪王国北河内の枚方市民にとって京阪グループが不可欠な存在です。
京都~千葉の京阪高速バスはありますよ。
ありがとうございます。
千葉県在住というても東京と茨城に挟まれ埼玉にも隣接する東葛地域の松戸市です。
松戸市、柏市等から成り立つ東葛地域は千葉市との結び付きは弱く、東京都心志向が強いです。
茨城県の取手市・守谷市、埼玉県の三郷市・八潮市・吉川市・越谷レイクタウン、東京都の葛飾区は東葛民にとってそれぞれ準地元感覚です。
千葉市出身の大物女装タレントM(交野ヶ原様と同世代。本名の姓は京田辺市の地名と同じ)が東葛は千葉都民ではなくチバラキ都民と言っていた地域です。
岐阜県の東濃地域(愛知と長野に挟まれ、岐阜市との結び付きは弱く、名古屋市との結び付きが強い)と似た立ち位置です。