年々運転日が減らされる臨時夜行快速<ムーンライトながら>。

<ムーンライトながら>は東海道本線東京-大垣間にて運行される夜行快速列車。もとは、定期普通列車のいわゆる「大垣夜行」であり、 急行<東海>(153系→165系)の編成を使用。大垣夜行は「青春18きっぷ」だけで乗車できることから、シーズンには人気のある列車でした。しかし、運用区間がJR東日本とJR東海に分割、165系の老朽化も目立ち、急行<東海>とともに前途が気になるところだったところ、1996年新型車両373系(JR東海所属)に置き換えられることに。急行<東海>は373系の特急<東海>、大垣夜行は座席全指定の快速<ムーンライトながら>にそれぞれ生まれ変わりました。ただ、165系時代はグリーン車(サロ)2両連結されていたのが、373系は普通車のみに。せっかく新車に置き換えられたのだから、<ムーンライトながら>は安泰かと思いきや、2007年には<東海>廃止、<ムーンライトながら>も2009年より臨時列車に格下げに。JR発足当初は、JR東日本とJR東海が調整して大垣夜行続行便まで出していましたが・・・。

臨時列車化後は「青春18きっぷ」シーズンのみの運転となるが、年々運転日は減らされています。この夏の運転日は8月中のうちの17日間に決まりました。使用車両も373系から、のちにJR東日本の183系そして185系に替わるが、185系の引退も決まり、<ムーンライトながら>の存続が危ぶまれています。185系の後継にE257系が改造転用される予定ですが、JR東海管内への乗り入れはどうなるのか微妙なところ。わずかな区間ながらJR東海管内に乗り入れる修善寺<踊り子>も、廃止の可能性が取り沙汰されています。