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JR発足初期に製造されたローカル用気動車キハ11。
キハ11も大半はキハ25系に置き換えられ、引退しました。
しかし、キハ11 300番台のみ、JR東海に残存しています。

キハ11 300番台は、長距離の紀勢本線で運用することを前提に、既存の0・100番台をマイナーチェンジしたもので、トイレが設置されたことは大きな改善点だと言えます。車体外観は0・100番台の普通銅製とは異なり、ステンレス銅製で、JR東海のコーポレーションカラーであるオレンジ帯を配しています。実際には、0・100番台と連結して運用されることが多かったようです。 キハ11 0・100番台なき後、300番台は名松線専用となっています。所属は当初、伊勢車両区だったが、キハ40系引退とともに同車両区が廃止され、名古屋車両区所属となっています。