JR東日本新潟地区で、8月より新型電気式気動車GV-E400系の営業運転が始まります。 導入線区は、
信越本線(新津-新潟)
羽越本線(新津-酒田)
磐越西線(会津若松-新津)
米坂線
で、現在活躍中のキハ40系は今年度中に置き換えられる予定です。
羽越本線の普通列車は、現在では貴重となった「架線下DC」で有名。東日本では数少ない気動車の長距離鈍行で、なおかつ日本海の絶景をお供に汽車旅を楽しめる貴重な区間です。村上を境に架線の電気方式(直流・交流)が異なるため、ここを跨いで運用する普通列車は気動車による運用となっています(村上-酒田間の普通列車はほぼ気動車)。
GV-E400系は、秋田地区(五能線・津軽線ほか)にも導入される予定です。
新型の電気式気動車GV-E400系、8月デビュー キハ40系は新潟地区から引退へ
https://www.excite.co.jp/news/article/Trafficnews_87436/
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只見線は1971年に全通してから再来年で全通50周年を迎えますが、JR型車両の運用が全くない数少ない路線となっています
(キハ40・47・48系は1983年2月で製造が打ち切られているため最も新しい車両でも製造から40年近い)。
羽越本線は全線乗ったことありますが、新潟県村上市と山形県鶴岡市は先日の山形県庄内沖地震で被災しました。
村上~府屋はR345(由利本荘市~新潟市中央区)とほぼ並走、
府屋以北の羽越本線はR7(青森市~新潟市中央区)とほぼ並走しています。
山形県は
庄内(酒田市、鶴岡市等)、
最上(新庄市等)、
村山(山形市、天童市等)、
置賜(米沢市、南陽市等)
の4地域に分かれますが、
庄内だけは日本海沿岸とあって他の山形県とは文化や方言や交通網がかなり異なります。
庄内は山形県内陸地域との結び付きよりも新潟県下越地方や秋田県由利地域との結び付きが強かったりします。
1992年の庄内空港開港以前、庄内から東京へは羽越本線特急いなほ→新潟から上越新幹線乗り継ぎが定番でした。
以前、日テレ系列の秘密のケンミンSHOWで鶴岡市出身のウド鈴木(キャイ~ン)が新潟県について庄内空港開港以前は新潟駅を利用していたと話していたのを思い出します。
秋田県由利地域(由利本荘市、にかほ市)も山形県庄内地方との結び付きが強かったりします。
秋田県はTBS系列局がないため、由利本荘市・にかほ市の沿岸部ではアンテナを山形県側に向けている世帯が目立ちます
(東北地方においてはフジテレビ系列局がない青森県の八戸市にてアンテナを岩手県側に向けている世帯が目立つ例もあります)。