そごう神戸店と西武高槻が阪急百貨店に生まれ変わった矢先、そごう・西武が2021年2月までにさらなる店舗網大幅リストラ計画を発表しました。

その中には、大津西武、西神そごう、徳島そごうなどが入っています。これにより、関西からはそごう・西武が消滅することになります。

西武大津の閉店後、滋賀県県庁所在地である大津市からは百貨店が消えることになり、近鉄百貨店草津店が県内唯一の百貨店ということに・・・。県内の百貨店が近鉄百貨店だけという点では、奈良・和歌山・三重と同じになりますね。滋賀県は西武発祥の地であるだけに、西武大津は創業者の意地で存続させたかったのかもしれませんが、さすがに郊外や地方の百貨店が軒並み閉鎖される時代の流れには抗しがたいでしょう。

しかし、「百貨店は時代遅れのビジネスモデル」なのかもしれないが、ここまで軒並み閉店リストラに乗り切る百貨店業界は、聞いたことがないと思います。そごうはバブル経済の頃は、奈良や呉、福山、加古川、高松など地方都市に無鉄砲とも思えるほどの出店攻勢だが、バブルがはじけたあと、後発店舗はおろか、大阪心斎橋のような老舗店舗でさえも軒並み大鉈を振るうとは、経営方針の荒っぽさを印象付けますね。

一方で、京阪百貨店や阪神百貨店のように、食料品中心の庶民派路線で健闘しているところもあります。京阪百貨店は百貨店としては後発でありながら、守口の本店はそごう神戸店などを上回る売上高で郊外型では日本一のようです。

そごう・西武、2021年2月までに店舗網大幅縮小(都市商業研究所)
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