トロッコ嵯峨駅前(JR嵯峨嵐山駅)に展示されているD51 51号機蒸気機関車が、老朽化により来年1月から解体される予定です。展示は年内のトロッコ運行日のみで、12月29日が見納めとなります。
D51 51号機は1937年製造。東海道・山陽本線などで活躍し、1971年引退。その後、枚方市の「くずはモール」で展示されるが、リニュアル工事により、2004年に現在の嵯峨嵐山に移されました。
屋外展示のため風雨の影響を受けやすく、傷みが目立つようになっていたそうです。
枚方市民にとっても思い出のある車両だけに、このまま解体されてしまうのは残念ですが、引退した鉄道車両の保存・維持には相当な手間と費用(税金)がかかるものです。丹後地方の加悦SL広場が閉園するとのニュースが飛び込んできたばかりであり、車両保存活動の厳しさを理解していただければ幸いです。
嵯峨嵐山のD51、解体へ 屋外展示で老朽化(京都新聞)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/105487
コメント
コメント一覧 (2)
小学生になるくらいまで、楠葉にあったわんぱく教室みたいなのに通ってて(いわゆる西城秀樹の歌ってたやつです)、帰りにSLを見に行く(当時は乗って遊んでいたような記憶も)のが楽しみだったのを思い出します。
なんとか29日までに行ってみようかな。
でも、車両保存は大変ですね。何か応援してみたい気にはなれどなのですが。
私も幼稚園の頃は男山団地に住んでいたので、樟葉には思い出があります。
樟葉といえば、SL広場手前のおむすびの店がなぜか印象に残っています。
くずはモールにはD51に代わり、京阪旧3000系が屋内展示され、ミニ鉄道博物館(SANZEN HIROBA)になっていますね(せっかくその隣にあった鉄道模型の店が撤退してしまったのは残念)。
屋外での車両保存は風雨に晒され車体が傷みやすいので、メンテナンスは想像以上に大変なようです。