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藤子不二雄原作の懐かしいアニメ、『忍者ハットリくん』。

『ハットリくん』は伊賀流忍者と甲賀流忍者の対決がメインストーリー。東京のとある住宅地を舞台に、三葉家に居候する伊賀の服部兄弟(ハットリカンゾウ、シンゾウ、獅子丸)と、甲賀のケムマキ一家(ケムマキケムゾウ、影千代)が敵対関係にあります。

私個人的に、ケムマキと飼い猫の黒猫・影千代は面白いキャラクターだと思っています。彼らがグルになって、クラスメートの三葉ケンイチ、あるいは服部兄弟に狡賢くいたずらを仕掛けるも、ハットリカンゾウが機転を利かし、取っちめられる展開パターンが多いですが、ケムマキらも憎めない奴です(学校の教室で、あるいは女性や大人には気の利く「いい子」を演じるが、内面は伊賀への敵対心に燃えるひねくれ者)。ケムマキのことを「ごしゅりんたま」と呼んで忠誠を尽くす影千代もご愛嬌。

上の画像は、ケムマキと並走するキハ58系の1カットです。甲賀の里に帰ったケムマキが東京へダッシュするシーンですが、おそらく関西本線か草津線あたり(キハ58系は急行【かすが】か【平安】だろう)をモデルとしているのでしょう。もしかしたら、信楽線かもしれませんね。しかし、このキハ58系の絵はなかなか実物感が出ていますね(客用扉2枚、屋根上水タンク、サボ受けなど、かなりディーテルに描かれている)。放映時期が国鉄時代末期にあたる1980年代前半~中期であり、時代を感じさせるものです。