滋賀県の帝産湖南交通バスは、伝統的に三菱ふそう車で統一されています。

しかし、ここ15年程の間、自社発注よりも移籍車の比重が上がり、ごくまれに三菱以外の車両が帝産湖南交通に入ることもあります。

その1台は、元南海バスの日野ブルーリボンU-HU3KPAA。 登録番号は「滋賀200か610」で2009年ごろ転入。2004年ごろより南海バスから三菱エアロスターMが続々転入、最古参の「ブルドック」を一掃しました。南海からの移籍が大詰めとなった頃に、日野車も2台加わり、1台がこのブルーリボン(他1台は中型レインボー)。1992年式のようです。

ブルーリボンは帝産湖南交通では異彩を放つ存在です。2年前の2018年現在も現役だったようで、移籍車にしては長寿を保っているそうですが、今はどうでしょうか?

帝産湖南交通には、1990年前後のエアロスターK・M(自社発注)もまだ残っているようで、昨年の時点で名物のP代観光マスク車(滋賀22き55)もまだ稼動していたみたいです。