(その1)
http://katanogawara.blog.jp/archives/35145646.html
のつづき。

佐々里峠区間が一段落すると、若狭湾へ流れる由良川の旅となります。

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佐々里峠区間 冬季は通行止


西へ20kmほど走り、茅葺き屋根の民家群が視界に入るようになり、美山まで来たことを実感。

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かやぶきの里 美山

R162(周山街道)との交点(「安掛」交差点)が京都r38の終点です。R162を小浜方面(北行き)へ3kmほど走らせ、「静原」交差点を左折。京都r12を西に進み、由良川の旅は続きます。

京丹波町和知(旧・船井郡和知町)との境界手前には大野ダム。京丹波町の「市場」交差点を右折し、R27を綾部・舞鶴まで走り続けます。

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問題はこのあと。綾部市に入る手前までは、景色も良くて頗る快調だったが、ここから先、所々で渋滞に巻き込まれ、不快感を喫する「地獄の旅」となってしまいました。

さっそく、綾部市街地へ近づくにつれて、R27は渋滞。綾部市街地を過ぎて舞鶴市内までは流れは普通だったけど、西舞鶴(「大手」交差点)でR178(R175重複)に入り、由良川河口の丹後由良あたりで再び渋滞。そして天橋立付近は大渋滞・・・。さすがにGW中盤とあって当然でしょう。

今から思えば、R27~R178ルートを取ったのは大失敗でした。そもそも舞鶴市に寄る目的・理由などなく、ただ鉄道の走るルート(JR舞鶴線~京都丹後鉄道宮津線)に惑わされただけのようですね。綾部市街地から、引き続き由良川の流れに沿うルートを取る、すなわち府道で福知山市内を経て、R176経由で加悦谷に抜け、宮津市へ回るほうが、風景も良いし渋滞も少なく快適だったでしょう(由良川は福知山市からR175のルートで大江を経て丹後由良へ流路を取る)。京都~宮津・天橋立方面の特急列車も、今では福知山から京都丹後鉄道宮福線経由なので(急行【丹後】の時代は、ご丁寧に西舞鶴から宮津線を回っていた)。京都縦貫道(R478)も、綾部JCTから舞鶴市街地を通らず(舞鶴大江ICは通るが)、宮津・丹後方面へ短絡していますね。

岩滝口(「消防署前」交差点)からR178で丹後半島を周回。

「舟屋の町」で有名な伊根町の「道の駅」で、遅い昼食をとりました。時刻は確か午後2時を回っていたと思います。三条京阪からの走行距離は190km近く、同じ京都府内とはいえ随分遠くまで来たことを実感。というより、わざわざ花背・佐々里峠を大回りしたことが大きいのですがね。あと、伊根町に入る手前あたりは、狭隘区間だったため、渋滞に嵌りました。

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伊根の舟屋

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今回、かやぶきの里・美山と、舟屋の町・伊根を走行ルートに入れながらの丹後半島周回の目的の一つは、「京都府の魅力」を堪能することだったと思います。京都府は丹後半島から奈良県境にまで及ぶ、南北に細長く伸びる都道府県の一つですが、「京都府」を実感できるのは、せいぜい京丹波町より南側の地域でしょう。綾部・福知山・舞鶴以北の中丹・丹後地域まで「京都」というには、少し違和感があります。このあたりは、隣の兵庫県北部・但馬地方と合わせて一つの県にするほうが、一体感があるように思われます。

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経が岬を経て、強い西日を浴びながら、網野・久美浜(京丹後市)を通り過ぎ、やっとこさ兵庫県(豊岡市)に越境。三条京阪から兵庫県境までの走行距離は260km程で、京都府の広さを改めて実感。奈良・三重県境の南山城村から走るとすれば、300kmを超えることになるわけですが、それでも京都府の面積はさほど広くありません(面積ランキングは31位)。

豊岡市街地に着く頃には、もう日が暮れていました。これから、R312・R9・R427・R176経由で、ひたすら兵庫県を縦断して大阪市内まで走り続けるわけですが、まずR312で渋滞。和田山からR427で丹波市へ抜け、R176を快適に進んだと思えば、三田市内から長い渋滞。西宮北ICから、兵庫r82に脱して市街地へ抜けようとしたところ、またもや渋滞に呑まれるばかり・・・。山道の暗闇の中、方向感覚を失いつつも、何とか山を下りて、高級住宅地の甲陽園・夙川にたどり着きます。阪急電車の走る音が耳に入るや、ようやく大阪に帰ってきたと実感。R2に入り、日付が変わる頃に大阪梅田に着きました。

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この旅行の感想について一言でいえば、「疲れるだけの旅だった」。

あちこちで渋滞に嵌って苛立ちや焦りを感じながらの旅になったわけですが、仮に綾部~宮津間のルートをR176・加悦谷経由に取れば、もう少し快適だったことでしょう。

ただ、どうも天の神様からは、何かしら叱責を食らったようでもあります。渋滞に遭ってペースを乱されるのも、「天罰」の一つだったのではと勝手に妄想してみたり、後ろめたさは感じましたね。