自転車で三重県へ遠征したときのことを書いてみようと思いました。

初めて自転車で三重県に踏み入れたのは高3の6月初旬。目的地は伊賀上野(伊賀市)でした。

大阪府民にとって三重県といえば遠いところと感じられると思います。しかし、枚方・交野・寝屋川など北河内から伊賀へは国道163号線で東西一直線に結ばれて意外に近く、大阪府最東端の枚方市尊延寺から伊賀市島ヶ原(京都 / 三重府県境)までの直線距離はわずか20km台ですね。

鉄道利用だと、JR学研都市線+(木津・加茂乗り換え)+関西本線が最短経路にあたります。実はこのルートが大阪・名古屋間の最短距離経路だったりします。

今回、自転車で走ったルートも、学研都市線・関西本線にほぼ沿ったものでした。もう少し詳しく言えば、

R307~大阪/京都r71~京都r65~R24~R163

で、伊賀上野(上野市駅前・上野城)までだと60kmほど。木津川に沿った道のため坂道もさほどきつくなく、意外に快調に走れました。通過府県は大阪・京都・三重の3府県ですが、京都と三重が隣接していることを知らない方も多いようです。もっとも京都府と三重県との境界は南山城村のわずか数キロほどなので、両府県が隣接していることは少々認識されづらいのかもしれませんね(ちなみに三重との隣接府県は北から順に愛知・岐阜・滋賀・京都・奈良・和歌山)。

伊賀地方を流れる木津川・名張川ほかの支流は全て淀川水系に属しています。伊賀盆地・大和高原からの木津川、琵琶湖と繋がる宇治川、および京都丹波高原(京都市左京区広河原に源流)から保津峡・嵐山・嵯峨野を辿る桂川が、八幡・大山崎で集まって淀川となり、大阪湾(瀬戸内海)へ流れます。

三重県は行政・経済の面では基本的に名古屋志向の東海地方ですが、伊賀地方は自然地理的にも文化・経済・通勤の面でも大阪志向(関西圏)です。伊賀地方を通る関西本線(亀山以西)はJR西日本管轄、近鉄は新青山トンネル(伊賀・伊勢国境)が大阪・名古屋管轄部局の境界です。ただし、伊賀地方も名古屋への中距離高速バスが発着するなど、名古屋志向の側面もあるように感じます(大阪・京都~伊賀間の高速バスが運行されたこともあるが、軒並み撤退)。

あの当時、近鉄京都線の山田川駅と上野市駅(近鉄伊賀線→伊賀鉄道)をR163経由で結ぶバス(奈良交通)、また天理から名阪国道を走って上野市までのバス(奈良・三重交通)などがありましたね。

帰りの走行ルートは木津川市までは行きと同じR163で、さらにR163を西へ進み、清滝トンネルをぶち抜いて四條畷市街地を廻りました。

当日の天気は曇り空でした。帰りの精華町~生駒高山あたりを走っている頃に雨が降り出し、ずぶ濡れになったものの、全体的に凌ぎやすい気候でひどく疲れることなく快適でした。