京都府京丹波町蒲生のドライブイン「丹波の里やまがた屋」が2020年11月末で閉店するそうです。

「丹波の里やまがた屋」は国道9号と27号の交差する要所に立地。すぐ側に京丹波町役場があり、京都府立丹波自然公園も近いです。1960年にトイレを併設した食堂として開店、今年60周年を迎えました。現在は土産物売り場やフードコート、ベーカリーカフェなどが入っています。多くの観光バスや大型トラックの休憩所として親しまれ、またここで一息つくドライバーやライダー、観光客で賑わいを見せてきました。 

私もバイクで丹波・丹後半島方面へ走るときなどは、時々ここで一服しました。

しかし、京都縦貫道の全線開通(2015年)で一般国道(下道)の交通量が激減。私もここ近年、国道9号線の蒲生以西をバイクで走る度に、交通量が少ないと感じますね。また、周辺に道の駅が相次いで開業していることもあって、縦貫道全通後の5年間で売り上げが5割も減ったそうです。今般の新型コロナの影響が売上減に追い討ちをかけ、先行き不透明さが一層深まり、閉店へ踏み切ったとのこと。

閉店後は、代替店舗として道の駅「丹波マーケス」(現店舗より9号線を京都方へ600mほど)などを利用することになります。

周辺の公共交通としてJRバス園福線があります。一昔前は京都交通の長距離快速バス(四条河原町~和知・東舞鶴・天橋立ほか)もここを通っていましたね。


京都の名物ドライブイン「やまがた屋」閉店へ
縦貫道開通で交通量減少、コロナ禍が追い討ち(京都新聞)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/305199