先日、大阪~宝塚間のバス乗り継ぎで大阪国際空港に寄るルートを取る場合、空港から先の乗車ルートをどうするかという記事を投稿しました。
http://katanogawara.blog.jp/archives/35736058.html

大阪国際空港から先、

【90】宝塚行き
【25】【26】JR伊丹(伊丹市営バス)

に乗り継ぐことになるが、【90】系統は近年のダイヤ改正で夕方時間帯以降のみの運行に減便され、乗車しづらくなりました。

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さて、空港には阪急バスの路線系統がもう一つ乗り入れています。

それは【1】系統・池田行き

運行経路は、

大阪国際空港~空港一丁目~阪急石橋北口~井口堂~緑丘~旭丘~呉羽の里~石澄(渋谷高校前)~畑四丁目~東畑~渋谷中学校前~五月丘~五月山公園・大広寺~綾羽町~池田

走行区間の大半は池田市(空港ターミナル付近で豊中市にも乗り入れる)。見晴らしの良い山麓の大阪r9を回るもので、これまた乗ってみたい路線です。池田市の観光名所である五月山公園へも便利ですね。

運行ダイヤは2時間に1本と少な目です。運用担当は石橋営業所で、井口堂が最寄バス停です。

池田市内には「呉服」「綾羽」など、呉服に因む地名が多いのも興味深いですね。大阪・兵庫の県境でもある猪名川には絹延橋と呼ばれる橋も架かり(能勢電にも「絹延橋」駅がある)、池田が古くから織物業の町として栄えたことが伺えます。

池田市ゆかりの有名企業にはダイハツ、日清食品、とよすなどがあり、阪急阪神ホールディングスも登記上は池田市です(阪急創立の父・小林一三ゆかりの地)。それに因んだ観光施設も多く、小林一三記念館、カップヌードルミュージアムなどユニークな博物館が多いのが特徴です。