国鉄・JR飯山線は長野と上越線の越後川口を結ぶローカル線。正式区間は信越本線(しなの鉄道)の豊野駅と越後川口の96.7km、長野県と新潟県に跨って千曲川~信濃川に沿うルートを走り、日本有数の豪雪地帯を通ります。沿線にはスキー場や戸狩野沢温泉など、観光資源に恵まれています。また、越後川口駅から上越線で前橋方面へ3つ目、小出駅で福島県会津地方につながる只見線が分岐しており、飯山線と只見線の乗り継ぎルートは、秘境のローカル線を満喫できることで人気があります。

現在、飯山線には優等列車は設定されていないが、国鉄時代には急行【うおの】【野沢】が走っていました。【うおの】は十日町-新潟間、【野沢】は長野-長岡間の運転で、いずれも気動車でした。長野-長岡間には信越本線経由の急行【赤倉】などがあったが(電化区間なのに【赤倉】は最末期を除いて気動車だった)、所要時間では【野沢】と大差はなく、距離では飯山線経由のほうが短く運賃・料金は割安でした。【うおの】は1982年11月ダイヤ改正で快速列車に格下げ、【野沢】も1986年11月ダイヤ改正で廃止され、JR発足以降は普通列車オンリーです。

なお、飯山線にはスキーシーズンに上野・名古屋・大阪方面から長野経由で臨時急行が乗り入れていたようです。