「ムカつく行き先」ブームに便乗して、京阪バス出屋敷線【19】号経路をレポートしてみました。
【19】号経路は枚方市駅~長尾口間を関西外大・出屋敷・既製服団地経由で結んでいます。長尾口からあと一つでJR長尾駅(【20】【25】【27】【29】号経路)なのに、なぜか長尾口折り返しの便が設定されているんですね。
この【19】号経路は以前、もう少し手前の「既製服団地」(枚方市長尾谷町1丁目)で折り返しでした。それが長尾口まで延長される形ですが、なぜ長尾駅まで行かないんだ、と思う方もいることでしょう。
私個人的に、改築前の長尾駅バス広場が狭くて余裕がないためではないか、と思っていました。もともと長尾駅から発着するバスの本数は少なかったが、周辺地域の開発に応じて松井山手や北山・家具団地・摂南大学方面への路線が相次いで新設され、発着本数も増加、バスループの拡大が望まれるところでした。現バス広場は2014年より供用開始となるが、今もなお長尾口折り返し(【19】号経路)は残っていますね。
単に長尾駅前のスペースの問題だけではなさそうです。ただでさえ、長尾駅前横の道路(府道736号線)は渋滞が常態化しており、さらに「長尾口」交差点から東(杉・穂谷方面)へ分岐する府道17号線はすぐ手前にJRの踏切も控え、バスの走行に苦労するところでしょう。
長尾口折り返しの便は、その後回送車に変わって府道736号線を藤阪方面へ南下し、JR藤阪駅前の交差点を右折で西へ向かい、枚方車庫に入庫するそうです。
なお、【19】号経路には「深夜バス」もあります。
コメント
コメント一覧 (2)
長尾口の片町線側と大阪国際大学方面に向かう踏切に繋がる『ダブル信号機』。あれがネックなんで。
深夜バスが長尾口までな理由は何となく。
駅に着けたところで片町線が終了してるから…ですかね。
もともと【19】号経路は朝夕ラッシュ時間帯の増便ですからね。
渋滞のときは長尾駅まで歩いたほうが早いこともあるでしょう。
長尾口バス停の交差点名は、なぜか「菅原」なんですね。「長尾口」交差点が大阪国際大学へ抜ける道との交点。
深夜バスが長尾駅まで乗り入れたところで、JRに乗り換える人はほとんどいないでしょう。仮に延長するとしたら、大阪国際大学まで行ってほしいと思います。
高槻直通の「早バス」も長尾口始発だったのが、田ノ口に短縮されましたね。