南海バス【333】系統・<泉大津駅前~父鬼>

南海バス有数の長距離路線です。南海本線泉大津駅から主に国道480号線(父鬼街道)を南東へ進み、JR和泉府中駅や泉北高速鉄道和泉中央駅、和泉青葉台、国分峠などを経て、和泉山脈の父鬼(ちちおに)集落(和泉市)を結んでいます。

所要時間1時間18分、山間部に乗り入れることもあり、乗り応えのありそうな路線ですね。運賃は片道710円です。運行ダイヤは1日4往復。光明池営業所管轄です。

「父鬼」というインパクトの強い地名ですが、その由来は昔この「宿山」と呼ばれる地を父鬼氏が治めていたことによるそうです。集落内の八坂神社(「父鬼」バス停すぐ)内の案内板にその由来が記されているとのこと。

父鬼から国道をさらに南進すると、鍋谷峠(鍋谷トンネル)を抜けて和歌山県かつらぎ町へ抜け、高野山へ至ります。鍋谷トンネル開通(2017年)により、大阪と和歌山の間の往来がしやすくなりましたね。大阪方面から高野山へは3本の国道があるが、480号線が一番走りやすいようです。