山陽バスは神戸市垂水区・西区および明石市東部のエリア(山陽電鉄・JR神戸線と地下鉄西神・山手線の間)をカバー。エリアの規模こそ小さいものの系統数は多いです。
明石線【60】【67】系統は明石駅前に乗り入れる2つだけの系統ですが、2021年4月1日より運行休止となります。したがって明石駅前への山陽バス乗り入れが撤退することに。運行経路は、
【60】明石駅~上ノ丸~明高下~朝霧丘~朝霧2~朝霧小学校前~松が丘小学校~明舞北センター~南多聞台7~明舞センター~狩口台1~明舞団地口~朝霧駅前
【67】明石駅~銀座~明石市役所前~大蔵海岸公園前~朝霧2~大蔵谷清水~松が丘5→明舞センター→南多聞台7~明舞北センター→松が丘小学校→松が丘5~朝霧駅前
で、【60】系統は明石城跡・公園東~山の手、【67】系統は海岸沿い(本州では貴重な国道28号線単独区間!)を走ります。走行区域は明石市内ですが、明舞団地~松が丘付近の兵庫r487が神戸市垂水区(狩口台、南多聞台)との境界線となっています。
明石線廃止後の代替路線として、神姫バス【80】系統(明石駅~大蔵海岸公園前~朝霧2~明舞センター~明舞北センター~朝霧小学校前~明高下~明石駅)を利用することになります。
山陽バスでのNicoPa利用終了と明石線の再編について
http://www.sanyo-bus.co.jp/topics/detail.html?id=443
60・67系統休止地図
http://www.sanyo-bus.co.jp/media/1613383623_24835700.pdf
コメント
コメント一覧 (8)
山陽電鉄の駅があるのに山陽バスが入っていないのは意外な気もしますが山陽電鉄と神姫バスは会社の源流は同じだそうですね。
山陽バスは垂水区を中心とした狭いエリアだけを受け持っている感じです。
神戸市営バスが乗り入れていたのは明石市の北側に神戸市西区のエリアが覆い被さっているためだと思いますね。
明石市は1919年に市制以来、戦後の1950年代半ばまで明石市東部(藤江町以東。市内局番でいう910~920番台)だけでした。
神戸市垂水区、西区は1936~47年に神戸市域となったものの播磨国で神戸というよりは東播磨です。
明石駅は神戸市西区の事実上の代表駅なのを忘れてはいけません。
八幡市の事実上の代表駅が樟葉駅なように
山陽バスには乗ったこともなく、このあたりの状況を詳しく知っているわけではありません。
明石駅前には神戸市営バスも乗り入れていたんですね。確かに明石駅の真北がすぐ神戸市西区のエリアであり、明石駅を利用する西区住民が多いためでしょう。
昔、明石市営バスもありましたね。したがって、明石市には2つの公営バスが乗り入れていたことになりますね。
山陽バス・神姫バスとも山陽電鉄が主要株主でしたよね。
神戸市西区は明石駅からさらに西のJR魚住駅付近まで張り出しており、あと一歩で加古川市と隣り合わせになる位置ですね。西区の面積も相当広いですな。西区の代表駅といえば、地下鉄西神中央だと思いますが、明石駅も事実上の玄関口となっていますね。
西区は西神ニュータウン周辺だけでなく、
明石市街北部もあれば神鉄沿線もあります。
西区役所がある玉津町は明石駅ではなく隣の西明石駅が最寄りなのも忘れてはいけません。
明石駅が最寄りの神戸市西区民が多いのは承知の通りですが、
西明石駅も西区民の利用者が多いです。
西区南部の伊川谷町や玉津町は滋賀県湖南地域や明石市・加古川市等と同様に新快速のおかげで人口が増加しました。
西区は神戸市最多の24万人ですが、広大な面積ゆえに人口密度は低い方です。
西区西端の岩岡町(最寄り駅は大久保。場所によっては魚住が最寄り)は三宮よりも姫路城の方が近いです。
西区北部で神鉄沿線の押部谷町、西濃運輸神明支店がある神出(かんで)町はほぼ三木市といった感じです。
神戸市の西区役所は交通の不便そうな場所(R175沿い)にありますね。
西区は面積の広さゆえ、意外に区域全体のまとまりが強くないように見えます。神戸電鉄粟生線沿線へは都心部の三宮からバスのほうが早くて便利でしょう。
西区は1982年3月まで垂水区でしたから当時はもっとまとまりがなかったようです。
木津を除く神鉄粟生線沿線(三木市にある緑ヶ丘駅を含む)から三宮へは神姫バスが早く便利です。
明石市を走る路線バスはTACOバスを含め神姫バスだけになります。
神姫バスで旧明石市バスだった路線は
旧浜国道(兵庫r718)を通る路線でした。
旧浜国道沿いに明石警察署や明石税務署があるからのようです