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既に昨日のメディアで報じられたように、阪急京都線の特急に有料座席導入を検討中とのことです。

阪急電車に有料座席とは違和感があるかもしれません。しかし昨今の着席通勤需要の高まる情勢のもと、京都線のライバルである京阪特急には「プレミアムカー」連結の特急(3000・8000系)を終日運行、JRの新快速では試験的なものであるが223系の一部車両を改造して「Aシート」を導入しています。この流れでいずれ阪急でも有料座席が導入されるだろうとの見方も有力になりつつあったが、ついに新聞・メディアで報道されるに至り、いよいよ歴史の転換期を迎えたことを実感された方も多いでしょう。

実際にどのような形で有料座席を導入するのかといえば、通勤時間帯に運転、専用の電車を設けるか一部の車両を有料の指定席にすることを検討、コンセントや通信環境も整備する見通しとのこと。

どの車両が充てられるのかは興味深いところで、9300系の一部車両の改造なのか、7300・8300系の増結編成を改造するのか、はたまた前代特急車6300系の再登板なのか・・・。6300系は現状嵐山線専用4連×3本と「京とれいん」6連1本が残るのみであり、またホームドア導入の関係上6300系を充てることは考えにくいでしょう。「京とれいん」は観光専用なので、通勤輸送向きではないでしょう(「京とれいん」は料金不要で乗車できる!)。どうも9300系の一部改造の可能性が濃厚のようですね。

阪急京都線特急に「有料座席」導入へ。着席サービスの内容は?(タビリス)
https://tabiris.com/archives/hankyu-yuryo/