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先日、大阪メトロ中央線(4号線)と阪神なんば線の「九条」駅の「逆転」現象についての記事を投稿しました。

http://katanogawara.blog.jp/archives/37675628.html

同様の事例は大阪市内で他に見ることができます。

それは、大阪メトロ御堂筋線(1号線)と阪急京都線の交差地点にある駅(大阪市淀川区)。

御堂筋線の「西中島南方」駅は高架ホーム、その下には阪急京都線が通り、「南方」駅という地上駅があり、両路線の乗り換え駅となっています。

御堂筋線の中津駅以北では新淀川を渡るため、地上高架区間(新御堂筋=国道423号線の中央部)を走ることになり、新大阪駅を経て吹田市の江坂駅から北大阪急行電鉄線に社名が変わり、千里ニュータウンの中心部である千里中央駅まで伸びています。西中島南方駅は地上区間最初の駅であり、中津-西中島南方の間で新淀川を渡ります。この駅の北隣は新大阪駅で、両駅間は市街地が連坦しています。

西中島南方駅は御堂筋線地上区間で唯一相対式ホームの構造です(北大阪急行線を含めると、緑地公園駅も相対式ホーム)。

当駅は大阪で2つの地名を合体させた最初の駅名(複合駅名)であると言われています。旧・西成郡西中島町に由来する「西中島」と、大字名の一つである「南方」(阪急の駅名と同じ)が合体することで「西中島南方」に命名された経緯があります。このような複合駅名は谷町線(2号線)に多いです。

西中島南方駅は1964年梅田-新大阪延長と同時に開業の比較的新しい駅です(東海道新幹線開通の翌年)。阪急南方駅のほうが古く(1921年北大阪電鉄の十三-淡路-豊津間開通と同時に開業)、中央線・阪神の「九条」とは事情が異なります。

阪急南方駅はもともと基本的に優等列車の通過駅だったが、新大阪のオフィス街の一角という立地から、現在では準急・快速が終日停車します。南方駅は京都・宝塚・神戸線の集まる十三駅から一つ目です。

阪急京都線・千里線と地下鉄堺筋線との連絡乗車券は天神橋筋六丁目経由であり、南方駅での直接の乗り継ぎは不可能です。

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新型コロナ第4波の急拡大のもと、第三の緊急事態宣言発令(2021年4月25日~5月11日の予定)に伴い、発令対象の都府県エリアの鉄道・バスは土休日を中心に大幅減便が実施されることになりました。大阪メトロ御堂筋線では、昼間時間帯天王寺-新大阪間の小運転が軒並み運休、列車本数が5割削減という衝撃的なダイヤとなる予定で、「蜜」が心配されます。