JR福知山線(JR宝塚線)の駅名について、ネタと思ったことを挙げてみました。

1)「広野」「草野」は福島県の同じJR常磐線にも存在
2)「古市」「柏原」は大阪府内の近鉄にも存在
3)「寺」のつく駅名が複数ある(「猪名寺」「中山寺」)


1)「広野」「草野」(それぞれ兵庫県三田市、丹波篠山市)について、両駅間の距離は9.8km、その間は2駅です。常磐線のほうは、「広野」「草野」(福島県広野町、いわき市)の位置関係が福知山線と逆ですが、両駅間は17.6km、途中3駅で、距離・駅数ともに驚くほど近接しています。

2)近鉄の「古市」駅は南大阪線・長野線との分岐駅、「柏原」は道明寺線の終点でJR関西本線(大和路線)と接続です。さらに道明寺線が「古市」の隣「道明寺」から分岐する支線であることは、何かの不思議な由縁を感じさせます。

「柏原」の読み方は福知山線は「かいばら」、近鉄・関西本線は「かしわら」であり、後者は市の名前にもなっています。福知山線の「柏原」は旧・氷上郡柏原町の名前そのものだったが、平成の市町村合併に伴い丹波市に変わりました。

福知山線の柏原駅といえば、大阪・花博会場で使用された「山の駅」駅舎で有名で、レストランもあり、駅弁「豚めし」が販売されています。

3)「寺」のつく駅といえば、JRでは古代史の舞台(奈良・大阪南東部)を走る関西本線などに多く、特に大和路快速の停車駅は「寺」のつく駅名が連続することでかなり有名ですが、兵庫県の福知山線にも何気に2つ存在するのは意外です。

中山寺(兵庫県宝塚市)といえば、聖武天皇が建立した日本最初の観音霊場とされており、西国三十三箇所観音霊場第24番札所です。並走する阪急宝塚線に「中山観音」駅があります。なお、猪名寺(尼崎市)は廃寺跡のみが残っています。

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福知山線は尼崎と福知山を縦に結ぶ全長106.5kmの路線で、大半は兵庫県を通るが終点・福知山駅のみ京都府です。その事情もあってか、福知山市が兵庫県と誤解されやすいようですね。なお、尼崎-篠山口間は大阪近郊の通勤路線という位置づけのため、「JR宝塚線」という愛称が付いています。