阪神バス尼崎市内線(旧・尼崎市営バス)【43】系統・<阪神尼崎~宮ノ北団地>。

尼崎市内線有数のロングラン路線で、昔乗車したことがあります。

主な停留所は以下です。

阪神尼崎~昭和通~東難波町3丁目~尼崎総合医療センター~水道局~市役所~JR立花~地域総合センター今北~労災病院~水堂町4丁目~南武庫之荘4丁目~北図書館~阪急武庫之荘~富松城跡~近畿中央病院~武庫東中学校~武庫公民館~野間西~武庫荘総合高校~常松~産業技術大学~髪茶屋~西昆陽~宮ノ北団地

複雑なルートを取りながら尼崎市内を南北に縦断する路線系統で、所要時間は50分ほどだったと思います。

「阪神尼崎」では北口の尼崎市内線のりばから発着です(南口には「尼崎市内線を除く」阪神バスが発着)。JR尼崎駅は通らないので注意。尼崎市の「難波」は「なにわ」と読みます(鉄道車両メーカーの旧「ナニワ工機」は尼崎の「難波」が由来)。「JR立花」でJR神戸線、そして「阪急武庫之荘」で阪急神戸線と接続します。尼崎市役所の鉄道最寄り駅はJR立花駅。また、「労災病院」で阪神バス尼宝線との乗り継ぎが可能です。

「野間西」付近で一旦伊丹市に入ります。確かこの周辺はのどかな田園風景だったようです。

産業技術大学~西昆陽間では国道171号線を走行するのも面白いです(R171は実はわずかながら尼崎市を通る)。「髪茶屋」「西昆陽」には阪急バス豊中西宮線も2時間おきに発着します。

終点・宮ノ北団地付近は、武庫川を挟んで尼崎・伊丹・西宮・宝塚4市の境界が入り組む地点です。伊丹・西宮両市が隣接しているのは意外です(尼崎と宝塚は300mほどの差で惜しくも隣接関係にありません)。対岸の阪神競馬場(宝塚市)が直線距離で西へ1km足らずの位置にあるのも驚きです。「昆陽」という町名も尼崎・伊丹両市に存在します。

尼崎市内線は関西では珍しい「前乗り中降り」方式が採用されています(全線均一運賃)。