京都府北部および兵庫県北部にご当地ナンバーがあってもよいのでは、と思うことがあります。

京都府は「京都」ナンバー、兵庫県は「神戸」ナンバーと「姫路」ナンバーしかありません。

「京都府北部」といえば、一般的には日本海側の地域、行政では中丹・丹後と区分されるエリア(綾部市・福知山市以北)でしょう。気象情報の地域区分とちょうど重なりますね。

「兵庫県北部」も同様、日本海側の旧・但馬国の地域を指し、 行政では但馬県民局管轄のエリアに該当するでしょう。兵庫県の但馬地域は、「姫路」ナンバーとなっています。

もし、京都府北部、兵庫県北部にご当地ナンバーが設定されるとすれば、以下の候補が自然に考えられるでしょう。

(京都府北部)「福知山」、「舞鶴」、「丹後」
(兵庫県北部)「豊岡」、「但馬」

新型コロナのもとで強い外出自粛要請が出された頃、鳥取県内で姫路ナンバーの車が嫌がらせを受けたとのニュースがありました。おそらく、兵庫県新温泉町・香美町あたりの住民の自動車なのでしょう。姫路ナンバーの車といえば、瀬戸内海側の兵庫県播磨西部地域というイメージが先行し、鳥取県境に近い但馬地域も含んでいることは、意外に見落とされているのかもしれません。仮に、「豊岡」もしくは「但馬」ナンバーだったとしたら、鳥取県民との親近感や相互理解は強まっていただろう、事情はまたちがっていたかもしれません。

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