続いて私の過去のバス旅回顧記を書く。

今度も1990年代初頭の頃だった。
京都市内から珍しい経路で枚方まで京阪バス乗り継ぎの旅をした日のことを思い出した。

それは、京阪バス有数の長距離路線【2】号・京都奈良線に乗ってみたかったことが動機だった。
伏見区某所からうまい具合に【2】号経路・奈良行きが来て、それに乗ってみた。
本当は奈良までそのまま乗り通してみたかったが、何しろ運賃がバカ高いこともあって、どこまで乗って行こうか迷う。結局、奈良まで行くのはあきらめて向島駅で下車する。しかし、もう少し先の大久保あたりまでそのまま乗車、そこから宇治や淀へのバスに乗り換えても良かったように思う。

近鉄電車に乗って新田辺まで行き、そこから京阪バスで穂谷経由枚方市駅へ出ることにした。
当時、新田辺から枚方市駅まで直通するバス(【12】号経路)が1日3往復あったが、それ以外にも関西外大穂谷キャンパス(「穂谷外大」)への直行バスも運行されていた。枚方市駅行きのバスはかなり待たないといけなかったが、タイミングよく直行・穂谷外大行きが来たのでこれに乗車する。車両は引退間近の三菱ブルドック(K-MP118M)だった。もちろんのこと女子学生が多くて、私のようなよそ者の男には場違い感いっぱいだった。

穂谷外大から枚方市駅行きのバスに乗り継ぐ。

別のある日、所用で向島に行った帰りに、京阪バス【2】号経路で京都市内へ戻ろうとした記憶がある。しかし、予定時刻を過ぎてもなかなかバスが来なくてイライラし、諦めて向島から近鉄電車&地下鉄烏丸線で四条烏丸へ移動した。長距離路線ゆえ道路渋滞に巻き込まれて遅れやすいのは仕方ないだろう(→1996年3月に廃止)。