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2007年2月末で閉店した京都近鉄百貨店(近鉄百貨店京都店、プラッツ近鉄)。
京都近鉄百貨店はもともと丸物百貨店の京都本店(京都物産館)だったが、丸物の経営悪化で近鉄百貨店が救済することになり、近鉄百貨店の傘下に置かれる。岐阜にあった丸物も京都近鉄百貨店岐阜店となる(→2000年ごろまでに閉店)。1975年に開業した枚方丸物も同じ流れで商号が枚方近鉄百貨店に変わる(→2012年2月末閉店→跡地にT-SITE)。

京都近鉄にはあまり馴染みがないが、1990年代前半の学生だった頃の一時期、よく京都近鉄に寄っていた。それほど目ぼしいものはなかったと記憶しているが、ごくたまにレストラン街に入ったり、地階食料品売り場をぶらぶらしていた。

1997年のJR京都駅ビル・伊勢丹がオープンして以来、京都近鉄は苦戦が強いられるようになる。伊勢丹に対抗すべく、若年層をターゲットに売り場を全面改装し、「プラッツ近鉄」として再オープンするが、それもかなわず、2005年夏にあっけなく閉店を発表する。

京都近鉄のレトロな建物は取り壊され、跡地はヨドバシ京都となる。

一方、伊勢丹はもともと関西には馴染みがなかったが京都駅前で大成功したことに気をよくして、2011年春にオープンする大阪駅ビルにも出店する。しかし、大阪梅田では阪急・阪神・大丸が圧倒的に強く、伊勢丹は惨敗する。京都の景観破壊だとして地元住民・商工業者の反対の声を押し切って建てられる京都駅ビルに乗り込んだ伊勢丹には、因果応報と言うべきだろうか。とかと言う私も、京都伊勢丹で少し買い物したことはある。

京都駅ビルは四条河原町の百貨店や商店街にももちろん少なからず影響をもたらした。河原町阪急は後発だったこともあってもともと苦戦し撤退に追い込まれたが、高島屋・大丸は何とか持ちこたえている。

近鉄百貨店は、京都では右京区(西京都店)と伏見区(桃山店)にも出店したことがあるが、いずれも撤退した。