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「倶楽部2600」さまの最近の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/keihan2600club/37563283.html
で、過去にあった2600系の暫定8両編成の記録がまとめられている。1985~2002年ごろまで、2600系の暫定8両編成を時々見かけることもあったが、さすが変幻自在の編成を組める2600系だけのことはあって、その編成はバラエティに富んでいて、実現する機会も意外に多かったことがわかる。

そこで一つ驚いたのは、なんと試作冷房車の2621Fも暫定8連を組んでいたという記録。
どんな編成かといえば、それは

2633-2943-2743-2953+2621-2921-2721-2821(1990年10月)

で、なんと30番台京都方4連ユニットとペアを組んでいたわけだ。

試作冷房車の2621・22Fは、2621F全竣工前のごく一時期を除いて専ら4連口のみで運用されていたのかと思っていたが、暫定的に8連を組んだことがあったとは、全然知らなかった。

残り少なくなった2600系0番台は現在7連×3本がほぼ固定編成のような形で使用されているが、もともと4~8連まで(30番台も含めて)思いも寄らぬ珍編成が現われることもしばしばだった。その記録は枚挙に暇がないほど膨大だろう。一番の珍記録は、1900系1925Fの中間T1950号の代わりに2807を組み込んだ編成だろう。

2600系暫定8連は、1990年代末は30番台7連に半端車T2905(運転台簡易撤去跡あり)を挿入するという、比較的単純なものとなるが、2905号が早々廃車された後、2002年初夏には4連口を2本つないだ8連が出現したと記憶している。