カテゴリ:京阪バスグループ > 京都京阪バス(淀・久御山・宇治・城陽・宇治田原・新田辺)


「もうひとつの京都周遊パス」
http://katanogawara.blog.jp/archives/35890140.html

の一つ、「お茶の京都エリア」について、一つ気になる点。

「お茶の京都エリア」(1,000円)の利用範囲は、パンフレットに次のように表記されています。

京都京阪バス:路線バス(城陽さんさんバス、コミュニティバスやわたを除く)
京阪バス  :路線バス(直Q京都号、京都けいはんな線、四條畷市コミュニティバス、
            京都競馬場線、京都比叡山線、高速バス、立命館大学BKC線、
            空港リムジンバス、定期観光バスを除く)
奈良交通  :和束木津線、JR加茂駅-岩船寺・浄瑠璃寺間の路線

http://www.pref.kyoto.jp/ktr/news/documents/200818_flyer_tya.pdf

京都府南部の路線バス3社(京都京阪バス・京阪バス・奈良交通)が利用可能ですが、問題は京阪バスの利用範囲。主に八幡・京田辺市方面の利用を前提としているものと思われるが、上記の表現だと、他の大阪・滋賀地区一般路線など、言い換えると京阪バスICカード式1Dayチケットの範囲が利用可能と解釈できます。

「お茶の京都エリア」は磁気カードまたは紙のようなので、ICカードのようにタッチして乗り降りというわけにはいかないでしょう。仮に門真や大津営業所管内でこの乗車券を運転手さんに呈示すると、一悶着がありそうですね(→「お茶の京都エリア」観光チケットであることから、こんなマニアックな使い方は想定されていないでしょう)。

このほか、京田辺市内の奈良交通(京都営業所管内)が利用範囲に入っていないのも何気に気になります。京田辺市の代表的な名所である一休寺は京阪バスのみであり、奈良交通のカバーする南部地域には史跡名所が少ないことが理由かもしれません。ただ、玉露の産地で知られる飯岡地区には奈良交通が走っており、「お茶の京都」と銘打っているからには、京田辺市内の奈良交通路線も加えて欲しかったと思います。

一番無難でお得な使い方としては、京阪バス「1Dayチケット」(650円)と組み合わせて、京都京阪バスエリアを回ることでしょう。


(2020.9.6追記)
購入時には利用日の指定が求められます。したがって、予定が確定していない場合は、旅行当日に購入するほうが無難でしょう。また、京阪バスの利用エリアは、案の定八幡・京田辺市内路線のみです。


城陽市内の京阪シティバス路線(城陽さんさんバス)を一つ紹介したいと思います。

【520】【525】号経路・「鴻ノ巣山運行公園近鉄寺田線」。

運行経路・主な停留所は、

近鉄寺田~文化パルク城陽~【国道24号】~保健センター前~寺田南小学校~城陽郵便局~城陽市役所~JR城陽~城陽中学校~友ヶ丘~宮ノ谷~(サンガタウン城陽)~東宮ノ谷~鴻ノ巣山公園~プラムイン城陽

で、城陽市北部地区を東西に結ぶ一つの路線系統です。近鉄寺田駅・JR城陽駅を通り、城陽市内の主要公共施設・市役所、および東部丘陵地帯のスポーツ施設・公園・宿泊施設(サンガタウン城陽、鴻ノ巣山公園、プラムイン城陽ほか)を結んでいるのが特徴ですね。

運行ダイヤは毎時2本(8~19時台、【520】【525】号・各1本)、【525】号はサンガタウン城陽経由です。平日・土・休日とも30分間隔なので比較的利用しやすいですね。このほか朝1本のみ【521】号・<JR城陽~プムイン城陽>もあります。運用車両は小型バス2ドア型(赤い車両)が充当されます。

運賃は全線150円です。

JR城陽駅で、城陽さんさんバス「プラムイン城陽長池線」(【580】号経路、緑の車両)に無料で乗り継ぐことも可能です。「赤いきつね」に対する「緑のたぬき」ですね(笑)



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京都府宇治田原町の「猿丸神社」バス停。

猿丸神社といえば、猿丸太夫の有名な歌

奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき

でお馴染みでしょう。

猿丸神社は歌道の神・猿丸太夫を御祭神とし、多くの文人墨客がこの地を尋ねてきます。

近頃では、瘤・でき物や腫物の病気を癒す霊験があることから、”こぶ取りの神”として篤い信仰を集めているそうです。毎年13日には月次祭が催され、こぶ取り霊験を慕う人たちの参詣で賑わいます。

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猿丸神社バス停には普段バスが来ないが、13日の月次祭には宇治田原町内の臨時便・<維中前~猿丸神社>系統が運行されます(京都京阪バス)。

猿丸神社の前には府道783号線が通り、滋賀県大津市(大石)との府県境手前の位置にあります。かつて、宇治市および宇治田原と大津市の石山駅を結ぶ京阪宇治交通(→京阪宇治バス)のバスが走っていましたが、府県境付近で系統分断され、滋賀県側の小田原~大石小学校間は京阪バス大石ゾーン線(【4G】号経路)に転換。京都府側では、猿丸神社臨時バスが運行されるのみです。


京都京阪バスのレア路線系統を一つ紹介したいと思います。

【22C】号経路・<久御山団地→近鉄大久保>(日産車体前経由)です。

久御山団地と近鉄大久保を結ぶ路線系統としては、【25】【26】【26B】号経路(栄町・緑ヶ原経由)がメインルートであり、平日20分間隔、土休日40分間隔の運行ダイヤとなっています。

平日ダイヤでは、これとは異なる経路便が片道1本だけ設定されています。それが日産車体前経由の【22C】号経路です。久御山団地の発車時刻は17:22。【22C】の運行経路・停留所は、

久御山団地→久御山団地南→林→日産車体前→緑ヶ原口→近鉄大久保

です。なぜ夕方に1便だけこれが運行されているのかといえば、免許維持の意味合いが濃厚のようですね。

実は、【22C】号経路の前身は、京阪バス(→京阪シティバス)【4】号経路。もともと京阪バス洛南営業所の管轄で、大久保から国道24号線(当時)を北上して京都駅まで乗り入れるという長距離路線(大久保~京都駅間は京都奈良線【2】号経路と同じルート)。1985年12月枚方営業所移管時に京都駅直通は廃止。1996年に洛南営業所へ再移管されたのち、子会社の京阪シティバスの運用に。京阪シティバスは2014年3月31日解散と同時に、京都京阪バス(旧・京阪宇治バス)へ移管。合わせて系統番号も【22C】に変更され、現在に至ります。


京都京阪バスが2019年12月11日(水)にダイヤ改正の予定です。

今度のダイヤ改正は、運転手不足を背景に、土曜・休日ダイヤで運行本数をほぼ半減するという、衝撃的なものです。

該当する路線は

(20分→40分間隔)
【21】ほか  京阪淀駅~近鉄大久保~京阪宇治
【25】    近鉄大久保~まちの駅イオン~京阪中書島
【240】ほか JR黄檗・京阪宇治~琵琶台~立命館宇治~近鉄大久保
【58A】   近鉄大久保~宮ノ谷


(60分→120分間隔)
【103】ほか JR黄檗~京阪宇治
【44】【45】 京阪宇治~文化センター~太陽ヶ丘


などです。

このほか、

【186】京阪宇治~奥山田正寿院~茶屋村

の経路短縮も実施されます。

http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topics2019/1125kaitei-oshirase.html





奈良交通の免許維持路線を一つ紹介したいと思います。

【75】【76】系統・<向島駅~ 大川原>は、ある意味でかなり有名になっています。

それは、第一に第二日曜日のみ1本の運行であり、究極の免許維持路線であること。
そして、奈良交通の本来のエリアから離れたところ、京都府京都市伏見区~宇治市の路線であるため、物珍しさのネタになっていること。

なぜ、このような路線が存在するのかといえば、宇治市の大川原(国道24号線沿線)に奈良交通京都営業所が立地するためです。奈良交通京都営業所は、京都府南部の京田辺市を中心と一般路線を管轄しており、所属車両は京都ナンバー。以前は、和束木津線(西日本JRバス近城線からの転換)も受け持っていたが、平城営業所に移管されました。【75】【76】系統ももちろん京都営業所管轄です。京田辺市方面へは、大川原からR24および山城大橋経由で回送されるわけですが、かつて入出庫を兼ねて、大川原~新田辺駅間の路線もあったようです。

さて、【75】【76】系統ですが、運行経路・停留所は、

【75】 大川原→目川→向島駅
【76】 向島駅→四ツ谷池→上島南→京都文教前→目川→大川原


で、往路と復路が異なるため、違う系統番号が割り当てられています。「四ツ谷池」「上島南」「京都文教前」バス停は【76】大川原行きしか停車しないので注意。向島駅の発車時刻は12:10です。

向島駅には、向島ニュータウン内を循環する近鉄バスを中心に、京都京阪バス【10】号経路・近鉄小倉行きも乗り入れています。


京都京阪バスの長距離路線を一つ紹介したいと思います。

【186】号経路・<京阪宇治駅~奥山田正寿院口~茶屋村>

運行経路は、

京阪宇治駅~JR宇治駅~総合庁舎前~宇治市役所~宇治文化センター~太陽が丘ゲート前~白川峠~ゆうゆうの里~くつわ池~銘城台~役場南~維中前~宇治田原小学校~工業団地口~宇治田原郵便局前~奥山田正寿院口~茶屋村~宇治田原郵便局前~工業団地口~宇治田原小学校前~維中前

で、宇治田原町東部の奥(滋賀県甲賀市信楽町との境界手前)まで乗り入れます。奥山田正寿院口・茶屋村まで進んだのち、来た道(国道307号ほか)を戻って、維中前で終点となります。

土曜・休日1本の運行(京阪宇治駅10:24、奥山田正寿院口12:55発)であり、2019年3月より運行開始。特別車両「宇治茶バス」で運行されています。運賃は全区間通して660円。

かつて、宇治田原町東部の茶屋村まで京阪宇治交通のバスが乗り入れていましたが、1990年代後半に町営バスに転換。20年以上ぶりに民営バス乗り入れが復活したことになります。茶屋村付近のR307バイパスも完成し、走行しやすくなったものと思われます。

正寿院(宇治田原町奥山田)は、高野山真言宗に属する寺院であり、御本尊は十一面観世音。また、快慶の作である不動明王坐像が鎮座しています。夏には境内に2000個の風鈴が吊るされ、風物詩となっています(「風鈴まつり」が7月1日~9月18日まで行われます)。このほか、庭を見ながらのヨガや、腕輪数珠つくり、写経・写仏体験など、さまざまな催し・体験が行われています。



(その3)では、主に八幡・京田辺地区淀・洛南・長岡京地区について、検討したいと思います。

 ちょうど、木津川が大阪地区路線と京都地区路線を分け隔てるような形となっており、両岸を京阪バスのみで結ぶのは困難です(直Q京都号はあるが)。

木津川を渡るバスとして、京都京阪バス【17】【17A】号経路・<松井山手駅~イオンモール久御山>が挙げられます。また、上奈良(八幡市)と田井(京都京阪バス【21】号経路、久御山町)を徒歩で移動することも可能です。せっかくなので、上津屋の流れ橋をゆったり渡るのも面白いですな(大雨増水の影響で通行止となることも多いので注意)。松井山手・大阪国際大学・河内磐船駅・京阪交野市駅から直Q京都号に乗って京都駅までワープするのも一つの手段。一番安くつくのは、京阪電車で八幡市(石清水八幡宮)-淀間(210円)をワープすることでしょう。

淀と桂川対岸の長岡京(阪急・JR京都線)を結ぶバスとして、【90】号経路(阪急バスと共同運行)などがあります。【90】号経路の京阪バス担当便は男山営業所の管轄です。京都競馬開催時には、JR山崎・阪急西山天王山駅から競馬場(京阪淀駅前)へのシャトルバスも運行されます(競馬シャトルでは「1Dayチケット」は不可)。長岡京・大山崎から阪急またはJRで高槻・茨木・吹田へワープするもよし、大山崎・長岡京・向日地区の阪急バスを乗り継いで楽しむもよし。JRで京都駅からさらに向こうの山科・大津方面へ向かい、山科・醍醐・大津地区の京阪バスに乗るのもありです。

なお、正月3が日のみ、八幡市駅と阪急大山崎・JR山崎を結ぶ臨時バスが運行されます。枚方営業所所属のBタイプ車で運用され、京阪バス「1Dayチケット」での乗車も可能です。

新田辺から京都京阪バスで山城大橋を渡って宇治田原を回り、もう1本乗り継いで宇治へ抜けることも可能です。ただし、対キロ区間制ゆえ長距離を乗るほど運賃が高く、ハードルを感じます。あるいは近鉄電車に乗って竹田・京都駅、あるいは反対方向の奈良・大和路へ足を伸ばすのも良いでしょう。大和西大寺で大阪難波行きに乗り換え、瓢箪山駅(11月から東花園駅に変更)から近鉄バスで四条畷へ抜けるルートを回ったこともあります。今度の機会に、大和八木を回り近鉄八尾から近鉄バス萱島線に乗ってみたいと思います。


このたびの京都アニメーション放火事件(宇治市)は、日本および海外のアニメ界にとって衝撃的でした。言葉を失うばかりです。被害に遭われた皆様、ご家族や関係者の皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、療養中の皆様の一刻も早いご回復、そして一日も早いアニメ創作活動の復旧を心よりお祈りいたします。


さて、京都京阪バスのダイヤ改正が2019年8月4日(日)に実施される予定です。

主な内容は、

○【186】号経路・<京阪宇治~奥山田正寿院口>を「茶屋村」まで延長(復活)
 休日1往復(京阪宇治10:24発、茶屋村12:52発)
 停留所の新設:かやむら、茶屋村

○【40】【40A】号経路・<明星町3丁目~JR宇治・宇治文化センター>の運行経路について、明星町内を循環化(明星町北口~明星町東口~明星町3丁目~明星町北口)



今改正の目玉は、宇治田原町東部の「最果て」、「茶屋村」への路線復活でしょう。かつて京阪宇治交通が茶屋村(さらにごく一時期のみ信楽)まで運行していたが、1999年ごろ廃止。その後、宇治田原町コミュニティバスに代替され、今日に至ります。今度のダイヤ改正では、休日1往復ながら、宇治市街地から茶屋村へのバスが復活することになります。

http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topucs2019/20190804kaitei.pdf
 


田井      → 久御山田井

日産車体前   → 日産自動車大学校前

緑ヶ原口    → 宇治税務署前、大久保西、ほか

西町      → 西町公園

下町(宇治田原町) → 郷之口下町

役場南     → 宇治田原町役場口

大宮道     → 荒木

東芦原     → リハビリ病院前、梅林園前、ほか

小倉      → 宇治川病院、小倉中央、ほか

三軒家     → 槇島、京都福祉専門学校、ほか

幼稚園前(宇治市木幡) → 大谷幼稚園

御蔵山     → 御蔵山小学校

頼政道     → 平尾台1丁目

石田(京阪バス含む)  → 石田中央



宇治市内の京都京阪バス路線について一つレポートを書いてみました。

宇治友が丘線【240】【250】【240A】【250A】系統。

運行経路は、

近鉄大久保~JR新田駅南口~大久保小学校~寺山台~宇治友が丘~(立命館宇治高校)~植物公園~太陽が丘西ゲート~琵琶台1丁目~琵琶台口~宇治市役所~総合庁舎前~JR宇治駅~京阪宇治駅

で、このうち立命館宇治高校を経由するのは【240A】【250A】系統となっています。

近鉄大久保~JR新田駅付近のバイパスが整備されたため、JR奈良線の踏切前後での渋滞は解消されています。立命館宇治高校はかつて、三室戸(現・野球場)にあったが、2002年、現在地の植物公園の隣(広野町)に移転。近鉄大久保およびJR・京阪宇治と琵琶台や寺山台など宇治市南部の住宅街、また植物公園・太陽ヶ丘・立命館宇治高校などを直結する役割を担っており、また宇治市役所や簡易裁判所前も通ることから、旅客需要はかなり大きいと見られます。

かつて、京阪宇治駅の北東に京都京阪バス(旧・京阪宇治交通→京阪宇治バス)の宇治車庫がありましたが、八幡市の上奈良(八幡営業所)に移転しました。旧・宇治車庫跡地にはフレンドマートなどがあります。



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京都京阪バスB3076が引退しました。

B3076号は、最後の旧・京阪宇治交通塗装の富士重7Eで注目を浴びていました。1993年初頭に貸切兼用仕様で納車されて以来、およそ26年間にわたって活躍を続けてきました。
全国的に数を減らしている富士重ボディ。近畿圏で富士重が残っているのは、近江鉄道系と和歌山県内のバス事業者ぐらいの模様です。

京阪宇治交通(京阪宇治バス→京都京阪バス、京阪バス京田辺営業所時代を含む)の富士重7Eの画像をいくつかアップしてみました。


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京都京阪バスに残る旧・宇治交色(クリーム色に紫色のラインのカラーデザイン)も本年秋に引退する模様です。

この宇治交色が登場したのは1983年。
京阪宇治交通(株)の創業60周年を記念したものであり、既存の車両も順次この新しいカラーに変更され、以降2000年までに導入された車両がこのカラーとなりました。

京阪宇治交通は2006年に解散、樟葉・男山・京田辺地区は京阪バス(男山、京田辺営業所)、宇治地区は京阪宇治バス(宇治営業所)→京都京阪バス(八幡営業所)にそれぞれ継承されます(正式に言うと、京阪宇治バスは京阪宇治交通の子会社として設立。親会社の「京阪宇治交通」運行エリアが京阪バスに吸収され、京阪宇治バスが京阪宇治交通の事実上の後継会社となった)。京阪宇治交通の創業地・宇治田原方面に路線を持つ京都京阪バスが、宇治交の伝統を受け継いでいます。

京都京阪バスには年式の古い一部車両に旧・宇治交色が残っていたが、最近は京阪バスからそのままの色で移籍するものもあったりして、少々複雑になっています。一方、京阪宇治バス時代に京阪バスから移籍した古い車両たちは旧・宇治交色に塗装変更されたが、大半は既に引退したものの、日野ブルーリボン1台(社番2314)だけが本年夏まで現役でした。2314は1992年式(社番1桁目の「2」が年式を示している)で、およそ26年間にわたって活躍していたことになります。


『近鉄沿線ディープなふしぎ発見』(天野太郎)に一つ面白いことが書いてあります。

それは、

近鉄京都線の駅からなぜか京阪バスが発着するワケ

もう少し正確に言えば、京阪バスのほか、同じ系列の京都京阪バスも発着しているのですが。

近鉄京都線の駅から発着するバスは

近鉄バス・・・竹田、向島
京阪バス・・・京都、竹田、新田辺
京都京阪バス・・・向島、小倉、大久保、寺田、新田辺
奈良交通・・・新田辺、三山木、新祝園、山田川、高の原、大和西大寺

が挙げられ、新田辺以北は基本的に京阪バスグループのエリア、新田辺以南の奈良側は同じ近鉄傘下である奈良交通の縄張りとなっています。かつては近鉄バスも京都駅や桃山御陵前、大久保に乗り入れていたし、京都-奈良間を結ぶ長距離路線もあったが、向島ニュータウン関係を除き軒並み撤退。

さて、京阪グループのバスが近鉄京都線沿線の北半分をカバーしている理由ですが、それは近鉄京都線の成り立ちと密接に関わりがあります。

近鉄京都線(京都-大和西大寺)は奈良電気鉄道によって1928年開通。奈良電鉄は近鉄の前身である大阪電気軌道と京阪電鉄の合弁会社としてスタート。戦後の1950年代、奈良電の持ち株比率は奈良電・近鉄・京阪でそれぞれ3割程度。しかし、奈良電の業績は伸び悩み、1959年頃から近鉄は奈良電の経営再建に参画しようと、積極的に株の買占めを行う。近鉄に過半数の株を握られ、残りはほとんど京阪となっては、奈良電には経営権はないに等しい。そこで奈良電は近鉄・京阪のどちらかに吸収されることを迫られる。最終的に、奈良電を近鉄の傘下にする代わりに、京都-奈良間のバスも含め沿線のバス事業を京阪に譲渡する、という折衷案で落ち着いたと言います。

その結果、近鉄京都線沿線の北半分は京阪グループのバスが運営することに決まり、今日に至ります。かつて京阪バスが京都-奈良間の路線を持っていたのも、上と同じ事情によるものです。

ちなみに、奈良電と京阪は終戦直後から丹波橋-京都間と丹波橋-三条間で相互乗り入れも行われていたが、奈良電が近鉄に吸収され、京都線を含めて近鉄の架線電圧1500V化により、600Vのままだった京阪との直通運転が不可能となり、1968年に廃止されました。





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松井山手駅に京都京阪バス【17】号経路・イオン久御山行きが乗り入れるようになりました。
松井山手での緑のバスには新鮮さを覚えました。ここに乗り入れる京阪バスも、京阪宇治交通からの同じ緑色のバスはあるが、徐々に数を減らしています。


2018年3月17日、京都京阪バスダイヤ改正が実施される予定です。

主な内容は

○JR松井山手~まちの駅イオン久御山系統開通(【17】【17A】号経路)
○新田辺宇治田原線の一部便を「湯屋谷」まで延長(土休日ダイヤのみ、【62D】号経路:1日2往復)
○朝・夜時間帯の一部便減便

です。

http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topics2018/0307-kaitei.pdf



大阪・京都間のバス乗り継ぎルートについて、かつては京阪バス【1】号<京阪京橋~寝屋川市駅>、【16】号<寝屋川市駅~枚方市駅>、そして【52】号<樟葉駅~中書島>などを利用することが可能でした。現在では直Q京都号<なんば~京都駅>一本で移動することはもちろん可能だが、「直Q・高速バスを使わない」という条件だと、例えば次の乗車経路が挙げられます。

【大阪駅前】~(大阪市営バス34系統)~【守口車庫】【土居】~(京阪バス9A号)~【大日駅】~(京阪バス1・4・5・6号)~【寝屋川市駅】~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス26号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統:2018年3月17日開通予定)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統)~【京都駅前】


【大阪駅前】~(大阪市営バス36系統)~【門真南駅】~(京阪バス7号)~【門真団地】~(京阪バス1・2号)~【京阪大和田駅】~(京阪バス14号)~【寝屋川市駅】~~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス26号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統:2018年3月17日開通予定)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統)~【京都駅前】

本年3月17日、京都京阪バス松井山手久御山線が開通予定ですが、現行では枚方市~京都市間は新田辺・宇治田原・宇治を大回りする、もしくは徒歩で木津川を渡って上奈良(八幡市)~下津屋口(久御山町)を結ぶ、といった工夫が必要です。

枚方市駅~松井山手駅間の【26】号経路は毎時1本の運転で本数は多くないが、代替経路として、

【枚方市駅】~(京阪バス39号)~【樟葉駅】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス70・72号ほか)~【杉】~(京阪バス82号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス70・72号ほか)~【穂谷】または【穂谷口】~(京阪バス79・81号)~【近鉄新田辺】~(京阪バス67D・66A・66Bほか)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス27・29・38号)~【峠】~(徒歩)~【本郷】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

なども可能です。また、香里園や寝屋川市駅から枚方市駅を経由せずに、

【京阪香里園】~(京阪バス14号)~【津田駅】~(京阪バス72号ほか)~【杉】~(京阪バス82号)~【松井山手駅】

【寝屋川市駅】~(京阪バス41B号ほか)~【星田駅】~(京阪バス15号)~【京阪交野市駅】~(京阪バス14号)~【津田駅】

なども可能ですが、本数は少ないので注意(津田駅~津田西町間は徒歩で穂谷方面行きに乗り継ぐほうが早い)。

大阪駅~守口・大日間については、上記のほか、一旦淀川を渡る

【大阪駅前】~(大阪市営バス37系統)~【上新庄駅北口】~(京阪バス9A号)~【大日駅】


も面白いでしょう。


既にご存知の方も多いかと思いますが、来年春、松井山手駅と久御山町を結ぶバス路線が運行開始となります。ここ数年、減便縮小のニュースが続く中、久しぶりの明るいニュースです。

http://www.kyotokeihanbus.jp/01rosen/aeonyamate/yamate1.pdf

運行経路は、

JR松井山手駅~高速京田辺前~あかねヶ丘~美濃山口~岩田北~八王子~京都岡本記念病院~久御山工業団地~まちの駅イオン久御山店前

で、概ね第二京阪に寄り添う形となるが、八幡市岩田地区および久御山工業団地を経由していることも一つのポイントでしょう。京都京阪バスとしては初めて八幡市・京田辺市松井山手地区に路線を持つことになります。本数もかなり多めに設定されるようです。

松井山手~久御山系統運行開始後、中書島系統との乗り継ぎで京阪バス大阪地区と京都地区の新たな橋渡しルートにも活用できそうです。

京阪バス八幡・京田辺地区路線も近い将来、京都京阪バスに移管される可能性が考えられますね。


昨年5月に閉店した宇治市・イオン大久保店の建物が解体されることになったようです。

イオン大久保店は1979年、「ニチイ大久保店」として開店。その後、サティ→イオンと変わりながら37年間営業を続けてきましたが、近隣のジャスコ久御山(イオン久御山)開店などの影響も受け、売り上げは減少した模様です。イオン久御山へは近鉄大久保から京都京阪バスが発着しており、イオン大久保とバス1本で結ばれていました。

大久保周辺にはイズミヤもあるが、こちらはイオン大久保店よりも8年古く、建て替えも視野に入っていることでしょう。

イオン大久保店を解体へ 京都・宇治、強度不足理由に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000011-kyt-soci


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近鉄新田辺駅には京阪バス・京都京阪バス・奈良交通の3社バスが発着。

かつては奈良交通は新田辺から山城大橋以東、JR奈良線沿線井手町方面、また枚方市との府県境手前の茂ヶ谷行きなどもあったが、軒並み撤退。現在、主に同志社大学関係の路線のみとなっています。平日ダイヤこそ本数はそれなりにあるが、休日ダイヤは2時間に1本程度へ激減。

京田辺市内の奈良交通は京都営業所(宇治市大川原)が担当。新田辺まで国道24号線~山城大橋経由で長距離回送しています(以前は車庫からの送り込みで新田辺までの路線もあったが)。京都営業所は加茂駅~和束町小杉系統も担当していたが、近年平城営業所に担当替となりました。

なお、隣の精華町内の路線は平城営業所の管内です。

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京都京阪バスブルーリボンシティ1384です。
元・京阪バスW-3806でした。
京阪バス在籍時代は方向幕だったが、移籍時にLED化改造を受けました。
塗装はそのままなので、京阪バスW-3831以降とそっくりですね。


京都市内から宇治方面への道路といえば、国道24号線、または府道7号線がメインルートだろう。
第二京阪(油小路通)経由久御山町から宇治市へ抜けることも可能だ。

しかし、メインルートは渋滞しやすく、あまり走りやすいとは言えない。
特に府道7号の六地蔵付近は大型商業施設が集積しているため、渋滞が発生しやすい。

宇治へは宇治川左岸の築堤を通る府道241号<向島宇治線>が快適な抜け道としておススメ。
観月橋南詰を左折し、そのまま道なりに進むと、宇治橋西詰に至る。
交通量が少ないため、途中信号は1箇所しかなく、心地良い川の風を浴びながらの走行は何よりだ。
JR奈良線の踏切を跨いで宇治橋西詰に到達する。

宇治から城陽市へは、府道15号線<宇治淀線>(→JR新田駅踏切付近で渋滞)よりも、琵琶台・宇治市植物公園・立命館宇治高へ回るほうがよいだろう。

そういえば、宇治川花火大会は2014年の台風で中止になって以来、去年まで河川水没などによる安全確保を理由に中止が続いていたが、今年は3年ぶりに再開する見通しがついたそうだ。開催日程は従来の8月10日よりも早めて8月5日ごろの方向で進んでいるらしい。

折りしも2013年の福知山花火大会では爆発事故で死傷者が出たため無期限休止となり、京都府下の大規模な花火大会が消えて意気消沈としていたが、今年の宇治川の再開に期待したい。


八幡市・八寿園福祉バス廃止で、京阪バスではレアな富士重8Eの特定専用車W-5003の動きが注目されていましたが、京都京阪バスに移籍(→0478)しました。

先月末の新名神(城陽-京田辺八幡間)開通のイベント輸送で元気に活躍していたそうです。

八幡市 八寿園福祉バス廃止
http://katanogawara.blog.jp/archives/16944339.html


2月25日の京阪電車ダイヤ改正に合わせ、京都京阪バスのダイヤ改正が実施されました。

公式ホームページに発表されているダイヤ改正の詳細は、以下のpdfファイルの通りです。
http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topics2017/0225kaitei.pdf

今回のダイヤ改正では、宇治田原方面への路線系統の本数が大幅に削減されています。
特に京阪宇治~宇治田原系統(【180】号経路ほか)は昼間時間帯の運転本数が毎時30分→60分に半減。
新田辺~宇治田原系統(【62】【62B】【62C】)も一部の時間帯で減便されています。

他の各路線系統でも一部減便および運行区間の見直しが実施されています。
今回廃止された路線系統は、【22A】号・<久御山団地~京阪宇治>のみですが、全体的に減便の印象が強いのは否めません。

一方、深夜時間帯にイオン久御山→中書島間の直通系統(【25】号)が新設されました。



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2009年撮影。
新エアロスター投入前でした。

高槻市営バスの三菱エアロスターといえば、1997年、それまで西工(いすゞ、日野)ばかりだったところに突如デビューして驚いたことを記憶しています。
デビュー当初は方向幕でしたが、行先表示機はのちにLED化改造されました。
先代エアロスターは2011年までに引退し、一部は京都京阪バスに移籍しました。

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伏見区の「西大手筋」バス停。
大手筋商店街西入口の前で賑わっている。商店街を真っ直ぐ東へ歩けば、京阪伏見桃山・近鉄桃山御陵前駅、御香宮へ。

「西大手筋」バス停には、京都市バス、京阪バスのほか、京都京阪バス【25】(イオンモール久御山経由近鉄大久保行き)も発着している。写真は元・高槻市営バスだった京都京阪バス8344号。京阪バスは醍醐バスTN行き【6】号と京阪淀駅・竹田駅西口行きの【24A】号が発着。かつては、ここから樟葉駅への【52】号が来ていた。


京都市伏見区最南端の向島ニュータウン付近のバス事情について。
伏見区向島は宇治川の左岸(南側)にあたる。かつては大きな巨椋池(おぐらいけ)のあったところだが、昭和初期に干拓事業が進められ、現在は近郊農地が一面に広がる。近鉄京都線の前身・奈良電気鉄道が開通したのも、干拓事業の始まった昭和初期と比較的新しい。それまで、京都と奈良を結ぶ鉄道は、東よりへ迂回する国鉄奈良線しかなかった。

向島ニュータウンの街開きは1979年ごろであり、これに合わせて近鉄向島駅が開業する。ニュータウン内には近鉄グループのスーパー・「近商ストア」があり、バス路線は近鉄バスで、京都市バスの参入を許さず、近鉄グループの縄張りで囲い込まれる。かつて、向島NT内には、京都駅と奈良を結ぶ長距離バス(近鉄・奈良交・京阪)も乗り入れていたが、1998年までに全廃される(京阪・奈良交は1996年に廃止、1998年には近鉄バス奈良営業所も閉鎖)。向島をはじめ京都地区の路線を管轄する近鉄バス京都営業所は、以前伏見区竹田(地下鉄くいな橋駅付近)にあったが、向島に移転する。現在、向島からの近鉄バスは、ニュータウン内循環路線と<向島駅~竹田駅東口>(国道24号経由)のみで、運用車両も中型車がほとんど、往時に比べて寂しいものとなっている。かつて近鉄バスは、大阪・奈良・京都3府県で路線網が広範囲でつながっていたが、奈良県からはほぼ完全撤退、京都地区(向島)も大幅に縮小され、向島界隈の路線のみが細々と残る離れ孤島状態だ。

近鉄バスは現在、京都市バス洛西営業所の運用を委託しており、向島NTのノウハウを生かして同じ京都市内のニュータウン輸送を担っている。

向島の近く、宇治市大川原に奈良交通の京都営業所がある。奈良交通京都営業所は主に京田辺市南部および加茂駅~和束方面の路線を担当しているが、向島駅から大川原(営業所前)までの免許維持路線(毎月第二日曜日1本だけ)もある。かつては、車両送り込み目的で大川原から新田辺駅までの系統(国道24号・山城大橋経由)もあったようだが、廃止された。

近鉄バス・奈良交通のほか、京都京阪バス(旧・京阪宇治交通→京阪宇治バス)も乗り入れている。少し前まで近鉄向島から宇治市中心部(JR・京阪宇治など)へのバスが運転されていたが、現在【10】【10A】【10B】号系統・<近鉄向島~徳州会病院~近鉄小倉>が毎時1本発着するのみとなっている。イオンモール久御山、もしくは中書島・西大手筋への路線バスが欲しいところだ。例えば、

まちの駅イオンモール久御山~<府道81号>~近鉄小倉~徳州会病院~大川原~京都文教前~近鉄向島~観月橋~京阪中書島~中書島~西大手筋


なんかはどうだろうか?

<参考記事>
近鉄京都線向島駅の誕生
http://www.asahi-net.or.jp/~uk9o-tkzw/hsmukai.html

God Deer in Kasuga 向島線(→向島に乗り入れる奈良交通・近鉄バスの写真があります!)
http://www.geocities.jp/shinroku572/nako/rosen-kyoto-mukaizima.html





2年前の話になるが、久御山町にあるコカコーラ京都工場へ知人と社会科見学をしてきた。

京阪中書島駅に集合、京都京阪バス【25】号経路・近鉄大久保行きに乗車。第二京阪副道を疾走し、「まちの駅イオン久御山前」を経由、「新タマキ」で下車する。枚方・寝屋川方面からは国道1号線(枚方バイパス)でほぼ一直線のところだが、電車・バスだと遠回りとなる。少し昔なら、樟葉駅から【17】【52】号経路で久御山町まで出ていた。

久御山町は鉄道の通らない町だが、高速道のジャンクションがあり、多くの工場が立地する町ゆえ税収が多いと聞く。昭和初期まで、伏見区向島~久御山町北部にわたって広大な巨椋(おぐら)池があったが(「湖」と呼ぶほうがふさわしい規模だった)、干拓事業が進められ、近郊農業地帯が広がる。京都と奈良を結ぶJR奈良線が桃山~新田間で東寄りに大きく迂回しているのも、観光都市・宇治への利便を図ることもあろうが、巨椋池があったのが最大の理由だ。今の近鉄京都線にあたる奈良電気鉄道の開通は昭和初期と古くはない。奈良電は元々京阪資本下であり、現在の第二京阪に沿う形で伏見~東大阪~大阪を結ぶ路線を作る構想もあったようだ。

さて、コカコーラ工場の件だが、一番印象に残ったのは1960年代のCMかな・・・。「世界のお飲み物 コカコーラ」を宣伝、BGMは当時の「うたごえ喫茶」を連想させる音楽だ。



ペットボトルよりも瓶入りコーラのほうが高級感があって、氷で冷やした瓶は清涼感をいっそう引き立たせる。ペットボトルが普及したのは輸送コストを引き下げるためだが、瓶よりも安っぽく見えてしまう。そういえば、当時の国鉄の車両(165・455系電車、キハ58系、ほか)には窓のテーブルの下に「センヌキ」があった。今年岡山で登場したキハ47の観光列車「ノスタルジー」は、昭和のローカル用気動車の雰囲気に改造され、テーブルとセンヌキも特別に取り付けられ、津山線を中心に運用されている。これに合わせて岡山駅・津山駅ホームには瓶ジュースの自販機も特設されている。


1990年代初頭のことだった。
大学入試合格発表のために京都へ行った帰り、翌日が試験だというのに、バス乗り継ぎの旅で時間をつぶした。

立命館大学(京都市北区衣笠)の合格発表を見に行ったが、不合格だった。
こんなときにのん気にバス旅なんかやってる場合か、と叱られそうだが、別の大学の試験会場を下見に行く予定もあって、バス乗り継ぎの寄り道の旅に出てしまう。

さっそく、京都駅行きの市バス【50】系統に乗る。
北野白梅町、千本今出川から堀川中立売までやや複雑な経路をたどり、四条堀川まで堀川通を直進するかと思えば、四条西洞院から西洞院通に入るという、少し面白い運行経路だ。

次の目的地は伏見区内の大学だが、京都駅からだと鉄道よりもバスのほうが便利なので、【南5】系統に乗車(【81】系統でも行けるが、少し歩かないといけない)。
【南5】系統はもともと利用客は少ないため中型車で運用されていたが、ここ2・3年ほど前から伏見稲荷大社を訪れる外国人観光客が急増して混雑するようになり、増便および大型車で運用されるようになる。


試験会場の下見が終わり帰路に付くわけだが、ついバス乗り継ぎの寄り道を続けてしまう。
藤ノ森バス停で1日1本だけの奈良交通・大和八木行き(京都駅発着)にちょうど間に合ったので、物珍しさに誘惑されてこれに乗ってみることにした。そのまま奈良方面まで乗ってみたかったが、あまりにも時間がかかって翌日の試験にも影響が出そうなので(そして何よりも運賃がバカ高い)、適当なところで引き返すほうが無難と判断。もちろんのこと普段は空気輸送なので、いきなり変なところから乗ってきた青年一人の乗客に運転手さんはびっくりしておられた。「どこまで行かれますか」と訊かれるや、さてどこで降りようかな少し迷ったが、向島駅から近鉄で丹波橋へ戻ることに決め、「向島」バス停で下車。しかし、近鉄向島駅よりもかなり手前のところにあり、観月橋に出たほうが早いと思って、バスで来た道(国道24号線)をそのまま戻る。観月橋から中書島まで一駅間だけ京阪宇治線に乗る。

そして今度は、京阪バス【52】号経路(枚方営業所)で樟葉駅まで乗車。
【52】号経路は1983年に新設された比較的新しい長距離路線系統だが、やはり利用客が少なく減便が続き、2005年で廃止される。末期は中書島周辺は循環運転(樟葉→西大手筋→中書島→外環状線→樟葉)だったが、当時は狭い市電伏見線ホーム跡から発着、奥にあるターンテーブルで方向転換して折り返していた。

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中書島のターンテーブルで方向転換する市バス 現在は駐輪場となっている
(「なつかしの京都市バス写真集」より拝借)

中書島に京阪バスが乗り入れるようになったのも、この樟葉からの【52】号経路が実は初めてで、現在は醍醐方面への【6】号経路(山科営業所)および淀・竹田駅西口方面への【24】【24A】号経路(京田辺営業所)が発着している。

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京都京阪バス(旧・京阪宇治バス)維中前バス停(宇治田原町)と周りの風景写真をアップしてみました。
バス回転場と待合室が完備していて小さなバスターミナルのような感じになっています。
ここから京阪宇治、近鉄新田辺、宇治田原工業団地、緑苑坂各方面へのバスが発着します。
かつては宇治田原町のかなり奥のほうの茶屋村とか、府県境を越えて大石小学校~石山駅へのバスもあったが、廃止されてしまいました。なお、茶屋村へは町営バスの運行となっており、町営バスもここ維中前バス停から発着しています。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

京都京阪バス(旧・京阪宇治バス)【10】【10A】【10B】(近鉄向島~京都文教前~大川原~徳州会病院~近鉄小倉)は、 御蔵山線とともに他の京都京阪バス路線とは離れ孤島状態となっている。かつて京阪宇治交通・京阪宇治バスの時代は近鉄向島から宇治市街地への路線系統が発 着していたが、現在は近鉄小倉までの【10】【10A】【10B】が毎時1本のみ、しかも小型車での運用となっている。

京都市最南端の向島ニュータウン界隈は、宇治川に隔てられて「陸の孤島」と言われる地域で、もとから京都市バスの路線は無く、ニュータウン内路線は近鉄バ スによって運行されている。近鉄バス以外では、上記京都京阪バス【10】系統シリーズが乗り入れているほか、奈良交通【75】【76】が月1回のみ運行さ れている(免許維持路線)。この【75】【76】系統は向島~大川原間(奈良交通京都営業所前)のみの路線で、京都京阪バス【10】系統と重複している。 かつては近鉄・奈良交・京阪バス3社共通運行の京都奈良線も向島ニュータウン内に乗り入れていた。

さて、京都京阪【10】系統シリーズについてだが、近鉄小倉から「まちの駅イオン久御山店」へ延長することはできないものか、と思った。小倉から先、府道 81号を西へ進めばイオンモール久御山にたどり着く。かつて、この道路に淀方面へのバスが通っていたらしいが、近年宇治市内路線の大幅縮小が進んでいるの は残念だ。ただ、向島ニュータウン方面からイオンモール久御山への需要はあると思うので、再検討の価値はありそうだ。

http://naohiko.exblog.jp/24821730/

今春、京都京阪バス発足を前に廃止された、旧・京阪シティバス【6】号経路(久御山団地~太陽ヶ丘)。

この【6】号経路は、1982年、宇治市に京都府立山城総合運動公園(通称・「太陽ヶ丘」)が開園したことに合わせて、京阪バスの一般路線として新設されました。運行経路は、

久御山団地~日産車体~近鉄大久保~城南荘~宇治市役所~宇治文化センター~太陽ヶ丘ゲート前~太陽ヶ丘

で、京阪宇治交通(→京阪宇治バス→京都京阪バス)【47】号系統と共同運行の形でスタートしました。

運用担当は当初洛南営業所で、宇治淀線とともに宇治市~久御山町内では、地味ながらも京阪バス一般路線網を形成していました。

当初、太陽ヶ丘へは、京阪宇治交通のみの乗り入れが想定されていたが、京都府企業局は京阪バスにも運行を要請、京阪バスも路線免許を取得し、路線新設に至ったという経緯のようです。

1985年12月に、京阪バス淀・宇治地区路線再編に伴い、【6】号経路は宇治淀線【4】【11】号経路などととともに、枚方営業所に移管。以降、大阪ナ ンバーの京阪バスが宇治市・久御山町にて営業運用をすることになるわけですが、1996年2月には洛南営業所担当に復帰。その後、1999年より子会社の 「京阪シティバス」が担当。

やはり利用客が少なかったのか、2012年11月の大久保駅前ロータリー完成に合わせたダイヤ改正で、土曜・休日ダイヤのみの運行となりました。
また、運動公園閉園時は、太陽ヶ丘ゲート前で折り返し。

残念ながら一度も乗ることなく、2014年3月31日、「京阪シティバス」「京阪宇治バス」を統合して「京都京阪バス」発足の前日に、廃止されました。

京阪バス【6】号経路のほか、近鉄大久保からは京阪宇治交通(→京阪宇治バス)がいろんな路線系統を持っていたが、現在は大久保駅前からの直通系統とし て、京都京阪バス【240】【240A】【250】【250A】が宇治友が丘(立命館宇治高校)経由で運行されています(ただし、「太陽ヶ丘ゲート西」下 車。「太陽ヶ丘」への直接の乗り入れなし)。

http://naohiko.exblog.jp/22205658/

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